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638 :歩×香 百合 :2006/02/18(土) 15:41:20 ID:6W5iTP4/
「さて、どうしようかしら・・・」
土曜の昼下がり、和泉香は家庭科室にいた。
目の前には先日の『バレンタイン特別企画!予算争奪チョコ対決』で作られた大量のチョコレートがある。
勝負の結果はいつも通りの引き分けで遊撃と隠密は半分ずつの予算削減。結局、チョコの山だけが残ってしまった。
勝負をした当事者として大量のチョコを何とかしなければと家庭科室に来ていた。
「そうだ!チョコを溶かしてクッキーとケーキにしよう。クッキーは先輩達にあげて、奏さまにはケーキを持っていこう。
そうすれば二人きりで・・・ムフフ「い〜ずみ☆どうしたの?」
「わぁっ!」
甘い想像に浸っていたところを話しかけられ香は驚きのあまり声をあげた。
「何も驚かなくてもいいのに・・・」
「はぁはぁ・・・桜梅さん?」
振り返るとクラスメイトの桜梅歩が苦笑しながら立っている。
「教室覗いたら和泉がニヤけながら立ってるんだもん。何かあった?」
「べ、別に何もないわよ」
「ふ〜ん・・・それにしても凄い量のチョコだね。この前の対決の?」
「そっ。何か作ってみんなに差し入れしようと思ってね」
「へぇ〜・・・でも、これだけの量、一人じゃ大変でしょ?私も手伝っていい?」
「えっ?・・・別にいいけど・・・」
「じゃ、決まり!早く作ろ☆」
突然の申し出に戸惑う香をよそに歩はそそくさと料理の準備を始めた。

639 :歩×香 百合 :2006/02/18(土) 15:42:21 ID:6W5iTP4/
 普段、二人きりで会話する事があまりないせいか最初は戸惑っていた香だがそこは女の子。
見事な連携と手際の良さで仕上げていく。数時間後にはたくさんのお菓子が完成していた。
「ふぅ〜。結構、作ったね。それにしても和泉って料理上手だね」
「こう見えても料理は得意だからね。桜梅さんこそ可愛い飾り付けありがとね」
「どういたしまして☆あっ、和泉の顔にチョコついてるよ」
「えっ、どこ?」
香が顔のチョコを拭おうとした瞬間。
―チュッ―
「・・・なっ・・・何するのよ!」
突然キスされ動揺する香。
「ふふっ。これでキレイになったでしょ☆。」
「そっ、そういう問題じゃ「和泉って近くでよく見ると美人だよね〜。足だってこんなに・・・」
「ちょっ、とご触ってんのよ!」
体を密着させてスカートの中をまさぐり始める歩。同時に香の髪を束ねていたゴムを外し、サラサラの黒髪の甘い匂いをかぎながら耳元で囁く。
「私さぁ、前から和泉・・・ううん、香にちょっと興味あったんだよね〜。折角なんだし楽しいことしよ☆」
「きゃっ」
「耳真っ赤にしてかわいい〜」
「ちょっ、いい加減にしないと・・・んんっ」
抵抗しようとした矢先に口唇を奪われる香。慣れないキスに抵抗の術も無く、舌を入れられる。

640 :歩×香 百合 :2006/02/18(土) 15:43:33 ID:6W5iTP4/
それは生き物の様に口内で暴れ回り、香の舌に絡み付く。
一緒に流し込まれた甘い唾液を呑み込むと香の体の力は一気に抜けてしまい、机にしなだれかかる。
「んチュ・・・ふふっ。香ってこういうの始めてなんだ?」
「そんなの・・・当たり前・・・でしょっ」
笑顔の歩に対して何とか反論する香。
「大丈夫、私にまかせて。優しくするからね☆」
そういうと首筋にキスをしながらゆっくりと制服越しに胸を揉み始める。
「んあっ・・・んはぁ・・・」
サイズは小さいものの形の整ったそれを揉まれるだけで体の中が熱くなってくるのを感じる。
同時に服の上からでもはっきりとわかるくらいに胸の先端も主張を始める。
「香のココ凄いね。コリコリしてるよ」
「んあっ・・・そ、そこは・・・あぁんっ」
「ふふっ。こんなにビクビクしちゃって」
布越しの刺激がもどかしい。触れられる度に走る電気の様な始めての感覚に香の体は敏感に反応した。
そしてその内に行為もエスカレートしてくる。
「そろそろ、こっちもいいかなぁ」
「そっ、そこは駄目!」
器用に足を絡ませ、素早くショーツを脱がそうとする歩の手を両手で阻む香。

