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HUNTERXHUNTERの謎
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アイコン時計仕掛けの猟犬 −序文− −カスカさん

時計仕掛けの猟犬 −序文−

遠ざかる汽笛の音を聞きながら顔を上げると、見知らぬ町並みが何食わぬ顔で俺を出迎えた。東の空に昇った朝日の光が目にしみる。汽笛の音が聞こえなくなるのとほぼ同時に俺は呟いた。「たまにはのんびりと一人旅ってのも悪くはないな。」「ワンッ!!」愛犬がすかさず抗議する。「ハハッ、悪い悪い。一人じゃあ無かったな。」                                                            俺は念能力という特殊な能力を使える。特殊といってもハンターにとってそれは常識だった。そうはいっても俺はプロのハンターではない。ハンター以外で念能力を使えるやつは比較的めずらしいと言っていいだろう。その念能力を使って仕事をしていたのだが、数日間の休みが取れたので旅行をすることにした。そう決めたまでは良かったのだが、いざ旅行に行くとなると恋人もいなければ一緒に旅行に行くような友人もいないので一人旅…ではなくて一人と一匹旅をすることになったのだった。                          continue

カスカ






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