「みなね、ずうっと前からお兄ちゃんのことが好きなの……。
だからね。お兄ちゃんにみなのこと好きにしてほしいの…だめ?」
放課後。人気のない校舎裏に呼び出されたツクモを待っていたのは、訴えかけるような目をしたみなづきだった。
小さい肩を子犬のように震わせて、いまにも泣き出しそう。
それを見たときツクモのなかで、真っ白で汚れを知らない無垢な処女雪を自分の色で汚し尽くしてやりたいという欲望が、むくむくと鎌首をもたげた。
「わかったよ……じゃあ、そこの壁に手をついてくれないかな?」
「え?――こ、これでいいの?」
「そう、手を頭よりも上の位置において」
みなづきは言われたとおりにコンクリート校舎の白い壁に手をついて、背後にいるツクモに聞く。ちょっと不安そうな表情。
「いまからみなにこの目隠しをつけるけど、ぼくがいいと言うまで取っちゃダメだよ」
「う、うん……やぁ、暗いよぉ……なんにも見えない……」
「さて、と……」
ツクモはズボンからベルトをシュルリと引き抜くと、それでみなづきの手首を縛ってしまった。しかも、かなりきつめに。
「お、お兄ちゃん?」
みなづきは視界を奪われてドキドキしている。
ツクモは無言でスカートをまくり上げて、水桃のような尻を揉みしだいた。
両手で円を描くようにリズミカルに。指はそれぞれ別個の生き物のように蠢いて肉の弾力を楽しむ。
「お、お兄ちゃん、はずかしいよぅ………」
みるみるみなづきの顔が桜色に染まる。
ツクモは少女趣味の残る淡いピンクのパンティを思いっきり引っ張り上げて、みなづきの恥丘に食い込ませた。
「んんっ!!」
堪えるような小さい悲鳴が上がる。そのままパンティを引き上げたまま、脚と脚の間から手を差し込んで、秘所に布越しの愛撫をする。
さするように、つつくように。敏感なところを指でなぶる。そこは少しずつ熱と湿り気を帯び始めていた。
「あ…は……、ふぅ……あはぁ」
みなづきの息が荒くなってきた頃、ピンクのパンティを一気に引き下げた。
「み、見ちゃだめぇ!」
下着は太股の真ん中あたりで残して全部脱がさない。脚の自由を奪うためだ。
みなづきの秘部からはすでにトロトロと樹液が流れ出していた。パンティから秘部につたって輝く透明な糸が伸びている。
「いけないコだ……触っただけなのにこんなに濡らして。それとも、おまえはもともとエッチなコだったのかな?」
「ち、違うのっ!これは……、お兄ちゃんが相手だから……」
妹が話している途中だったが、かまわずツクモはポケットからボールペンを取り出してみなづきに突き込んだ。―――みなづきの、後ろの穴に。
「んあぁあっ!!?いやぁ、なにっ?」
突然の異物感に怯えるみなづき。目隠しをしていても、恐怖に引きつる顔がありありと想像できる。
「可愛いね。まるでしっぽが生えたみたいだよ」
ツクモはボールペンを指でつまむと、きつい抵抗力を受けながら前後に動かした。
後腔は呼吸をするかのように、ひくひくと震えている。
「ひ…、くあ、はん、やぁっ!なんか、なんか変だよぉ……」
「あんまり力を入れると痛くなるよ」
言いながら、ぐりっとボールペンを回転させた。みなづきは「くぅうんッ」と、犬のような悲鳴を上げた。
さらにツクモはポケットから極太マジックを取り出すと、みなづきの亀裂に差し込んだ。
締め付けでマジックを落とさないようにぐいぐい押し込める。秘所からあふれ出た愛液がつうっと太股までたれた。
「ひぃ、あ、はあっ!お、かしくなっちゃうよう……!」
立っていられなくなってきたのか、脚がブルブルと震えている。
舌を出してヨダレを垂らし、後腔から異物を生やしたみなづきは本当の犬のようだ。
ツクモはみなづきの制服に手を伸ばして前のボタンをひとつひとつはずしていく。パンティーとお揃いの可愛いブラをずらして、
すでに固くなっているプラムの実を指の腹で押しつぶすように擦り上げる。
「あ……!おっぱい、気持ちいい……いいのォ!」
ほとんどいじられたことのない苺色の乳首を引っ張ったり、つねったりするとみなづきは歓喜の声を上げた。
「そろそろいいかな……」
