不思議な少女
2002、10、16
先日不思議な少女を目撃した。
それは俺が信号待ちをしているときの事。
目の前を少女が通り過ぎた。
年の頃は小〜中学生くらい。
赤のタータンチェックのスカートと白のトレーナー。
風にたなびく真っ黒なセミロングの髪の毛。
あまりにもベタ過ぎる少女ルックに驚いた。
だが、驚いたのはその後だ。
彼女はかなりゴツめのマウンテンに少女ルックでまたがり、
かなりの前傾姿勢を取りつつ、
車道を疾走し、(国道)目の前をモノ凄い速さで駆け抜けていった。
一体何が彼女を駆り立てるのかは分から無かったが、
新たなミスマッチの美学の片鱗の様な物を感じた事は確かだった。