心理コンボ!
ココにあるのは普通のカードの組み合わせでなく、
相手の心理に訴えかけ戦局を有利に進めようとする技である。
カードゲームの勝敗には幾つかの要素がある。
技量(プレイング・デッキ構築の練度)
相性(プレイヤー同士・デッキ)
引き
の3つが主であるが、それでも直、切迫した状況になると
そこに心理戦が加えられるのである。
つまり真に迫った勝負では心理戦を制する者はデュエルを制すと言っても過言ではない!
いくつか紹介したいと思う
苦渋の選択戦法
苦渋の選択は最も多く見られる心理戦であろう。
ここで重要なのは明らかに1つに絞られるような5枚の選択をしない事だ。
たとえば5枚中キラースネークがあれば回収されるのは分かっているので蛇を残されるだろうし、
罠デッキでマキュラがいれば捨てさせてくれるとも行かぬ。
例えば手は充実してるが相手の1枚の伏せが気になり攻撃が出しづらくサイクロンを引きたい時、
どう微妙にサイクロンより良さそうで自分は要らない4枚を選択するかが勝負だ。
まんまとサイクロンを残したら心理戦は君の勝ちだ。
存分に殴ろう。
ハッタリ戦法
上にも書いたが、自分の調子が良い時にこそ相手の伏せカードは脅威だ。
一枚しかないが中は分からない。
つまり墓地にある規制以外のカード全てでありうる訳だ。
ある意味、たった一枚のカードがミラーフォースにも破壊輪にもシリンダーにも…
と、どんな致命傷カードの可能性を持ってくる。
一枚の強力カードも使えば無くなってしまうが(正体を晒し)
一枚の伏せカードはも無限の可能性の幻想を相手に見せ大いなるプレッシャーを与える。
相手の恐怖感を最大限に利用するのがこの戦法だ。
カードを一枚伏せる。
コレだけではあるが大きな牽制になる。
序盤数ターン、伏せ場がガラ空きだったら相手はどんな致命的コンボを叩き込んでくるか分からない。
ここは除去られても困らない程度のカードを何はともあれ一枚伏せよう。
むしろ「もう致命傷!」と言う時でも余裕すら見せカードを自信ありげに伏せよう。
もしかしたら相手は躊躇して攻撃の手を緩める…かもしれない。
エクゾ戦法
先日俺が編み出した超心理コンボがコレだ。
やり方は簡単。
「封印されしエクゾディア」の本体だけをデッキに入れよう。
そうしたら常にデッキの一番上に置いてしまっておく。
そして見知らぬ相手と戦う時にはさりげなく山の上のエクゾを見せ付けるのだ。
相手はこちらをエクゾデッキと思い込んでくれる事請け合い!
うまい事、開始数ターンの間にウィチクリで引っ張ってこれたらシメた物。
あいてはエクゾ対策で向かってくれる事であろう。
その数ターンの間に手を整えるのだ。
内輪戦ではまったく使えないので注意。
ショットガンシャッフル
ヘルズ商事カード部員が編み出した新作戦。
やり方は新たなる支配者のカード「ショットガンシャッフル」を相手に使うだけ。
…本当にショットガンシャッフルで…
ガッツリ曲げてバリバリシャッフルすれば相手も大事なカードを狙われ意気消沈!
上手くすれば折り目を付けてやり「カードに目印付けてる」等と審判に訴えれば
反則勝ちになるかもしれない!(目印を打つのは反則なのだ)
ってこんなの殴られるか訴えられるかだよ!
遊戯王初の禁止カードはコレだな。