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マーヴルVSカプコン2 

アーケード、PS、DC、X−BOX カプコン発売 2D格闘

2D格闘の大御所カプコンが一時期アメコミメーカー「マーヴル」と契約していた時に出た、

いわゆる「VSシリーズ」の最新作である。

大まかに説明するとマーヴル社は「X−MEN」や「スパイダーマン」「超人ハルク」などを擁する会社。

ストUから大幅になったアクションで人気を博したX−MENを皮切りに、マーヴルスーパーヒーローズと続き、

次いで出たのがストリートファイターのキャラとX−MENが戦う

「X−MENvsストリートファイター」であり、

以降「マーヴルスーパーヒーローズvsストリートファイター」

「マーヴルvsカプコン」「マーヴルvsカプコン2」と当時ライバル関係にあったKOFと並び毎年新作をリリースしていた。

 

そんなバックボーンを於いての最終作マヴカプ2である。

ではネタゲーじゃないのにこのゲームがバカな理由とは何か?

1・ハデ!

VSシリーズに全て通じるのだが、格闘家とスーパーヒーローでは基本スペックが違うので、

ストリートファイター達がマーヴル側に調整される事になる。

つまりチュンリーが縦2画面分ハイジャンプし、

リュウが波動砲みたいな波動拳を撃つのだ!

慣れてしまうと気付かないがよくよく考えると凄くバカっぽい。

 

2・にぎやか!

しかもこのゲームはキャラが56キャラも出る(笑)

妙にマニアックなカプキャラとか、知名度低いマヴキャラとかわんさか。普通に考えて使いきれない。

しかもこのゲームは3on3で、前線に出てるキャラ意外はKOFで言うストライカー状態でいつも助けてくれる。

なので最大画面4キャラがビーム撃つやら跳ね回るやら。

なれない者にはしっちゃかめっちゃかだ。

オマケにボスがデカキャラ。

 

3・コンセプト!

バランス調整に失敗してるだけだが、ゲームバランスが極めて悪い。

56キャラも居て、達人同士の戦いだと13体の強キャラ&他と言う扱いでしかなく、

ハメが容認されているゲームである。

このマイナスベクトルの潔さがカッコイイ。

 

4・本末転倒!

控え2選手がアシストと称し、ゲージやら特殊コマンドも無くいきなり助けてくれるので、

ムチャクチャなコンボが通ったり、抜けられるところが抜けられなくなったりとこのゲームの独特の味を出しているポイントであるが、

このシステムの為にわざわざ伝統のパンチキック6ボタンを廃止し、パンチキックアシスト×2の6ボタン制。

そこまでする必要があるのかとは聞くな。

 

5・ムーディーブルース!

BGMが前編通して何故かジャズ。

戦中はモチロン、タイトルからキャラセレクト、ゲームオーバー時までずっとジャジー。

カッッチョ良いフェイクとかがバスバスコンボを叩き込んでる間に流れてくる。

♪うぅ〜ぃえぇへぃ〜♪と言うリズムが耳に残ること請け合い。

コレが他のゲームのボツBGMばっかだって言うから泣かせる(笑)

 

正直達人たちのプレイは一体ドコのデスマシーンだ?と思う機械っぷりだが、

変なキャラがワンサカいるんで素人がガシャガシャやってもパーティゲームとして面白いので是非ともオススメ。

 

〜〜オマケ〜〜

でもカプっ子にはマヴカプ1。

2on2の比較的普通の格闘だが、登場キャラに前触れ無くキャプテンコマンドーやストライダー飛竜の

レトロカプコンキャラが登場し、背景、BGMも元のゲームを活かした物になっていてる。

また、このゲームでは回数制でゲストキャラのアシストが得られるのだが、

魔界村のアーサーにはじまりサイバーボッツのデビロット姫、ロストワールドの自機、クイズカプコンワールドの自機など

どマニアックなキャラばっかりでカプコンファンのツボを突きまくってるぞ(笑)

 

 

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