(謎の黒濁液発生…)
以前、ターボ・フィルターを装着しようとタンクを外したとき、
燃料コック周辺が、異様に黒く汚れていることに気付きました。
こんな箇所…オイルが漏れたり、飛び散ったりするような箇所じゃない…
…となると、この黒い汚れの原因は…ガ、ガソリン((((
;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
漏れてる??
いや、滲み出てきている…?
早くしないと、ま、まさかとは思うけど…((((
;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
走行中に爆発炎上…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
…想像力が豊かすぎるのも問題ですね…
という訳で、すぐにパーツを注文して、交換しました。
作業に先立ちまして、タンク内のガソリンをギリギリまで減らしておきます。
外す時に軽くて扱いやすいですし、
コックを外す時に少なくとも90度くらいまでタンクを倒すことになります。
私の場合、リザーブに切り替えて、さらに近所を20kmくらい走りました。
多分、計算上は、ガソリンが1L〜2Lくらいしか残っていないハズです。
こんな感じで滲んでいました。
ちょっと拭った後だったので少し綺麗になっていますが、本当はもっと黒くベットリ汚れていました。
ガソリンが滲んだトコに埃とかが付いて、真っ黒に汚れているようです。
気付いた時は『この黒さはエンジンOIL??』とか思って、触って臭ったりしたのですが、
ガソリン臭さは無く、でもってOILのようでも無く、『いったいなんなんだ??』と途方に暮れるところでした。
まぁ、ガソリン以外に汚れる要素が無いわけで…。
コックのノブを外すには、下にあるこの部分のネジを外します。
ノブの裏には3mm程度の球体と小さなバネがあるので、落として無くさないようにしましょう…。
ノブで隠れているこのネジを外すと、コックの主要部分にたどりつけます。
ん〜、コレはやはり、漏れているんだよな…。
やっぱりオイルのような感じの色なんだけど、こんな場所にオイルなんて回っていないしなぁ…。
それにガソリンって、こんな色だっけ??
裏側はこんな感じ。
5つネジを外すと、分解できます。
中の通路をクリーナーで吹くために、とりあえずコックを外しました。
タンクの穴には、ガムテでも張っておきましょう。
ちなみにガソリンの引火点は−40度以下、発火点は約300度です。
つまり水が凍るような場所でも、300度以上の熱源があれば、引火、もし少しずつ気化していれば爆発します!!
タバコ・ライター・静電気、気をつけましょうね?
(ちなみに私、セルフGSで入れるときは静電気除去シートをベタベタ触ります)
…しかし、あの…なんか、リンゴの枝のようなモノが入っていたのですが…。
ドコから入ったの??
ついでに裏の部分も外しました。
左のダイヤフラム、厚み1mmも無いようなヘロヘロな物なので、取り扱い要注意です。
ムリヤリ外して、破かないようにね。
シールのゴムにベットリと液体が滲んでいますネ…。
今回の原因は、このシールがヘタって、ココから漏れたモノでしょう…。
考えられる要因として、
ガソリン・タンクを外す時に、コックの黒いノブ部分をサイド・カウルに引っ掛けるように乗せて、
その間に燃料ホースを外すって具合にしていたのですが
多分、その時にこのシール部分に負荷か掛かって、
より一層にヘタったのだろう…と思われます。
皆さんも、注意してくださいネ。
ちなみに今は、
100円ショップで買った角材を切って重ねて、
それをタンクとエアBOXの間に咬ませて、燃料ホースを外しています。
全部外して、パーツ・クリーナーでガソリンの通り道を吹きました。
と思ったら、ダイヤフラムの棒りトコに、Oリングのシールが付いたままですね。
左・旧 右・新
古いほうは、微妙に角が丸いかな??
新しいシール・パーツをハメ込みます。
右上の3点が、今回交換したシール・パーツです。
部品代として、500円ちょいだったかな??
ついでに他の消耗品もいろいろ頼んだので…。
コックの部品を押さえつけている板バネのようです。
上の板バネを、溝の中に置きます。
カバーを被せて、バネと球体ちゃんも忘れずに…。
この2点が無いと、各切替位置でのクリック感が無く、目分量で切り替えないとイケナイことになります。
ノブをネジ止めして終了です。
最後に、タンク取り付ける時は、ノブの切替位置に注意してください!!
もし『PRI』の状態で戻しちゃうと、コックを下向けた途端、ガソリンがボトボトと流れ落ちますので…。
さて…今度からは、なるべくノブに負荷をかけないようにしたいと思います。
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