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101 :奏×聖奈−1:2006/03/32(土) 01:17:38 ID:lxC1zifp
・・・ガチャ

遠くでドアが開く音がする。
頭の奥がズキズキと痛み、聖奈はゆっくりと目を開けた。
「・・・ここは?」
ぼやける視界に飛込んで来たのは見慣れない天井だった。
すぐに自分の部屋でない事が解る。
『昨日の夜はお風呂に入った後、奏に呼ばれて、それから・・・っ!!』
体を起こそうとした時、自分の体の自由が奪われているのに気付いた。
手と足がきつく縛られ荒縄が食い込んでくる。
「おはよう、聖奈」
声のする方に目を向ける。無機質な照明に照らされた奏の姿があった。
顔に冷たい笑みを浮かべながら身動きの出来ない聖奈を見下ろしている。
「ふふ。カワイイ姿ね」
「どういう事なの?!」
聖奈は思わず声を荒げた。徐々に昨夜の記憶が蘇ってくる。
そうだ、奏の部屋に呼ばれて、お茶を御馳走になったところで急に眠くなって・・・。
「そんな怖い顔しないで・・・」
「・・・ひゃあっ!」
奏は聖奈の首筋に指を這わせて来た。
氷の様に冷たい指先の感触に思わず声を上げてしまう。
「私はずっとこの時を待っていたのよ。神宮司の当主になる事を定められた私を笑顔で傍観していたあなたに仕返しするのをね」
「・・・っ!」
―私じゃなくてよかった―
幼い頃に抱いたその感情が心に食い込み胸に痛みが走る。
「あなたは神宮司から逃れたと思っている様だけれど、そうは行かないわ。私がいなければ生きていけないようにしてあげる」
クスクスと無感情に笑う奏を聖奈は心の底から怖いと思った。

 

102 :奏×聖奈−2:2006/03/32(土) 01:18:44 ID:lxC1zifp

「大丈夫、脅えないで。やさしくしてあげるわ」
「ひゃんっ!」
奏は静かに囁きながら聖奈の耳元に息を吹き掛け、そのまま舌で耳たぶを舐め遊ぶ。
ぴちゃぴちゃといういやらしい音が聖奈の羞恥心を沸き上がらせる。
「言っておくけど、大きな声を出しても無駄よ。この部屋は私しか入れない様になってるの。だから・・・」
「いやぁ!!」
気持ちいい事をたくさんしましょう、と呟き奏は聖奈の着ていた衣服を強引に剥ぎ取り、聖奈の上に跨った。
ひんやりとした空気に触れた白い肢体が思わずすくむ。
「ふふ、キレイな体ね。うらやましいわ」
「お願い!奏、もうやめて・・・痛いっ!」
しなやかなで冷たい指が柔らかな胸のふくらみに食い込み、聖奈の顔が苦痛に歪む。
奏はそれを満足そうに見つめると今度はそれを胸全体に行う。
奏の指はまるで生き物の様に、聖奈の敏感な所を荒々しく這いずり回る。
「っく!・・・はぁん!・・・やぁん!」
最初は苦痛しかなかったが、徐々に体の奥から快感が襲ってくる。
汗がじんわりと滲み出てきて体が桜色に染まり始めた。
「んあ!や、ぁん・・・んくっ!」
何とか身をよじって刺激から逃れようとするが、その度に荒縄が白い肌に食い込み、新たな刺激となって聖奈を襲った。
 
105 :奏×聖奈−5:2006/03/32(土) 01:23:44 ID:lxC1zifp
「あら。聖奈ったら乱暴にされた方がいいのね」
「ちがっ、んっ!・・・・ふぁ・・・ダメっ!んあぁ!」
感度の上がった乳首を舌で持て遊ばれ聖奈の体が大きく震える。
紅潮した体はほんの少し触れられただけでも敏感に反応してしまう。
「ふふ。汗でびしょびしょになって来たわね・・・こちらはどうかしら?」
「いやぁ・・・はずかし・・・んんっ!」
指でショーツ越しに敏感なところをなぞる。
ショーツには汗とそれ以外の液体が滲み、しっとりと濡れていた。
「あらあら。こんなになっちゃって」
「そ、そんな・・・きゃっ!」
奏が乱暴に下着を下ろすと、そこは粘着質の液体で妖しく潤っていた。
「いやぁ・・・恥ずかしい。汚いわ・・・」
「汚れているならキレイにしなきゃダメでしょ。ねぇ?」
瞳に涙を溜めて懇願する聖奈をよそに奏は躊躇いなくそこに口をつけて愛液をすすった。
こぼれた愛液が床に落ち、甘酸っぱい匂いが辺りに漂う。
「・・・ぴちゃ・・・くちゅ・・・ふふ。おいしい」
「ひぁっ!そんなとこ・・・んぁ!や、やだぁ・・・」
自分の秘所から聴こえる水音に顔を真っ赤にさせる聖奈。
しかし、奏の口は容赦なく性感体を刺激し、嫌でも矯声が漏れてしまう。
「あぁぁん!ひゃっ!・・・はぁっ・・・だ、ダメ・・・」
「あらぁ?口では嫌がってるのにこちらは違うみたいだけど?」
奏は顔を上げて不思議そうに聖奈を見る。
奏の口唇は溢れる聖奈の愛液でいやらしく輝いていた。

