マガジンミステリー調査班〜MMR〜
作・石垣ゆうき マガジンコミックス全13巻
ストーリー
UFO、宇宙人、予言…若い読者が様々な怪現象を敏感に察知する中、
それらを調査する為に週刊少年マガジン編集部が発足したチームが、
マガジンミステリー調査班、MMRだ!
ミステリーサークルや宇宙人による生体搾取、超能力の軍事転用、臨死体験にサブリミナルや遺伝子操作、
そして多くの事象を予知したかのようなノストラダムスの大予言「諸世紀」…
彼らは実に様々な怪現象を出会い、時に実地調査し、時に科学的に分析し、謎に迫っていく…
…が問題なのは問題に迫るだけ!
宇宙人にさらわれた同僚や、暴走ゲームに当てられた読者など放ったらかし!
まぁマンガにして問題提起するのが使命と言われればそうなのだが、
それにしてもムチャクチャな展開。
読者の投稿→MMR出動→実地調査、ブチあたる壁。
科学調査やノストラダムスの大予言の勝手な解釈で乗り越え、危機仮定をするも、
次の段階では仮定を断定にすり替えさらなる危機を勝手に予感!
そして毎回起こる地球崩壊の危機!
原因は大概、核戦争、宇宙人、ナチスの残党、軍事複合体、DNAなんかの所為に押し付けられる。
リーダーキバヤシの大胆(過ぎる)危機予知と、
それに「なんだってー!!」と驚く同僚と言う構図はもはやお家芸の感すらある。
某所よりAA転載
そんなこんなで一部バカマンガファンに猛烈に支持されているこの作品。
当サークルでも先日ネタにしたばかりなので知っている方も多いだろう。
10年たった今でのその熱さは衰えを知らず、未だにネタに流用されたりする。
そして先日マガジンでの臨時復活!
作者は違えどスットコ精神はキチンと受け継がれていた。
未見の方がいたら是非とも手にとって一緒に驚いて欲しい。
「どういう事だキバヤシ!!」