’０５／９／４

絵描鬼　～最終回『俺』～

２００５、９、４

絵描きの苦悩に擬態してクダを巻いてきた絵描鬼も当面最終回。

最後は俺の絵の話。

なんだかんだ言う割に俺は自分の絵が好きなんだなぁと最近思う。

よくクセのある絵柄だと言われるが、自分には必要だから変わってっただけで目立とうとしてる訳ではないのだ。

こんな俺でも昔は普通のアニメ絵を描いていたのだが、

日エ党の公募で愛子を生み出し細身を強調するラインに夢中になったのと、

アイドル好きになったのでマンガ風ながらもっと似せられるように画風を変えていった…

そんなのがキッカケだった気がする。

お蔭様で４割くらいのお客様には「味がある」と言われ、

残った多くのお客様には「キモイ」などと好評を頂いている（笑）

趣味が分かれる絵柄なのは自覚してるのでいいが、マツゲ描いただけで「古臭い」と言う品評は正直ショゲるｗ

あとどうにも俺の変わったクセのようだが、

人を描くときに筋肉から描くクセがある。

まぁ大それた話でもないのだがよく人を描く際に裸を描いて服を着せるって話は聞くが、

俺は裸を描く前に大まかながら筋肉のパーツから描いて行くのだ。

丁度マッチョを描く用があったのでちょっとスキャンしてみたので見よ。

ポーズとか構図とか結構マジメに考える。この殴り描きも大胸筋とかは考えてそう。

マジメに本番のあたり。ここが一番筋肉を考えている。胴体、わき腹、肩の筋肉の流れとつながりを意識。

下書き完成。　裸部分をスキャンしそびれたｗ

ペン入れして完成！　ちっと手前側の足のパースが変かな？　あと今後は課題であるペンタッチを練習したい。　

こんな感じ。

劇画コピーしてきた所為もあるのかも知れないが

人体をちゃんと描いてる、描けるのが美徳のような気がする。

本当はもっとマンガ的に噛み砕いていかなきゃイカンのだが、

楽しいしまぁ今はこのスタイルでいいかな、と思う。