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HG ジンハイマニューバ2型 29

ZGMF-1017M2 GINN Type High-Maneuver2

2005年7月発売 1500円(税別)


型式番号 ZGMF-1017M2
全高 20.22m
重量 79.2t
武装 MA-M92 斬機刀
MMI-M636K ビームカービン
パイロット サトー(他:ザフト一般兵)

GINN TYPE HIGH-Maneuver 2
前大戦に於いて最もメジャーであり、ある意味でザフトの「顔」とも言える「ZGMF-1017 ジン」は、
主力量産機の座をゲイツに譲った後もその取り回しの良さから最後まで第一線で活躍した。

それに伴いジンには多くの派生機種が造られ、

このハイマニューバ2型の原型である「ZGMF-1017M ジンハイマニューバ」もそのバリエーションの一つである。

元々はゲイツへ移行するまでの過渡期に於いて、中継ぎ的に少数生産されたモデルであったが、
所謂(いわゆる)エースパイロットに優先的に配備されたところ評判が高く停戦まで搭乗し続けた者も多かったという。

2型は機体性能こそ1017Mと大差がないが主に武装面で大きなアレンジが加えられている。

オリジナルには無かったビームカービンと、より格闘戦を重視したシールドとサムライソード型の斬機刀を装備している。

ユニウスセブンを地球上に落下させたテロリスト達が使用していたが、

本来生産数が少ないうえに更に改造された機体が複数活動していたことを考えると、

2型は前大戦時においても特殊な部隊(件のテロリストとは限らないが)に配備されていたのかもしれない。

サトー
戦争とは外交手段の一つであり、また互いが信じる「正義」と「正義」の鬩ぎ合い(せめぎあい)でもある。
そしてその「正義」は己を囲む世界の基準によって容易く変貌してしまうものなのである。

コーディネイターとナチュラルの戦いは実質的に双方の痛み分けという形で終わった。

戦後、プラント側の戦争責任は、指導者であったパトリック・ザラ最高評議会議長の所行とされ、

その思想は「悪」となり否定されることになった。

後を引き継いだギルバート・デュランダルは戦時中には反逆者の烙印を押された
シーゲル・クラインの政治路線を継承し、また世論もそれを支持した。

だが、ザラに従い戦争に参加し、家族や友人を亡くした者達の中には

その変化を容易に受け入れることが出来ない者達も多くいたのだ。

ユニウスセブンを地球に向けて落下させたサトーたちもそんな人間である。

どうしてあの様な大規模な行動に出る事が出来たかは今だ不明な点も多いが、
彼らは戦争によって受けた傷を、世界に対しての憤りを、死んだ人々の無念と怨嗟(えんさ)を

あの様な手段でしか訴えることが出来なかったのであろう。心情的に彼らを支持するコーディネイターも多いという。


装備なし状態

基本は1型と同じく、ノーマルジンに
追加装甲をつけたものになってます。

新規追加部分はトサカ、肩アーマーと胸アーマー
フロントアーマーに脚部ブースター、ウイングのバーニアです。

ビームカービン装備

ビームカービンはシンプルなモナカ成形。
通常ジンのマシンガンはついてません。

斬機刀装備

斬鬼刀じゃないです(笑)。
刀身はメッキじゃないですが、鞘もついていていい感じ。

腰のハードポイントで接続するので他のジンにもつけられます。

更にポージング

シールドがいい味出してます。赤い部分はシールです。
シールドのグリップは手首の穴と同じ形をしているので、

しっかり保持できます。

立ち膝で斬!

発売当時はよく動くと思ったジンも今見ると結構きつい。
短い期間でも技術の進歩を感じます。

フライングペースで斬!

最近の種デスHGはフライングペースが付いてきますが、
さすがにジンにはつきませんでした。

ちなみに重斬刀も付属

素の他にも余剰パーツとして通常ジンの肩アーマーなどが
付属しているので、黒いジンもどきにもできます。

(完全な通常ジンにはなりません。)

バストアップ

既存のキットに新規パーツ追加という作りながら、
プロポーションに破綻がなくまとまっているのはすごいです。

ジンハイマニューバ1型と2型

同一系統ながらフォルムが全然違います。
変なアングルなのは1型の右肩のアーマーなくしたため(苦笑)

やっぱり刀身はメッキでしょ!

というわけでHGアストレイ赤枠のガーベラストレートを装備。
刀身は同じくらいの大きさで思ったより違和感はないです。

ちょいとゆるいですけど2型の鞘に収まります。


おすすめ度 ★★★★☆

MA-M92 斬機刀
ハイマニューバ2型が「特徴的な機体」と言われる大きな要因がこの「刀」である。
対MS戦闘において特に威力を発するところから「斬機」の呼称を持っている。

ジンやシグーの標準装備である重斬刀と同系統の武装だが、鍛造過程において外部の技術

(一説ではグレイブヤードと呼ばれる失われたテクノクラート集団の系譜らしい)を取り入れ、より鋭さを増した。

その切れ味は(パイロットの技量にもよるが)縦に並べた3機のジンを一刀両断するほどであったという。
MMI-M636K ビームカービン
通常のビームライフルより小型であるため飛距離と破壊力がやや落ちるが、
その分小回りの良さと速射性に富んでいる。ハイマニューバ2型が他の機種に比べ

その機動性を生かした近接戦闘をむねとすることを考えて装備された兵器といえよう。
シールド
通常のビームライフルより小型であるため飛距離と破壊力がやや落ちるが、
その分小回りの良さと速射性に富んでいる。ハイマニューバ2型が他の機種に比べ

その機動性を生かした近接戦闘をむねとすることを考えて装備された兵器といえよう。
バックパック
オリジナルのハイマニューバはミーティアなどに転用されることになったMMI-M729エンジンが採用されていたが、
格闘戦を重視した2型には航続距離が犠牲になってしまったがより機動性を向上させたスラスターが搭載されてる。

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