ファイナルファンタジーII データ補足
熟練度…武器や魔法を使用したときの熟練度の上昇に影響します。
熟練度は基本的に下記の計算式であがります。
武器・盾の場合…熟練度上昇値 = 熟練度 + 2 - 武器レベル
魔法の場合 …熟練度上昇値 = 熟練度 + 4 - 魔法レベル
ただし、これは戦闘中1回だけ適用されます。次のターンで同様の行動をとった場合は 1 だけ加算されます。違う魔法を使った場合は計算式のとおりの熟練度が加算されます。
(例)敵の熟練度が 5 で レベル1 の魔法を唱えた場合
熟練度(5) + 4 - 魔法レベル(1) = 8
であり、1回唱えるとその魔法の熟練度が +8 されます。ただし、次のターンで同様の行動を取っても +1 ずつしかカウントされません。
また、計算結果がゼロ以下(マイナス)の場合は熟練度はカウントされませんが、次のターンで同様の行動をとれば+1回分ずつカウントされます。
(例)敵の熟練度が 5 で レベル10 の魔法を唱えた場合
熟練度(5) + 4 - 魔法レベル(10) = -1
であり、1回唱えると-1(熟練度変化なし)、2回唱えると0(熟練度変化なし)、3回唱えると+1(熟練度+1)…となります。
つまり、この場合は1回の戦闘で3回以上同じ魔法を使わないと熟練度が上がらないという事になります。
主な出現場所…そのモンスターが出現する大まかな場所。実際はもっと色んな場所で出現するモンスターもいますが面倒なので省略します。
使用魔法・特殊攻撃…モンスターが使用する魔法や特殊攻撃。(単・全)の表記は標的が単体、全体かを表しています。数値はその魔法のレベルを表しています。
敵の特殊攻撃のうち、「くさいいき」「ブラスター」「エリクサー」の3種類は名前が5文字であるため、画面上に於けるレベル表示にずれが生じ、正確なレベルが表示されません。
ROMデータをいじって無理矢理4文字に替えるとレベル表示が正常になります。
ちなみにこれらの特殊攻撃を仕掛けてくる敵のレベルは以下の通り。
くさいいき…ゴーギマイラ(レベル6)、スフィンクマイラ(レベル10)
ブラスター…クアール(レベル10)
エリクサー…皇帝(竜巻)(レベル15)
耐性…その属性に対する耐性。ダメージ系の魔法は効果が約1/2、確率系の魔法は効果が無いことを示しています。
吸収…その属性の魔法を受けるとHPが回復されてしまいます。
弱点…その属性に対する弱点。ダメージ系の魔法は効果が約4倍、確率系の魔法は高確率で効果が現れます。
(注)ストーンゴーレムの場合、耐性と弱点の両方に毒の属性があります。この場合、耐性の影響で効果が1/2され、さらに弱点の影響で効果が4倍されますので、結果的に 1/2 × 4 = 2倍のダメージになります。ミスリルゴーレムも同様のことが言えます。
所持金・アイテムテーブル…戦闘終了後に得られるギルやアイテム等は、モンスター1体当たり8個のテーブルの中からランダムで決定されます。アイテムが選択された場合、そのモンスターからギルは得られません。一番左にあるのが入手しやすく、右側になるにつれ入手しづらくなるようです。