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HG デスティニーガンダム 37

ZGMF-X42S DESTINY GUNDAM

2005年11月発売 1600円(税別)


型式番号 ZGMF-42S
全高 18.08m
重量 79.44t
武装 MMI−GAU26 17.5ミリCIWS
MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル

MMI-714 アロンダイト ビームソード
M2000GX 長射程ビーム砲

MMI-X340 パルマフィオキーナ ビーム砲
RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン
MX2351 ソリドゥス フルゴール ビームシールド発生装置
パイロット シン・アスカ

DESTINY GUNDAM
ZGMF-X42S デスティニーはインパルス等と同様、「セカンドステージシリーズ」にカテゴライズされる機体である。
X56Sがシルエットの換装によりあらゆる戦局に対応しようとしたのに対し、デスティニーは

全ての状況に対応しうる装備を最初から搭載するという発想の元に在る。

そしてこれを実現させ得たのも最新型の動力機関「ハイパーデュートリオン」である。
この機関は従来型デュートリオンと核動力のハイブリッドで、スラスター全開時の機動性向上もめざましく、

高機動時には光学残像を形成することも可能である。

この残像は、散布されたミラージュコロイドを使い、空間上に自機の立体像を形成することにより実現される。

ユニウス条約上の制限事項である核動力とミラージュコロイドが搭載されたことは、

条約が事実上形骸化していることを示しているといえるだろう。

この「コンプリートMS]のスペックを最大限に引き出せるシン・アスカが搭乗者となった今、
正にデスティニーは史上最強の機体となったのかもしれない。

シン・アスカ
理不尽な家族の死に止め処も無い悲しみと怒りを覚えた少年はその命を奪った軍人となった。
守りたい者を守れなかったという想いは「力」を欲したのだ。

しかし戦場に守るべき者があろう筈は無く、彼は多大仮のままに「敵」を打ち倒すだけであった。

その時現れた少女ステラ・ルーシェ。成し得なかった想いは彼女に向けられた。

しかし、その想いも無残に消えた。「守る者」「守りたい者」をまたしても失った彼が代わりに得た物は、
パイロットとしての「絶対なる力」とギルバート・デュランダルによる「絶対なる正義」。

揺るがぬ「力」と「信念」を得た今、シン・アスカは最強のパイロットとして君臨するのだ。


装備なし状態

プロポーションはコレクションとあまり変わらず。
というか運命のプラモはどれもバランスいいです。

その中でもSEEDのHGシリーズの
集大成といえるほどすこぶる出来がいいです。

後ろから

ソードとランチャーの接続部はフレキシブルに可動。
腰背部には例の通りビームライフルをマウント可能です。

ビームライフル装備

1/100は腕に干渉してよく持てませんでしたが、
接続軸の曲がったライフル用手首がついているので無問題。

実体シールドの展開は差し替えで再現。

ビームライフル両手持ち

肩は引き出し機構があるうえに、接続部が丸型ポリキャップ。
怒り肩にも出来て、かっこいいポージングがとれます。

背中のウイングは大きく展開できます。

デスティニーフィンガー

パルマフィオキーナ発射再現用の平手が左右分付属。
1/100などよりもグワッ!と開いた造型になっています。

バストアップ

胸の水色部分や膝の黒い部分、シールドなど
ややシールが多い気もしますが、

それを差し引いても色分けは頑張ってます。


光の翼展開状態

こいつの一番の売り、光の翼です。運命プラモで初の再現。
クリアーピンク成形な上、ラメが入っていてキラキラしてます。

後ろから

接続は小羽に爪をひっかけて、大羽に差し込む方法。
かなりしっかり固定されます。とる時に破損に注意!

ビームライフルを持って飛翔!

ちなみに種デス対応のスタンドはちゃんと付属しています。

よくあるイラスト風

いまのところは光の翼の自重に耐えられますが、
将来的にはどうなるかは微妙。

ビームブーメランは肩から取り外してビーム刃をつけて再現

肩には横から取り付けるので取れにくいです。
微妙なモールドは好みが分かれるところですかね。

ビーム刃を長いものにすればビームサーベルに。

光の翼の関係上、ビーム刃にもラメが。個人的にはいい感じ。
ビーム刃は大小1本づつしか付いていません。

ビームシールド装備

手甲の黄色い部分を取り外してビームを間に挟みます。
ちゃんとクリアーブルー成形で、1つだけ付属。

アロンダイト装備

背中の対艦刀は取り外して展開できます。
ビーム刃を取り付ければ出来上がり!

なんとなくかっこいいポーズ

アロンダイトとデスティニーフィンガーと光の翼。
遂に必要なもの全て揃ったって感じですね。

パケ絵っぽく

肩の可動域が広いので、アロンダイト両手持ちも
余裕で出来ます。かっこいい〜!

長射程ビーム砲装備

ジョイントを動かして砲身を展開させ、グリップ持たせることで
射撃状態を再現できます。ちょっと砲身細いかな?

取り外して持たせることも可能。

こっちの方が個人的には好き。でもやっぱり細いよな〜。

アロンダイトと長射程ビーム砲フル装備

かなりプレイバリューが高いキットです。
お値段も手ごろですし、おすすめです。

飛翔ポーズで決め!

平手がやたらと乙女チック(笑)。


おすすめ度 ★★★★★

MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル
先行したセカンドシリーズMSに装備されていたビームライフルの改良型。
ハイパーデュートリオンの採用により、豊富な電力が確保されたことからそれに対応出来るように改良され、

出力と連射性が大幅にアップされた。
MMI-714 アロンダイト ビームソード
背面右部に装備されているビームの刃を持つ長刀。エクスカリバーの改良型であるが刀身はさらに伸びている。
斬馬刀の如く一刀の元に敵艦船を両断する切れ味を持つが、同時に格闘戦でも猛威を奮う。

一見どうということは無さそうだが、これだけの長さを持つと(想定はしてあるとは言え)バランスは決して良いとはいえず、

達人ともいえる技量を持ったパイロットのみこれを自在に操れるのだ。
M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲
背面左部に装備された、破壊力と精度を併せ持った大型ビームランチャー。
ハイパーデュートリオンからの豊富なエネルギー供給によりオルトロスやケルベロスを遥かに上回る攻撃力を持っている。

通常は折りたたまれた状態にあり、展開時の銃身は機体の身長を越える程である。
MMI-X340 パルマ フィオキーナ
両手の掌に装備されたビーム兵器。デスティニーの隠し武器ともいえ、密着した状態の相手を確実に破壊する。
通常有り得ないゼロ距離での格闘戦を想定した物であり、ここからもデスティニーの特異さを伺う事が出来る。

新機軸の兵装であるが故に戦術バリエーションも未知数である。
RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン
左右両肩のビームブーメラン。ソードインパルスの同装備の改良型である。
オリジナルにあった連結機構は無くなっているが、ビームの出力調整により刃が伸縮し

ビームサーベルとしての役割も果たすようになった。
MX2351 ソリドゥス フルゴール
両手の甲に装備された、ビームシールド。
一説には「CAT1-X1/3 ハイペリオン」に装備されていた「モノフェーズ光波シールド」の類型とも思われる。

前大戦後、衰退したユーラシア連合から科学者陣により齎されたものであろうか?

形状は状況に応じて変化するのでオールラウンドでの使用に適している。

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