ココに書いてある手順や画像や説明は、
ひでむら自身が本番のフォーク整備に向けて参考になるように作った適当なページだから、
信じちゃイケナイよ!
『へぇ〜、Fフォークの中って、こんな風になっているなだぁ…』程度に見て下さい。
決して、『この通りにやったら、分解清掃できるんだぁ!!』なんて思っちゃイケマセン!
ヘタすりゃ、フォークOILが漏れて、大惨事に繋がりますっ!!
ちなみに今回分解に使ったFフォークは
分解練習用に手に入れたZZRのFフォークなので、
すでに車体からは外れている状態から始まります。
フォークの頭です。
ハンドルを外すと、中央の穴の底が錆びていてギョッとするかも知れませんが、この部分かなり分厚いので、中まで錆びるコトは、まず無いと思われます。
手持ちのラチェットを咬まします。
普通の大きさのラチェットではなくて、少し大きいサイズのヤツです。
コレでも、まだ少し穴との隙間が空いています。
抜けた途端、スプリングの圧力で飛び出すので要注意!
スプリングを圧縮しているカラーとスプリング受けのワッシャーが入っています。
スプリングが出てきます。
バネの目の隙間が広いほうが、筒内に入っています。
オイルは真っ黒でした。しかも臭い!
ダストシールをマイナス・ドライバーでコジッて上げます。
アウター・チューブの溝の中に入っているストッパーを外します。
ストッパーの4ヶ所に凹みがあるので、そこにマイナス・ドライバーか何か引っ掛けて外します。
外す時にドライバーの先などでインナー・チューブを傷付けないように、気を付けましょう。
なんかサビサビでした。
インナーを止めているボルトをダイソーで買った8mmの6角レンチを咬まします。
ボルトがタイヤのシャフトが通る穴のさらに奥にあるので、普通の6角レンチやラチェットだと、ちょっと短い気がします。
反対側には、同じくダイソーで買った木材を削って作った自作特殊工具パート1に、同じくダイソーで買ったロッキング・プライヤーを咬まして、空転防止にします。
少し斜めにし、ロッキング・プライヤーが地面に引っかかるようにして、上から思いっきり押し付けつつ、ボルトを外します。
コレが、なかなか抜けなかったボルトです。
ねじロック剤で止めてあるから余計です…。
思いっきり木材を突き刺したので、ハマったまま、なかなか抜けなくなりました…。
コレがFフォークの中身です。
上から、インナー・チューブとシール類、
真ん中が、インナーとアウターをつなぐシリンダー、
下が、アウター・チューブです。
インナー・チューブは、内部に入れたシリンダーを介して、こんな感じでアウター・チューブと合体しています。
ちなみにシリンダーの穴の部分からフォークOILがインナー内部に出入りして、クッション性を高めているらしいので、この穴の部分も綺麗にしないとイケナイらしいです。
シリンダーの頭です。
この星型の切れ込みに引っかかるような特殊工具があれば、簡単に外せると思います。
ただいま、本番整備へ向けて、特殊工具パート2を製作中…。
アウター・チューブにはシリンダーを止めるボルト穴が貫いているので、シッカリとボルトを締めないと、フォークOILが漏れて大変なことになるかもしれません。
各シール・ワッシャー類の配置です。
左から、ダストシール→オイルシール→ワッシャー→アウターチューブガイドブッシュ→インナーチューブガイドブッシュ。
縮めると、こんな感じでアウターにハマって、フォークOILを塞いでいます。
とまぁ、こんな感じでフロント・フォークが分解が出来ます。
内部構造は分かりましたが、実際に自分の乗っているヤツを触るのは、まだ少し怖いなぁ…。
フロント・タイヤ外して、シャフトを抜かないとイケナイし、
組み立てた後、トップ・ブリッジに組み付けないとイケナイし…。
ん〜、どうすっべかなぁ…。
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