- 601 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:18:50 ID:CfWInUai
矩継琴葉は神宮司奏の部屋の前にいた。
身動き一つせず、衣擦れの音すら立てずに中の様子に耳を澄ませていた。
つい先ほどのことだった。
プッチャンとそっくりの人形ランスが、和泉香に運ばれ奏の部屋に来たときのこと。
琴葉は神宮司の秘密を知るため奏とランスの会話を盗み聞きしようとしたとき・・・桂聖奈に制されたのだ。
『あなたは触れてはいけないものに触れようとしている・・・』
あんな目の色を見たのは初めてだった。
薄く開けたまぶたの中から黒点が覗き、何も映さない漆黒がその奥に広がっていた。
あのときの瞳を思い出すだけで、琴葉の背筋が凍る。
にも関わらず、琴葉は今だ奏の部屋の前にいた。
確かに聖奈は怖い。だが、目の前にすべての謎を解く鍵があるのだ。
一度はこの場を離れはしたものの、内なる好奇心は抑えられずまたこの場に来てしまった。
高鳴る鼓動を、深呼吸をして抑え、部屋の中の声に聞き耳を立てる。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ちえり・・・確か蘭堂りのの母親の名前だ。神宮司から抜け出した?
なら、蘭堂ちえりは神宮司の人間・・・なら蘭堂りのも神宮司の血族・・・彼女にも力が?
中から聞き取れるのは断片的ものだったが、琴葉にはそこまで推理が出来た。
顎に手を当て思案にふける。
602 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:19:38 ID:CfWInUai
- それは突然のことだった。後ろから人の気配がする。
と、思ったとき・・・氷のナイフを突き立てられたような悪寒が背中を突き刺す。
それは明確な殺気だった。背筋から一瞬で血の気が引いていく。
考える前に体が反応していた。その場を跳躍する。空中で体を反転させ、くないを取り出す。
着地と同時に自分のいた場所を見るが、視界の先にはだれもいなかった。
全身を嫌な汗が滲む。いつのまにか肩で呼吸をしていた。
精神を研ぎ澄ませ周囲を警戒する・・・と同時に突如視界が塞がれる。
「っ!?」
後ろ・・・やられる・・・!
「だ〜れ〜だ」
聞き覚えのある声に驚く。
「せ・・・聖奈・・・さん・・・」
「ぴんぽ〜ん」
ホッとしたのもつかの間だった。先ほど自分はこの人に何を言われただろうか。
あの瞳を思い出す。・・・脂汗が、再び背中に広がる。
視界を塞ぐ両手が離れるとゆっくりと後ろを振り向く・・・。
そこにはいつもの、極上生徒会の桂聖奈がいた。
「もう、あれだけ言ったのに・・・いけない娘」
笑顔で、ウィンクをして琴葉の額をつつく聖奈。
それで気が抜けたのだろう。
それは琴葉の少女としての幼さかくる油断か、聖奈のほうが隠密として一枚上手だったのか。
「聖奈さん、私は・・・」
琴葉が気がついたときには、すでに注射器の針は腕に刺さっていた。
「・・・・・・え?」
依然として聖奈は笑顔だったため、琴葉は何をされたのか分からなかった。
瞬時に眠気が体を襲う。崩れる体を聖奈が支える。
「・・・・・・・・・」
ゆっくりと琴葉を持ち上げる聖奈。
その瞳がどんな色をしていたのか、意識が薄れ行く琴葉に、知る術は無かった。
603 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:20:22 ID:CfWInUai
「・・・・・・ん」
琴葉は鼻を突くカビ臭さに目を覚ます。ゆっくりと目を開くと目の前に無機質な床が広がった。
頭に残る気だるさに、軽いめまいを起こす。手で頭を押さえようとするが手が動かない。