 
105 :奏×聖奈−5:2006/03/32(土) 01:23:44 ID:lxC1zifp
「そろそろこちらも試してみようかしら」
「な、何をするの?きゃっ!」
奏は怯える聖奈を強引にうつ伏せにすると、後ろの谷間を割り開いた。
そこには小さなもう一つの秘所がある。
「そ、そこだけはやめて!・・・あぁ!い、痛いっ!」
愛液を絡ませると、蕾の中に長い指を一気に挿入する。
あまりの痛みに涙がこぼれ頬を伝う。
「かなりキツイわね。でも、大丈夫。すぐによくなるわ。」
「んっ!くっ!・・・い、いたっ!」
しなやかで長い指が聖奈を犯していく。
冷たいそれは聖奈の中を探るように、貫くように、激しくうごめく。
一向に収まる気配のない苦痛に聖奈は悲鳴をあげる。
「まだ痛いかしら?それならこちらの方もしてあげるわ」
奏は妖しげな笑みを浮かべると、空いている手を前の秘所へ進める。
陰核をなぞりながら、二本の指が秘所を貫いた。
「んあぁぁ!いやぁ!」
痛みと快感が同時に聖奈を襲った。突き上げてくる感覚が頭に響き、思考が真っ白になる。
「はぁん!いっ・・・や、やだぁ、おかしくなっちゃうぅ!」
「ふふ。前と後ろを一緒に攻められるってどんな感じなのかしらね」
冷たく微笑みながら、奏は聖奈の頬にキスをすると、そのまま舌を耳元まで這わせる。
いたぶる様な愛撫を繰り返しながら、聖奈に対して静かに囁く。
 
105 :奏×聖奈−5:2006/03/32(土) 01:23:44 ID:lxC1zifp
「私が背負った苦しみに比べれば大した事では無いはずよ・・・まぁ、これはいわゆる一つのお仕置きね」
「そ、そんな!ひゃぁん!・・・っあぁぁん!」
左右の指が激しく出し入れされ、その度にクチュクチュといやらしい音が漏れた。
ギリっと、荒縄が更に食い込んでくる。
奥から突き上げてくる痛みと快感に貫かれ、もはや限界寸前だった。
「ふふ。そろそろ、イッてもらおうかしら」
聖奈の限界が近い事を察した奏は指の動きを早めながら、とがりきった陰核を攻めたてた。
「いやぁ!・・・も、もう・・・やめて・・・んあぁぁぁぁぁぁ!!」
激しい快感が全身に走り、大きな矯声を上げながら聖奈は達した。
「あらあら。凄い締め付けね」
満足そうに呟きながら奏はゆっくりと指を引き抜き、指に絡んだ愛液を舐める。
「だけど、これで終りじゃないわ。もっともっとしてあげる」
肩で息をする聖奈を見下ろしながら、奏は再びしなやかな肢体に指を伸ばした

 
106 :奏×聖奈−6:2006/03/32(土) 01:25:21 ID:lxC1zifp
その後、数時間に渡り、奏は聖奈をあらゆる方法で攻め立て、その体を凌辱した。
全ての行為が終り、身も心も傷付いた聖奈はただ泣くしかなかった。
「ひっ・・・どうして・・・こんな事に・・・うぅ・・・」
幼い頃に自分は原罪を背負った。いつか、罰が下ると覚悟していた。しかし、親友だと思っていた人からこんなにも重い罰を与えられるとは思いもしなかった。
「ふぅ、流石に私も疲れたわ・・・泣いているの、聖奈?」
着替えを済ませた奏が聖奈の傍にやってきた。
聖奈の髪を梳きながら優しく呟く。
「ごめんなさい。少し、私がやりすぎたわ」
先程とはうって変わったいつもの穏やかな笑みを浮かべる奏。
「奏・・・」
これで解放される、聖奈が安堵の表情を浮かべようとした矢先、あの冷たい指に顎を掴まれた
「次はみなもちゃんも連れてきてあげるから。三人で気持ちいい事をしましょう」
「っ?!」
また氷の様な笑顔を見せる奏。
罪のない最愛の妹が自分への罰によって傷付けられようとしている。聖奈の心が悲鳴を上げる。
「それじゃあ、私はみんなの所に行くわ。戻って来るときには連れて来てあげるから。」
そういい残して奏はドアに向かう、
「待って!みなもちゃんは関係な・・・」

―ガチャン―

聖奈の悲痛な叫びが奏に届く前にドアは閉ざされ、部屋は暗闇に包まれた・・・