G・T・A〜グランド・セフト・オート〜
PS シスコン エンタテインメント発売 カーアクション
「アメリカで最も万引きされたソフト」と言われる恐怖の洋ゲー。
「グランド・セフト・オート」…直訳すると「凄い自動車泥棒」だ。
主人公はギャングの下っ端になってボスからの命令を受け、任務を遂行する。
しかし下っ端なので「逃げた野郎を追え!」とか、「裏切り者を始末してこい」などの
小ミッションばかりをこなして行き、成功点が一定以上になると面クリアだ。
そしてそれらの任務を含めこのゲームは自動車泥棒で成り立っていて、
すべては盗んだ自動車で行われる。
まず驚愕すべきはその操作系。
○×△□の4つのメインボタンには
前進、後退、攻撃、そして車パクりボタンが設定されていて、
この窃車ボタンの性能が凄い。
置いてある車をモチロンの事。走行中の車も窃車ボタンを押すと、
おもむろにドアを開け、運転手にワンパンチ喰らわし、頂く事が出来るのだ!
そして道々に何故か落ちている重火器類。
これらや車を使い、敵への攻撃はおろか、
道行く一般人の無差別殺害や車爆破などもする事が出来る。
そして警察に追われそうになったらペイント屋で塗り替えて偽装し、
ボスからのミッション以外にも時折ポケベルに入る小さな依頼をこなして小銭を稼いだり、
盗った車を港に持って行って売り払う事も可能だ。
悪事をしすぎると警察にも追われる事になるし(ブタ箱行きで1ミス)良い事は無いのだが、
この無駄なまでの自由度が
バカフリークとバイオレンスメンの心を掴んで離さないのだ。
面が進むと重火器の種類も火炎放射器、ロケットランチャーなど凶悪なのが増え、
車も路上で戦車など盗めるらしいが、
村上兄弟は目先のバイオレンスに気を取られ全然クリア出来ないので見た事が無い。
何でも出来るが、ゲームが進むほどに
クリアをするには為には時間、リスクの掛かる無駄な事をしないと言うのも
なんだか深い所でもある。
PSなのに好き勝手やっているこのゲーム。
海外ではバージョン違い(舞台がヨーロッパ)や2、3も出ていて、
1、2が見下ろし型のアクトレイザークリエイトモード風画面なのに対し、
バイオのような客観視点になっていたりと興味は尽きないが、
国内PS本体では出来ないのが残念だ。
しかし3はPCで日本語版が出ているとの事。
是非、1共々バカゲーマー必携のバイオレンスゲーコーナーに並べて欲しい所だ。
カーマゲドンやらと一緒にな!
(俺は持ってないが…)