ツクモはみなづきのアヌスからボールペンを、ヴァギナからマッジクを引き抜くとズボンのジッパーをおろして、
激しく自己主張しているペニスを濡れそぼった花唇に押し当てた。
黒ずんだ亀頭で泉からわき出る愛液を塗り込むように亀裂を愛撫する。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
ペニスと亀裂からニチャニチャと淫靡な水音が響く。赤黒いペニス全体が、
みなづきの愛液でニスが塗られたみたいにてらてら輝いている。
ツクモはみなづきの細いウエストを押さえつけて一気に貫いた。
「くひいぃんんッ!!!」
ピンク色の肉壁を引き裂きながら、熱くたぎった肉棒がなかに侵入する。
(さすがにキツいな……)
「い、いたい!お兄ちゃん、痛いよ!!」
泣き声は無視してズブズブと内部にペニスを突き立てる。肉を裂く快楽がたまらない。
みなづきの頬に涙がひとしずく、つうっと流れた。
ぎちぎちの膣を押し広げ、痛いくらいの締め付けを押しのけ、強引にペニスの根本まで呑み込ませる。
「はぁっ…………お兄ちゃんの、どくんどくんって、脈打ってるよ……すっごく…あつい……」
みなづきの腹部がペニスを受け入れてもりがっている。
そのまま後ろから獣のような抽送を開始する。ぬめった肉の棒を狭いみなづきの内側がぎゅうぎゅう締め付ける。
「あっ…、あぁああっ、ぁんん……!」
緩やかに円を描くよう腰を動かすと、くぐもったあえぎ声が聞こえた。
少しずつ、ピッチを上げてみる。
ず、ずちゅ、ぬちゅ、ずちゅ、ずちゅ。
「はっ、あっ、あう、ああ、うあうっ」
淫らな水音にみなづきのあえぎが重なる。
一度中まで挿れたものを引いて、再び奥まで突き上げる。
「はぁんあああッッ!!」
「ふふ……あんまり大きな声を出すと、誰かに見られてしまうよ……」
人気はないとはいえ、学校でこんなことをしているのを誰かに見つかったら……。
しかし、みなづきがそれを考えると、さらに蜜壺から愛液が溢れてきた。
(あ、どうして…?みな、本当にエッチな子なのかな……?)
ツクモは腰を叩きつけるように動かして、子宮まで突き上げた。
「ひぃん、はげしっ、お兄ちゃん、激しすぎる……んあああ!」
静寂な校舎。落ちる太陽。停滞した空気。求め合う影と影。茜色に染まる身体。雄と雌の匂い。響く水音とあえぎ。
ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゅっ。
「は、すごい…お兄ちゃんの、スゴイよ…」
みなづきも自ら腰を動かし始めた。ぎこちない動きながらも一生懸命に快楽を得ようと、尻を振る。
その姿がとても愛おしくて。みなづきをメチャメチャにして、壊してやりたくなった。
ツクモはさらにみなづきを突き破るくらいの勢いでペニスをたたき込む。
「ん!ああ!はっ!ひいあっ!ひん!」
みなづきはそろそろ限界が近いようだ。
(く……、ぼくも、そろそろだな……)
フィニッシュに向けてスパートをかける。
ずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃずちゃ!!
あまりのすさまじさに、みなづきは声も出なかった。
身体が燃えるように熱い。脳が焼き切れる。全身が性感帯になったみたい。世界が揺れている。ツクモに揺らされている。
「くっ、みな、いくよ!みなのなかに出すよ!」
「あああっ、お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
どくん!どくん!どくん!どくん!どくん!どくん!どくん!
ツクモはありったけの精を、みなづきのなかに放出した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ…………」
ゆっくりと腰を引くと、みなづきの中心から、愛液と精液の混じった液体がごぷりと垂れた。
【終】
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