いつも新しい日本

しばらく休止状態のストーリー独断を先に進めようとして、１７巻を読んでみたけれど、ふとレイザーとのドッジボール戦後、ゲンスルーとの対決直前までどれくらいの時間が経っているのだろうと考えてみた。タイムテーブルは今までそんなに意識していなかった。
　書き留めてみると、１７巻の中では２７日が経過している。その経過が認識できるように、作者は登場キャラクターの言葉に日数を含ませ、時間の経緯を語らせている。計算ずくめのダイアグラムと言うわけだ。
　これを追うのも面白いかもしれない。しかしただ時間を追うだけでは年表に過ぎなくなってしまう。これも価値があるかもしれないが、どうもしっくり来ない。一工夫してみようかと、また思案ストップ状態。

このごろ寒くなって、コタツに入る時間が長くなっている。好物のポップコーンを食べながらアイデアをひねり出す。野ブタが気になったり、義経を眺めたり。コタツとテレビは切り離せない。

このあいだ横浜みなとみらいへ初めて行ってきた。現代的な都市感覚。あの”ロングラブレター”の舞台となった地。はるか未来からこの現代を眺めるあのストーリーを思い出して、またまた感動に浸る。建て替えられて、新しい時代をいつも迎えている日本の伝統。”いつも新しい日本”は大好きな言葉。
　
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(H17.１２.１８)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-　宗春 -