プラネットライカ
ＰＳ エニックス発売 アドベンチャー
おもむろに変なゲームを作るエニックスから
超サイコなゲームが発売されていた！
それがコレ「プラネット・ライカ」！
製作、ガイア幻想紀のクインテット、脚本、クーロンズゲートの是空という、
ファンなら垂涎のカップリング！
〜ストーリー〜
火星人と接触した人類は友好の証に人間の顔をあげ、人類は犬の顔を得るも
その直後に火星人は滅んでしまい、人類は犬の顔で平和になった。
火星が吐く邪気「イーブルマインド」は人々の心に悪を、そして妄想を喚起させる。
再地球化計画の障害になる「顔の怪物の跋扈」「滅びの予言」などのアヤシイ噂を探る為
火星に向かった調査員ライカ。
彼は火星の悪の影響を受け内包する３種の人格に変容する…
キーワード
３悪…火星の人間は３種の悪人に分類される。
力を誇示し暴れる「アニマル系」、知識を誇示し人を嘲る「サイコ系」、
見得と虚栄を誇示し美に耽る「ビジュアル系」の３種である。
ライカはそれぞれの悪に感応し３種の人格になって謎を解いてゆく。
鏡が禁忌の世界で犬の顔を嫌い人間の顔に近づこうと整形を繰り返す人々、
火星に残された人間の顔の記憶と、顔の罪悪。
悪が悪でない世界に現れる滅びの預言。
「完全な悪と完全な善が出会う時、世界は再生される」
預言を遂行する為に暗躍する前調査隊隊長、ガリル大佐。
出てくる人物全てが異常者の混沌の地を舞台に「悪」と「アイデンティティ」をテーマに
火星の謎と自らの閉ざされた記憶に迫るストーリー。
ではバカゲーコーナーらしく、作中よりイカしたサイコセリフをピックアップ！
「みんな夜につかまっちまうんだ。」
「冷たいのね、そんな制服着てさ。」
「あんた、俺の頭の中を押しただろ。」
「この顔のおかげで僕は…」
「私は美のクリエイターになるの！」
「カオスがのしかかっているからな、星の名前があちこちに動いたりするんだ。」
「集めてんだよう、力を！へへ！金星からやってくる力だ、頭ん中に入って来るんだ！」
…ダメすぎる…
しかし、この作品自体はサイコでおかしくはあってもバカゲーではあまり無い。
このゲームのバカ度を急激に上昇させているのは！
敵（悪役でないのがキモ）ガリル大佐のその姿！
犬顔の人々の中、煌く様な美しい顔、
それをピクミン頭巾と全身タイツ（宇宙服）に身を包み現れ出る姿は
完全にバカマンガテイストに溢れている！！
しろー大野風味すら感じたよ。
ゲーム未プレイの方の為に俺がなぁなぁに激筆！
トゥシューズが更にヤベェ！
全編サイコ＆トラウマ尽くし、悪と毒とトラウマに溢れすぎた当作品。
その手が好きな方は絶対保護！
今や捨て値コーナーに大概ありますので…（泣）