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HG アビスガンダム 26

ZGMF-X31S ABYSS GUNDAM

2005年4月発売 1500円(税別)


名称 アビスガンダム
型式番号 ZGMF−X31S
全高 17.84m
重量 92.39t
武装 MMI−GAU1717 12.5ミリCIWS
MMI−GAU25A 20ミリCIWS

MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲

MMI-TT101Mk9 高速誘導魚雷

M68 連装砲
MA-X223E 3連装ビーム砲

M107バラエーナ改 2連装ビーム砲

MX-RQB516 ビームランス
パイロット アウル・ニーダ

ABYSS GUNDAM
ザフト軍がインパルス・カオス・ガイア・セイバーと共に開発した最新鋭MS「セカンドステージシリーズ」の一機。
L4プラント「アーモリーワン」で地球軍特殊部隊「ファントムペイン」のアウル・ニーダにより強奪され、以後その乗機となる。

「ZGMF-X31S アビスガンダム」は、それぞれが特徴的な形態を持つセカンドステージシリーズにおいても
極めて特異な存在と言えるのではないだろうか?

過剰と思える程のビーム兵器と海中戦闘用の魚雷を併せ持つ機体はその主戦場を考えれば、明らかに地球上での活動を想定している。

現ザフト最高評議会議長ギルバート・デュランダルは穏健派と言われているが、少なくともMS設計陣は明らかに「やる気」であったようだ。

特に高性能の水中用MS開発に関しては、前大戦後期の「第2次カサブランカ沖海戦」での手痛い敗北
(グーン、ゾノの部隊が少数のディープフォビドゥン、フォビドゥンブルーにより壊滅状態に陥れられ、

これによりジブラルタル基地を放棄せざるを得なかった)に対するリベンジの意味合いが強かったようだ。

そしてこの想いは皮肉にも地球軍側の手に渡ったことで多くの海上兵力を犠牲に実証されることになったのだ。

深淵からの魔槍は静かにそして冷酷に敵を貫き、水く屍となすのだ。

アウル・ニーダ
地球連合軍特殊部隊「ファントムペイン」のメンバーの一人であり、ロドニアの強化人間研究所で作られた「強化人間(エクステンデッド)」。
薬物その他で引き上げられた能力はコーディネイターに匹敵する。

性格的に子供っぽい一面を持っているものの、戦場ではそれが驚異的な能力と相まって残酷とも思えるほど圧倒的な戦い方をすることがある。

装備なし状態

本体は細身ですが、肩のバインダーが大きいため、
かなり迫力のあるキットとなっています。

胸や腰の細かいところの色分けにシールを使ってますが、

貼らなくてもかなり色分けされています。

ビームランス装備(ビーム刃なし)

ビーム刃はクリアーパーツで取り外し可能。
MA形態時の接続ジョイントは柄に小さな凸があり、

手に持つときは上に、MA形態時は中央に固定できるように

なってます。ゲート跡と思って切り取らないように(笑)。

ビームランス装備(ビーム刃あり)

肩のジョイントはABSで、かなり自由に動きます。
なので、画像のように前方に開いて

3連装ビーム砲の射撃ポーズも取れます。

ビームランス両手持ち

コレクションでは再現できなかった両手持ちもできます。
足首が色の関係上ABSになっています。

フロントアーマーがないので太股は良く動きますが、

膝は二重関節ですがデザイン上可動はいまひとつ。

一斉射撃っぽく。

バラエーナ改は非常に細かく色分けされています。
デザイン上MS形態では正面に向けられません。

おまけに接続部がボールジョイントではないので

MIAのようにハの字にひらいたりもできないのが残念。

ごめんねぇ〜!出来よくてさぁ〜!!

非常に大きめに造型されて、迫力あるポーズがよくとれる!
おまけに色分けも結構頑張っていると、かなりの好キットです。

バストアップ

顔だけで5色のプラ+シールという脅威の色分けです。
さすが後発のキットは出来がいいです。

HGアビスとコレクションアビスとの比較

同スケールのキットとは思えないほどボリュームが違います。
本体もさることながらやっぱりバインダーが大きいですね。


MA形態

完全変形かと思ったら、実はバインダー裏のビーム砲の
黒いパーツを外す必要があります。

MIAでは可動していた部分なので残念。

変形は腕を収納してバインダーを閉じ、つま先を伸ばし、
ビームランスを下部につけ、バラエーナ改を正面に向かすだけ。

MA形態BACK

左のバインダーに右のバインダーとの接続ピンが内蔵されており
かっちりはまるようになっています。

ビームランスが下に付くため自立が不可能なデザインですが、
専用スタンドでディスプレイできます。

他のMAにも流用できそうですね〜。

正面から

何か円盤みたいですね(笑)。
元が簡易変形だからこそ再現度は高くなっています。

だからこそ完全変形にこだわって欲しかったところですが・・・。

HGとコレクションのMA形態の比較

この形態はバインダーの大きさがものを言うので、
まるで大人と子供くらい大きさが違いますね。


ようやくHGで3Gが揃いました!

1/100で揃う日は来るのだろうか・・・(苦笑)。


おすすめ度 ★★★★☆

MMI-GAU1717 12.5ミリCIWS
頭部にある近接防御火器システム。防御用ではあるが高い速射性を誇る。
ベーシックな装備として多くのMSに採用されており、また12.5ミリ口径の弾丸はザフトでポピュラーなものらしく

他の兵装にも多く見受けられる。
MMI-GAU25A 20ミリCIWS
胸部にあるクローズ・イン・ウェポン・システム。頭部のそれより口径が大きい為、それなりの威力を持っている。
インパルス、カオス、ガイアにも同様の物が採用されている。
MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
胸部にある大口径大出力のビーム砲。
アビスの主力兵装でその猛炎の名の如く、多くの敵を尽く灰燼とせしめてきた。
MMI-TT101Mk9 高速誘導魚雷
両肩シールドに2門ずつ設けられている魚雷発射管。水中活動時のメイン兵器となっている。
そこから発射される高速誘導魚雷もグーン、ゾノを経ることによって格段に性能が向上している。
MA-X223E 3連装ビーム砲
左右シールド内側に並ぶビーム砲群。MS時にシールドを展開し発射する。
口径こそやや小ぶりだが6門という数と連射性能それをカバーしている。
カリドゥス、バラエーナ改、M68、と同時に発射される様は圧巻の一言である。
M68 連装砲
左右シールドに4門取り付けられている実弾兵器。強力な炸薬が装填されており面で標的を破壊する。
その為、MS戦はもとより対艦船び真価を発揮する。
M107バラエーナ改 2連装ビーム砲
背部に2門装備されているビーム砲。フリーダムのメインウェポンであり絶大な威力を誇っていた
M100プラズマ収束ビーム砲をデュートリオンシステム仕様にして改良した物であり、
MA形態時の主力兵器となっている。射角にやや難があるもののMS時にも使用可能である。
MX-RQB516 ビームランス
アビスが常に構えている長槍。
実刃とビームの矛先を併せ持ち、更に石突きまでもが鋭い打突基となっている凶悪とも言える携帯兵装。
地上、宇宙はおろかビームの使用が制限されてしまう水中でもその力はいかんなく発揮され、
格闘戦において驚異的なまでの勝率に貢献している。(性格からかアウルは好んでこの武具を使用しているようだ)。
MA時には機体下面にバインドされ衝角として敵を貫くことも出来る。

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