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ZZR冬眠計画

仕事の都合で、とある地方へ行くことになり、
もしかすると半年ほどZZRに乗られない可能性が出てきた…。
(でも、ひょっとしたら、すぐに帰ってくるかも知れないんだけどね…)
で、一番のネックになったのが、ZZRをどうするかだ。
どうにかしないと、復活計画の原因となったように、またキャブの中のガソリンが腐って、エンジンが掛からなくなる。

対処方法としては、
1ヶ月か2ヶ月に1度帰ってきてエンジンを回すか、思い切って半年ほど冬眠につかせるか…。

前者は、手っ取り早いのだが、往復の交通費がバカになにらないし、面倒くさがって帰らなかったらキャブが腐る。
ということで、ココは後者に決定。

やることは分かっているのだが、問題はZZRの整備性の悪さだ…。
フル・カウル、しかもキャブの両側面には、クソ太くて頑丈なフレームが走っている。

一苦労しそうなのは、やる前から分かっているからなぁ…。


とりあえず、ロア・カウルを外します。
本当はガソリンはタンク満タンの方が良いらしいんだけど、私は面倒くさがって、走ったままの状態になっています。

 で、バッテリーからケーブルを外します。
本当は、バッテリーも満タン充電しといたほうが良いらしいです。

 作業の際、クラッチ・ケーブルの固定具が邪魔になるので、外しました。

 キャブのフロート室の下に、ドレン用のチョボがあるので、
そこに5mmのチューブをムリムリ差し込みます。

チューブ無しでも抜けるのですが、エンジンにガソリンがかかるのって、気持ちよくないですからねぇ〜。

 こんな感じで、チューブの先を軽量カップまで垂らします。
地面にガソリンを染み込ませるよりも、原付にでも入れて再利用してやります。

 実は左側のフロート室カバーは、とある事情でゼファーのキャブ物になっているので、
ドレン・ボルトの頭が『+』ネジになっています。
ドレン・ボルトの頭の向きが、左右のキャブとも右側なので、右フレームとエンジンの隙間からドライバーを差し込みます。

100円ドライバーが、ギリギリ届きました。
ちょい斜めなので、あまり強いトルクを掛けられません…。
しかもドライバーの柄のゴム部分がフレームに当たって、本当にムリムリ回している感覚があります。

ん〜、でも車体からキャブを外す手間を考えれば、まだ手軽な方か…。

 右側も同じようにチューブを装着して、ガソリンを抜きます。
こちら側のフロート室カバーは純正なので、六角レンチで抜けます。

 ガソリンの量は、左右のフロート室合わせて70mlくらいかな?
計算してみたら、この量で1500mほど走るみたい。

と言うことは、
タンクからチューブを抜いて、1000mほど走ってその後アイドリングしたら、
今回のような面倒くさいことしなくても、フロート室からガソリン抜けるかな??

でも、フロート室の底に、いくらか残りそうだな…。


ふぅ〜、冬眠の準備はコレで完了です。
あとはカバーを掛けて、ゆっくり寝させてあげましょう。
冬眠から起こすときは、タンクのコックを『PRI』位置にして、ガソリンをしばらくキャブまで落としてから、エンジンを掛けます。

さて…、ZZRとしばらくのお別れか…。
…もしかすると、すぐに帰ってくる可能性もあるんだけどネ…。


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