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64 :奏×まゆら 百合 :2006/03/24(金) 03:23:01 ID:lWHIZbAV
いつものように開かれた会議。
そして議題はまゆらが提案したものであった。
提案した主がまゆらであるなら開かれた会議の議題は決まっている。
そう、予算についてである。
会議はまゆらの「予算が足りないんですーっ!」という叫びから始まり会長の微笑みで終わった。
そこまではいつもとまったく同じ展開であった。
しかしいつもと違ったのは解散時の会長の一声、
「まゆらさん、後で会長室にきてくれないかしら?」
というセリフであった。
まゆらは一瞬何かな?と考えたがついさきほどまで開かれていた会議の影響を受けて
(きっと予算のことだ)
と思い込んだ。というよりそうでいてほしかった。



 
65 :奏×まゆら 百合 :2006/03/24(金) 03:25:28 ID:lWHIZbAV
会長室の前にて


コンコンッ
板チョコのような大きな扉を2度ノックするまゆら。
「どうぞ」
大きな板チョコの奥から優しい声が聞こえたのを確認すると中へと入っていく。
「失礼しまーす」
あまり訪れることのない空間のせいかなぜかゆっくりとした足取りになる。
それを見た奏はクスッと笑うとまゆらにソファーへ座るよう言った。
チョコンとその指示されたソファーに行儀よく座ったまゆら。
「会長・・・・私を呼んだのは一体なんの用件で?」
当たり前の質問を投げかける。
「フフ・・・・予算のことよ」
「ほっ、ホントですか?」
まゆらの表情が一変する。
相当うれしかったのだろう。
うれしさの中には、会長が個人的に呼び出したということからくる予算に対する期待感というのもあった。
「えぇ、本当よ」
奏はニコッと微笑むと席を立ち上がりまゆらの座るソファーへと歩み寄っていく。
「ありがとうございます。で、何をしてくれるのです?」
期待いっぱいといった表情である。
「まゆらさんにはいつも迷惑かけて悪いと思ってね・・・・」
まゆらは奏の言葉の続きを期待と共に待つ。
「ちょっとしたお詫びをしようと思ったの・・・・」
「お詫び・・・・ですか?」
まゆらは首を少し傾けて不思議な表情をする。
「そっ。お詫びよ」
「で〜・・・・そのお詫びって何をしてくれるんですか?」
「フフ・・・・それはね・・・・」
「そ(れは?)・・・・!?」
まゆらが言い終わる前に唇が奏によって閉ざされた。

 
66 :奏×まゆら 百合 :2006/03/24(金) 03:26:03 ID:lWHIZbAV
短いキス。
「!?」
状況をよく理解出来ていないまゆら。
それに比べ奏は微笑んだままだ。
そして無言のまま奏は屈みこみまゆらの制服のリボンに手をかけた。
『まゆらさん動かないで下さいね』
「ちょっ、かいちょ・・・・」
抵抗しようにもなぜか体が言うことを聞かない。
(な、なんでー・・・・)
まゆらは心の中で叫ぶ。
その間にまゆらは制服のリボンを解かれて制服が脱がされる。
上半身がラインの入ったワイシャツ姿になる。
そしてワイシャツをスカートから出してボタンを1つ1つ外してゆく。
「かいちょ・・・・やめて下さい・・・・」
必死に講義するも奏は聞き入れる様子はない。
正面のボタンがすべてはずされ真ん中からかすかにまゆらの肌が見える。
奏は肩からワイシャツを取り除いていく。
ワイシャツを取り除かれたまゆらは上半身ブラジャー、下半身スカートというおかしな格好にされてしまった。
「ゃっ・・・・」
自分のそんな格好に顔を赤らめるまゆら。
「まゆらさんすごく綺麗ね」
そう言うと自分よりも小さめのまゆらの胸へと下着の上から片手を重ねた。
まゆらの体温が伝わってくる。
そして人差し指をブラジャーの下の隙間に滑り込ませる。
「んっ・・・・」
少しひんやりとした感覚にピクッと反応するまゆら。
人差し指はまっさきに胸の中心を探り当て撫で始める。
「ひゃっ、んぅっ・・・・」
まゆらは目をギュッとつむり訪れてくる感覚に耐える。
奏はブラジャーの下で人差し指をワイパーのように動かして中心を刺激する。
時折指の腹でつついたりして刺激に緩急をつけながら・・・・。
すると徐々にまゆらの胸の先端が硬く尖り始めてきた。
手でハッキリと硬くなったのがわかると空いていた片手でブラジャーのホックを外し、胸を露にする。
「あら・・・・」
奏は両胸の先端の違いを見比べて思わず声を出す。
「・・・・」
まゆらは奏の視線を受けて頬を紅潮させる。
そして奏はさきほどとは逆の胸を攻め始めた。
先端を口に含み舌で軽く転がしてやるとすぐに硬くなった。
最後に硬くなった先端を甘噛みするとまゆらは高い声で鳴いた。
そしてそのまま舌を出してまゆらの体を味わいながら舌を下のほうへと移動させていく。
甘い女の子の匂いが鼻をつく。
わき腹のあたりを舐めてやるとくすぐったそうにして悶える。
そして舌がスカートの根元へと到達すると奏はいったん口を離して手でスカートをおろしていく。
膝が90度の角度で曲がっていたのでその部分から先へとおろしたスカートをもっていくのは少し苦労したが、
最終的には脱がされてしまった。
奏はまゆらの足の間に体を入れてまゆらの足を開かせ、ショーツと正面で対面する。
そして指を太ももに添えて奥へと進ませていく。
ショーツの部分へとたどり着いた指はまゆらの熱を感じた後、隙間から直接恥所へと触れた。

 
67 :奏×まゆら 百合 :2006/03/24(金) 03:26:41 ID:lWHIZbAV
「ぁっ・・・・」
まゆらは小さく声を漏らす。
まゆらのその部分は湿っていた。
恥毛の感触がなまめかしい。
割れ目の周囲を撫でるとピクッとまゆらの体が反応しそれを合図に愛液がトロトロと流れ出てくる。
奏の指は愛液を潤滑油として中へと潜り込んでいく。
「んゃぁっ!」
まゆらはひときわ高い声をあげた。
奏の指をきつく締めつけるまゆらの体内。
肉壁を撫でるたびにまゆらは声をあげる。
「ぁっ、ぁっ、かいちょ・・・・んんっ・・・・」
硬く尖った陰核を見つけ出した指はその部分をも撫でる。
「ひっ、やぁっ・・・・」
絶頂の階段を駆け足で上ってゆくまゆら。
そんな様子を見た奏は陰核をキュッとつまみ、擦り上げた。
「ゃっ、んぁぁぁっ・・・・」
まゆらはこみ上げてくる何かを必死にこらえる。
すると奏がようやく口を開いた。
「自分の思うままにしていればいいのよ」
そしてニコッと奏は微笑むと同時にまゆらは絶頂を迎え気を失った・・・・。


その後まゆらが目覚めた時は保健室であった。
頭も上手く起動していないがゆえにこんなことを思ってしまう。
(今の・・・・夢?・・・・)
しかしそう思ったのもほんの少し。
自分の下半身の状態を見て今までのは現実であるということを知ったまゆらは顔を赤くするのであった。



            糸冬