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遺言　−うれたまさん 遺言 『爆弾魔（ボマー）』ボゴッ！！腹を殴られた・・・コイツ強い・・・・・・・だんだん意識が薄れていく・・・・薄れていく意識にコイツは話しかけてきた・・・・『オレは爆弾魔（ボマー）だ。お前の体に爆弾を仕掛けた。　オレは対象に触れ、ある"言葉（キーワード）"を言うことで　爆弾を仕掛けられる。その爆弾が爆発すれば確実に"死ぬ"と　言っておこう。さて、その爆弾の解除方法だがオレに触れて、　"ボマー捕まえた"といえば爆弾は解除される。しかしオレは　もう一つの能力、一握りの爆薬(リトルフラワー）という、バス　ケットボールくらいのものを爆破する能力でそれを阻止する。』・・・コイツ・・・ヤバイ・・・・『作動したね。せいぜい派手に死んでくれ・・』それからどれくらい気を失っていたかわからない。しかし、変な時計音ですっかり目が覚めた。よく見ると腹に何か着けられている。数字が減っていく・・・125、124、123、122・・・・！まさかっ。爆弾！ヤバイ！ここはどこだ？うす暗い！？遠くに人の声が聞こえる。そうかここは民家の物置だ。人の声のするところに行ってみよう！オレは無我夢中で走った。そういえば選考会で受かった奴何人かこの町にいたはず。会えば何とかなるかもしれない。広場に出よう！間に合うか？23、22、21、20・・・・・・・・・・・・・・・ちきしょ〜〜〜！・・・・・・こうなったら人生最期の念だ！・・・・・・・・・・・・・・・復讐の代理人（リリーフリベンジ）！　　　　　　　　　　　　 解説しよう！この能力は、自分が殺されたとき発動する能力、いわゆる復讐の能力である。自分の死体を見た能力者の誰かが必ず敵を討ってくれるよう運命が導かれるという能力だ。　　　　　　　　なんともオレには全くメリットのない能力だ。こんな能力持ってて性格悪いな、オレ。ああ、思えば体鍛えてばかりの人生だったな・・・彼女欲しかったな・・・・３、２、１・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　 うれたま

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