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プラグ交換

キャブレターを分解清掃、
バッテリー・オイル・ガソリン新品交換、
それでもエンジンが掛かりません……。

いや正確には、一度だけエンジンが吠えたのですが、
すぐに止まってしまいました。
……あと残る原因は……
と考え、最後の望みに賭け、
プラグの交換に挑戦しました。

コレで直らなければ、バイク屋さん直行です……。

 とりあえずタンクを外したところ。
赤丸
がプラグ位置

 プラグ=キャップの根本を掴んで、上へグイグイッと引き抜く。
ネジ状ではないみたいなので何度か左右にグイグイしてたら、抜けました。

 キャップが抜けたところ。(結構、長い)

 ホームセンターで1400円くらいの磁石付きプラグレンチ、径は16mm
(磁石付きじゃないと、プラグを穴から抜くのにかなり不便)

 レンチをキャップが外れたプラグの穴へ差し込む。
(ゴミが入らないように注意!)

 プラグレンチとラチェットとを合体させる

……微妙に回しにくい……
コード類に当たり1/5回転ほどしか回らないが、
空回りするまで、気長にカチカチと回して外す。

外れたら慎重にプラグを引き抜く。
あまり磁石が強くないので、
ちょっとした振動でプラグが外れて中に落ちてしまう。

新しいプラグをレンチに咬ましたら、
抜いたのと逆順で取り付ける。
新しいのにはガスケットが付いているので、
最後を少し強めに回して、
ガッチリ付けましょう!!

 南海部品で買った1本400円くらいのヤツ(良いのは1400円もしたの……)
NGKの『2086 CR8HSA』ってプラグらしい(対応表を見て買いました)

そしてコレが、エンジンの中で2年間ほど眠っていたプラグ左右

……ドロドロ……
良くコレで、エンジンが掛かったモノだ……
……まぁすぐに止まったけど……

プラグを替え、スターターボタンを押したら、
エンジン絶好調!!
アイドリング安定!!

2002年5月21日
およそ3年の眠りを終え、
ここにZZR250が復活したのです!!


プラグ清掃

04年12月19日追加

大整備週間でタンクを下ろしたので、ついでにプラグの調子を見てみました。
イリジウムにしてから、2年目の冬。およそ、6000kmほど走行しました。

と言うか、イリジウムにしたコト、ココには書いていませんでしたね…。
イリジウム、いいですよ〜。
特に冬場、エンジンの始動性能が良くなります。
(新しいプラグに替えたせいかもしれませんが…)

左側右側

外周にカーボーンのカスが付いていますが、
とりあえず白い碍子(ガイシ)がちゃんと見えているので、カブり気味ではなさそうですネ。
でも、ネジ山に染みたOILが気になる…。
こんなところにOILが染みるということは、エンジン・ヘッド関係か…。

前々からエンジン・ヘッド・カバーのシールの隙間からOILが滲んでいる件もあるので、
(液体ガスケットで滲み防止していますが…)
もう各部のシールがくたびれているってコトなのかな??

もしヘッドカバーを開く機会があれば、一緒にプラグ周りのシール類も交換してあげようと思います…。

とりあえず、汚れたカーボンをブラシで綺麗にして、戻しました。
極のギャップ(隙間)を調べたかったのですが、この時点ではシックネスゲージを持っていなかったので、
また今度、プラグを整備する機会がアレば、調べてみたいです。
基準は0.6〜0.7mmだそうです。


あと、戻すついでに、プラグの逆L字になっている外極がどっちを向いているか調べました。
なんでも、極の隙間がある方をキャブレーター側に向けると、
プラグの火花が巧く混合気全域に伝わって良い感じに爆発するそうです。

  マフラー← Γi ←キャブレター

プラグレンチとラチェットに印をつけて、トルク・レンチを使って、慎重に取り付けました。
で、どうやら私のプラグは、キャブレーター側(車体後方側)を基準にして、
左で160度くらい、右で90度くらいズレているようです。
ん〜、全く違う方向だったか…。

なんでも、世の中には『プラグ・シム』と呼ばれる、プラグ極の向きを任意の方向にムリヤリ変える薄いワッシャーみたいなのがあるらしいですが、
近所のパーツ・ショップには、置いてありませんでした。
通販で、2〜3000円くらいらしいです。

んん…。
チト高いな…。


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