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HUNTERXHUNTERの謎
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アイコン少年(八話目) −RYOさん

少年(八話目)

【寺の中にある道場】

師範「君は少年院にいたんだって?あの強盗・・・。関係なし話をしたね、すまない。」
少年「いえ・・。」
師範「話を続けよう。君が少年院にいる間、実は念能力者が犯罪を犯すようになってしまった」
少年「・・・・。」
師範「一般人に念を使ったらどうなるか、君はわかっているだろう、見るも無残なものばかりだ」
師範「しかも最近になってそいつ等が手を組むようになってきた・・。」
少年「・・・、それがさっき言っていた輩達か・・。」
師範「ご名答。念能力者を止めるには能力者にしか無理だ。そこで冨樫先生に相談してきた奴らは皆ここに来るように言われている。なさけない話が何人か犯罪者グループの方に行ってしまった奴もいるがね・・。」
少年「そこで俺にもこっちでそいつ等を止めてくれという事か・・」
師範「あぁ、特に今はこっちにも攻撃をしかけてくるようになった、我々の存在は邪魔だからな。」
少年「いいだろう。前から分かっていたことだった。止められるのは俺しかいないと」
師範「・・・いや。ここには約20名の念能力者がいる。君一人じゃない・・・。」
少年「そうだな・・」
少年「一つ聞きたいのだが、今俺の念はどれ位のレベルだ?そのグループを止められるのか??正直な話、さっきのが初めての念能力者との戦いだ。それに大分我流で磨いてきた・・。」
師範「さっきのが初めてなのか!?師匠もいないのに・・・。凄い修行をしてきたんだな・・。」
少年「で、どうなんだ!」
師範「レベル的に言ったら君は相当上のほうだよ。おそらく私以上だろう。正直あそこまで我流で強くなれるとは・・・驚いているよ・・。」
師範「だが!上には上がいる。実際にここにも私以上の能力者はいる。そして犯罪グループにも・・。奥の部屋にいる師範代がここの実力NO1だが、同じようにグループのリーダーも同等の力を持っている」
少年「そうか・・。では実質NO2、3の力量次第でこの先決まるということか・・」
師範「するどいな。とりあえず話の流れはわかっただろう。」
少年「あぁ。まず俺はどうすればいい?」
師範「まず師範代と話をしてきてくれ」
少年「わかった」
師範「君には期待しているよ。念能力者との戦いを重ねれば相当強くなれるだろう。ここには君が全力で戦える相手もいる。」
少年「わかっていたのか・・・」
師範「だてに師範をやっとらんよ。強さだけが大事ではないからな・・」

トン

師範代「どうぞ」

スッ

師範代「話は聞いたかい?」
少年「あぁ、俺はどうすればいい」
師範代「まず『練』を見せてもらっていいか?表との戦いの時とは違う全力でな」
少年《この人も・・・。レベルが違うな・・・》

ズォォ!!ゴォォオォォオオ・・・

【道場】師範「なっ!これほどのオーラか・・・」

師範代「ホォ・・・。」《いい練だ・・。おそらく我流で磨いたのだろうが基礎がちゃんとしている》
少年「生意気かも知れませんが、師範代の『練』見せてもらってもいいですか?」
師範代「いいだろう。いいものを見せてもらった」

ブォ!ゴォォォォ・・・・・・カッ!!ズドォォン!!!!∞ビリビリッ

少年《!!!!・・・・格が違う…。これほどまで差があるのか・・・・》
師範代「そこまで差はないさ。ここで修行すればすぐ追いつく」
少年《心が読めるのか??》

師範代「参騎衆!」

ズタッ! ダンッ! スッ!

「参騎衆が一人!通称『奇術師!』」
「参騎衆が一人!通称『灼熱の炎!』」
「参騎衆が一人!通称『疾風!』」

師範代「一ヶ月でコイツをお前らと同等のレベルまで引き上げてくれ」
参騎衆「ハッ!」

師範代「強くなって帰って来い」
少年「あぁ。俺は誰よりも強くなって見せる!」
RYO





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