両手だけではない。両足も鎖でつながれていた。
意識がはっきりしてくると、自分が四つんばいにされていることに気がつく。
そして今自分のいる場所が、隠密専用の秘密の地下室であることも分かった。
「おはよ、琴葉ちゃん」
上から聖奈が見下ろしていた。
「聖奈さん・・・これは・・・」
「あなたがいけないのよ。あなたが知ったことは最大の禁忌。触れられざる聖域・・・」
まただ・・・またあの瞳だ・・・
体が一瞬震える。一体これから何をされるのだろうか。考えるだけで頬を汗が伝う。
「・・・私をどうする気ですか?」
言ったところでどうなるものでもなかったが、それでも不安を口にせずにはいられなかった。
「ふふ・・・」
聖奈が屈み、琴葉にキスをする。
「んっ!?んむ・・・」
ぬめる舌が、口内に入ってくる。
聖奈の唾液で、緊張で乾いた口の中が潤う。
「ん・・・・・・っはぁ!」
「あなたにはただ気持ちよくなってもらうだけ。最初はちょっと痛いかもしれないけど・・・
大丈夫よ。なるべく優しくするから。ね」
微笑む顔はいつものものだった。琴葉には逆にそれが恐ろしく感じる。
604 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:20:58 ID:CfWInUai
聖奈が琴葉の背後に回る。
「な、何を・・・・・・」
琴葉の小さな尻たぶに手をかけ、ゆっくりとこじ開ける。
「綺麗よ、琴葉ちゃん」
中心の桃色のくぼみに軽く息を吹きかけると、キュッと収縮する。
その反応に聖奈は微笑み、人差し指の先端を舐める。
「ちょっと力を抜いてね」
「ま、まさか・・・だめです、そん・・・な、ああっ!」
肛門に濡らした指を第一関節まで差し込む。
「すごい締め付け。かなりキツいわね・・・やっぱり痛い?」
「あ、当たり前・・・ん!・・・です」
琴葉が痛みに顔をしかめる。
「じゃあこれはどう?」
「え?・・・・・・ぅああっ!?」
指が抜かれたと思ったら、今度は温かくぬめったものが肛門を這う。
それが聖奈の舌だと気づいたのは、尻の谷間から聖奈のくぐもった声が聞こえてきたときだった。
「き、汚いです・・・やめて、くださ・・・んっ!」
「そんなことないわ。ピンク色で・・・ん・・・きれいよ」
しわの一つ一つを、舌先で丹念になぞる。
口に溜まった唾液を、まんべんなく塗りたくっていくと、肛門が妖しい光沢を帯びる。
ゆっくりと、焦らすように表面を舐め続けると、次第に琴葉の声に熱が帯び始める。
「んあ・・・っく、ん・・・!あ、は・・・やぁ・・・」
肛門も唾液でふやけてくる。
「ほ〜らだんだんふやけてきた、琴葉ちゃんのお尻の穴」
再度、聖奈が人差し指を進入させるとなんら抵抗は無く、奥まで埋没する。
605 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:21:40 ID:CfWInUai
- 「今度は簡単に入っちゃった」
「やぁ・・・こんなの」
「まだ二本はキツいかしら。・・・じゃあ、また舐めてあげるね」
指を引き抜き再び舌で愛撫する。
人差し指と中指を挿入すると、さしたる抵抗も無く埋まっていく。
「はい、二本目。どんどん広がっていくわ」
「それは・・・聖奈さんが・・・ん!」
「違うわ。琴葉ちゃんに素質があったからよ。お尻の穴で感じられる素質が。
だってほら、聞いてみて」
「え・・・・・・?」
じゅぶ・・・ぐちゅ・・・ちゅぷっ・・・
耳を済ませると琴葉の肛門から聞こえる粘膜音が広い地下室に響きわたっていた。
「や!やだ・・・!」
「いやらしい音するでしょ?もうこんなに濡れてる・・・見てみて」
挿入していた二本の指を、琴葉の顔の前に差し出す。
