鈴木宗男衆院議員(54)を証人喚問で厳しく追及した社民党の政審会長・辻元清美衆院議員(41)に19日、
別の議員秘書を自分の秘書として登録、その給料を詐取した疑いがあることが分かった。20日発売の週刊新潮によると辻元氏は1997年4月、当時参院議員だった照屋寛徳氏の私設秘書Nさんを自身の政策秘書として登録。98年11月に照屋氏の第1秘書が淫行で逮捕され、Nさんが第2秘書に昇格するまで、自分の秘書も兼任させていた。 同誌はこの1年8か月の間「辻元氏がNさんに“名義料”として月々5万円を支払い、残りの給与を詐取していた」と指摘。国会議員の政策秘書の給与は、経験年数によって月額45―67万5000円のほか年3回のボーナスが国の税金から支払われており、総額は約1500万円にものぼる。
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