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HUNTERXHUNTERの謎
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アイコンI・F(カイト偏・続完結) −mimiさん

I・F(カイト偏・続完結)
      
 二時間かけてやっとついた。
ジンさんが歩いている途中話してくれたのだが、女の人はビスケット・クルーラーといい、容姿は子供だが、もう結構な年らしい。あと、ウィングってオレと同じくらいだけど、なんかボゥッとした男の子ともう一人はバトル好きそうな男の子だ。(のちにクラピかの師匠になる人だけど、名前がわからないのでこの子に名前は付けませんでした。)
その森はなんとも不気味だった。あまり日の光が入っておらず、湿気が多い。
ビスケは無言でオレに行けッと言った。そろそろと少し歩いて、思った。ちょっと待てよ?おれ、素手で戦うのか?そーれはちょっと無理だよな?
「あの、オレ武器とか持ってないんですけど・・・」
そういうとビスケは、
「ウィング。なんかあんたの武器かしておやり。」
そういうとウィングはオレの方へよってきて日本刀を俺に渡した。
「ありがとう。」
受け取った時、ウゥングはオレに小声で言った。
「彼らは鏡ですから」
そういうとまたもとの場所に戻っていった。鏡??鏡ってどういう意味だ?もうちょっとなんか分かりやすいヒントくれよ・・・。
そう思いながら前に出てくると、4,5匹の犬みたいなのがでてきた。
「犬?」
そうつぶやいたが、ちょっと待てよ?ッと思った。幻魔獣がこんなにかわいいはずがない。もっと恐ろしそうなのの筈だ。こでは、オレを油断させようとしてるのか?ッと警戒していると、幻魔獣は見る見る大きく恐ろしい形へと変化していった。
「!?」
でかい・・こんなんにかなうのか?はやく殺さなきゃ!!そう思ってる間に幻魔獣はどんどんと進化して、牙も相当の大きさになっていた。
俺にかなうのか・・・最初はあんなにちいさかったのに・・。俺の家にいた犬くらいの大きさだった。そういえば犬も殺されたのかな?俺の大事な家族だったのに。家族・・・か。こいつらにも家族いるのかな?守りたいって思ってるからこんな風に威嚇するのか?そうだよな・・もとはといえば俺達がこいつらのテリトりーに侵入してるんだもんな。あの、『村狩り』の賊みたいに。そう思うとだんだん戦えなくなってきた。この魔獣にも心はあって、俺達と同じなのにただ姿かたちが違うだけ襲うのは、俺にはできない。
カイトは日本刀を捨てた。そして、あぐらをかいて、いった。
「俺はお前を殺さない。お前の守りたいもん守れ。」
そういうとカイトは目を瞑った。殺されるのはいやだけど、『村狩り』のやつらとは一緒になりたくない。強くなりたいけど、そんな一方的に考えの強さはいらない。すると、カイトの手に摺り寄せてくるものがあった。ビクッとして目を開けると最初のかわいらしい犬が尻尾振っておれになついていた。
「試験は合格だな」
ジンさんだった。
「?」
「幻魔獣はな、人の心を読み取って悪にも善にも姿を変える。最初、お前はこいつを怖い、殺さなきゃって思っただろ?だから、こいつは悪の姿になった。でも、お前の心が善になったから、こいつも善の姿になったんだ。」
「オレ、こいつにも家族がいるんじゃって思ったら殺せなかった。オレ、家族殺されてるからその気持ちはよく分かる。そんな思いさせちゃダメだって思った。」
「それが一概に正しいわけじゃないけど、今回はその考えで助かったな」
「正しくない時って?」
「まぁ、それはおいおいね。ってことでビスケ、約束は約束だからな。」
「はぁ。いいけど、面倒は全部あんただわさ」
「はいはい。んじゃ、とりあえずどっこ行こうかねぇ!」
「バカ。まずは当分ここらへんで修行よ」
「だってカイト。スパルタでがんばりましょう。」
「はい」
本当によかった。ハンターになるのは大変かもだけど、オレはこの人に教えて貰えるんだ!!
mimi






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