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ブリッツガンダム

GAT−X207 BLITZ GUNDAM

2003年12月発売 2000円


形式番号 GAT−X207
全高 18.63m
重量 73.5t
武装 [3連装超高速運動体貫徹弾(ランサーダート)
50ミリレーザー砲
ビームサーベル
ピアサーロック(グレイプニ−ル)
パイロット ニコル・アマルフィ

ブリッツガンダムはノーマルフレーム(X100系)に特殊機能を加味したX200系の型式番号を持つ。

これは主に実験的に開発したと思われる兵装の採用や、ミラージュコロイドと言われるステルス機能を
装備していることに拠っている。

ブリッツはこれらを駆使し、再三に渡ってアークエンジェルやストライクガンダムに肉薄している。


おそらく出ないであろうと思われていた1/100のブリッツガンダムが番組放送終了後に発売されました。
後発のキットだけあって出来はなかなかいいですね。

まず1/100になったことによりHGでは薄かった成形色が漆黒といった感じの黒に変更されています。
また赤い部分の大部分も色分けがされています。
色分けがシールなのは頭のてっぺん、肩アーマーの脇付近、腰アーマー、足首付近、グレイプニールの
赤い部分です。全体における赤の部分の色分け率は50%くらいでしょうか。
これが色分けされているかいないかは微妙なところですが、頑張っている方ではないでしょうか。

可動の方は1/100であるにも関わらず今回も肩の引き出し機構はオミットされています。
肘膝関節もいつもの1/100のとおりHGのスケールアップなので二重関節ではないですね。

足首は関節部分がスリッパ式になっているため接地性は高いのですが、
股関節の可動範囲がHGに比べるとかなり狭いため、お約束のグレイプニール射出ポーズが
いまひとつ決まりません。これは正直痛いですね。
それに対して腰の関節はボールジョイントで結構動き、隙間からの関節露出防止のカバーも付いてます。
あと気になる点はグレイプニール射出ポーズのためが左手首が平手しかついていないので素立ちが決まらない。
表情のある手首の付属は大歓迎ですが、握り手もつけて欲しかったですね。

武装の方は右手にトリケロス、左手にランサーダートとしっかり装備できます。
トリケロスは赤い部分も色分けされてて見栄えはいいです。HGのように腕からすぐ取れるということもないです。
ランサーダートはHGと違い3本とも独立して外すことが出来ます。
ただ、トリケロスに取り付けるための凸が目立ちますね。トリケロスへは装着装着されます。
あとHGと違いビームサーベルの刃もちゃんと付いています。

グレイプニールはHGでは差し替えで開閉状態を再現しておりましたが、
1/100では可動するので差し替え無しで開閉可能です。結構大きめで迫力あります。
黄色い部分はABS製なのですぐにはへたらないと思われます。
そしてHG同様スタンドとリード線が付いているので射出状態も再現できます。
リード線が黄色なのでうれしいですね。

待ち望んだ末に出たキットに見合う素晴らしい造形とギミックで発売されたブリッツですが、
股関節の可動範囲がHGより狭まったことだけが残念ですね。これだけでポーズの幅が大分違いますからね。
肩関節の引き出し機構がないのはそれほど気になりませんけど。
この調子で他の出ないかな〜と思っているキットを出して欲しいぜ!と思わせる意味では
画期的な発売だったかな〜と思います。


装備なし状態

赤い部分が一部シールですが、
けっこう色分けはされていますね。

ビームサーベル装備

1/100にはちゃんと付属しています。

グレイプニ−ルも構えられます。

左手首は平手しか付属されていません。

グレイプニールは開閉できます。

足首はよく動くけど、股関節の可動がイマイチ。

ランサーダート射出!

1/100では3本全て外れます。

なんとなく手に持たせて見ました。

ブリッツ本体も骨太な感じですね。

グレイプニール射出!

黄色いワイヤーはリード線で再現されています。

グレイプニールをディスプレイスタンドに乗せて再現

おすすめ度 ★★★★

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