641 :歩×香 百合 :2006/02/18(土) 15:44:45 ID:6W5iTP4/
「もう、香は素直じゃないなぁ・・・よ〜し、こうしちゃえ☆」
「なっ、何するの・・・」
歩は近くにあったタオルを使い香の両手をきつく縛り上げ自由を奪った。
「やっ・・・やだぁ・・・ほどいてよ・・・」
「いやよいやよも好きのウチってね」
「きゃっ!」恥ずかしがる香を尻目に一気にショーツを脱がすと、外気に晒されたそこは蜜でトロトロになっていた。思わず感嘆を漏らす歩。
「うわぁ・・・キレイ」
「み、見ないで・・ひゃんっ」
「ヒクヒクしてるしとっても熱いね・・・ちょっと、触っただけでもっと出てきた」
「やぁ!・・・そんなとこ汚いよぉ・・・」
「そうだ!いい事思いついちゃった☆」
「なっ?!・・・ひっ・・・」
歩は机の上にあった板チョコの欠片を手に取るとぬめるクレヴァスに押し当てた。やがて体温でチョコが溶け出し愛液と混ざり始める。
「そろそろ、食べ頃かな・・・チュ・・・んむっ」
「あぁっ・・・あぁん!!」
舌で愛撫を始める歩。生暖かい感触に悶える香。

642 :歩×香 百合 :2006/02/18(土) 15:45:38 ID:6W5iTP4/
「とっても甘くていやらしい味がするよ。香も味見して」
愛液を指に絡ませ、香の口に運ぶ。
「はぁぁん・・・んむ」
自分の愛液を舐める事で更に興奮する香。それに合わせて、愛液も沢山溢れてくる。
「キレイにしてもどんどん出てくるね・・・もういいかな」
そういうとクレヴァスに指をゆっくりと挿入する。
「いっ・・・やあぁ・・・ぁん!あぁっ!!はぁうん!!」
最初は痛みを感じたが、徐々に快感が支配し始める。
何とか耐えようとするが、手を縛るタオルが食い込みそれが更なる快感を生んだ。香は全身から激しい刺激を受ける事となった。
「香ったら、そんなに大きな声出していやらしいなぁ。こういうの好きなんでしょ?」
「そっ、そんな・・・違う・・・ふぁ・・あぁん!!」
激しい攻められるウチに、体の奥から何かが来るのを感じる香。
「はぁっ、あぁん!・・・わっ、私もう・・・ダメぇぇ!」
「ふふっ。イッていいよ、か・お・り」
「はぁんっ!あンっ!イイっ!あぁ〜っ!」
一際高い矯声を出し、香の意識は途絶えた。

643歩×香 百合 :2006/02/18(土) 15:46:27 ID:6W5iTP4/
黄昏時、二人は帰路についていた。さっきの出来事のせいかお互いに会話もなく、時間だけが流れていく。
そんな中、沈黙を破ったのは歩だった。
「香ってさぁ。最近、凄く頑張ってるよね」
「えっ?」
「今までもそうだったけど、副会長になる事が決まってからそれが倍になった気がする。というか、頑張りすぎだよ。」
「そうかな?」
宮神学園に入ってもうすぐ2年。家族の為に、そして自分を救ってくれた奏会長の為にと過ごしてきた香に頑張りすぎるという実感がイマイチ掴めなかった。
「そうだよ・・・私がアイドルを目指してた時、香やりの、生徒会のみんなが応援してくれた事が本当に嬉しかったの。だから、香の頑張ってる姿を見てると心から応援したくなるんだよね」
「桜梅さん・・ありがとうね」
「もう、香は水臭いなぁ。歩って呼んでよ」
「あっ、ごめん・・・ありがとね、歩」
「どういたしまして☆でもね、頑張り過ぎは毒だから・・・また楽しい事しようね☆」
「っ!?・・・もぉ!バカ・・・」
夕日に照らされた真っ赤な香の顔を見て、思わず笑みがこぼれる歩であった。