付着していた液体を指先でもてあそび、指を開くと粘液の糸が伸びる。
「み、見せないでください!そんなの・・・」
「ふふ・・・また舐めて下げる」
琴葉の肛門は聖奈の唾液と溢れる腸液でどろどろになっていた。
「さっきより美味しそう・・・ん」
度重なる愛撫に、琴葉の思考に霧がかかってくる。
痛みなどすでに無かった。下半身からこみ上げる快感に身をよじる。
606 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:22:30 ID:CfWInUai
- 「ふぅ・・・おいしかったわ。琴葉ちゃんのお尻」
「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
琴葉の息は絶え絶えだった。
初めての快楽に、体は敏感に感じてはいても、絶頂に達することは無かった。
聖奈は立ち上がって近くに転がっていたディルドーを取り出し、自分の秘部に挿入する。
「んっ・・・おまたせ、琴葉ちゃん」
肛門から溢れる液体を、ディルドーの先端に塗りたくる。
「奥まで・・・入れてあげるね」
濡れそぼる穴に手をかけゆっくりと開く。
すでに小さく窄まっていた姿は無く、本人の呼吸に呼応して息づく第二の性器が広がっていた。
聖奈が埋没させていく。
「ぅ・・・あああっ!」
新しい快感に、腰を大きく跳ね上げる琴葉。
「んんっ・・・いいわ琴葉ちゃんの中・・・きゅんきゅん締め付けてくる」
肛内を味わうようにゆっくりと優しく前後に動かす。
琴葉は口を半開きにして快楽に身をゆだねる。
とめどなく溢れる唾液は糸を引き、地下室の床に水溜りを作る。
「あっ・・・んっ!・・・っくぅ・・・はぁ・・・!」
「そんなに気持ちいい?お尻の穴?」
琴葉は答えない。ただあえぎ声を漏らすだけだった。
「もっと良くしてあげる」
聖奈が腰の動きを激しくする。えぐるように腰を打ちつけるたび、琴葉の嬌声がいっそう高くなる。
「ひあっ!らめ・・・らめぇ・・・!」
体を大きく振り乱すと、繋がれてる鎖がチャラチャラと鳴る。
「わたし・・・わたし、もう・・・!」
「いいのよイっても」
「んあああああっ!!!」
背中を弓なりにして絶頂を迎え、そのまま床に倒れこむ。
聖奈がディルドーを引き抜くと琴葉の体がピクっと反応する。
「ふふ・・・まだまだよ、琴葉ちゃん」
聖奈は、絶頂の余韻にヒクつく肛門に舌を伸ばす。
「・・・・・・ん」
朦朧としながらも、尻を這う舌に体を痙攣させる琴葉だった。
607 :名前:聖奈×琴葉 アナル調教 :2005/10/29(土) 01:23:57 ID:CfWInUai
- 何時間がたっただろう。
何回達しただろう。
何度も何度も肛門を嬲られ、すでに時間の感覚はなかった。
いっそ気絶したほうが楽だったかもしれない。
それでも隠密として鍛えられた精神力からか、琴葉は意識を保っていた。
「大丈夫、琴葉ちゃん?」
琴葉の顔を、笑顔でのぞき込む聖奈。
琴葉の顔が初めて恐怖でひきつる。聖奈の顔は余りにもいつも通りだったからだ。
途端に涙が溢れ出す。
「もう・・・ゆるし・・・て・・・だれにも言いませんから・・・もう・・・」
せきをきったようにしゃくりを上げて泣き出す琴葉を、聖奈は抱きしめる。
「ごめんなさい・・・怖がらせちゃって・・・」
聖奈は優しく琴葉の髪の毛を撫でる。
その仕草に安堵しそうな瞬間・・・聖奈の体が離れる。
汗で額に張り付く髪の毛を整えながら、琴葉の顔をまっすぐに見てかぶりをふる。
「・・・でもだめなの・・・これは罰だから・・・
あなたが犯した、許されざる罪への・・・・・・でも安心して」
琴葉に口づけをする。
「毎日ここに来るから。私が愛してあげるから。ずっとずっとここで・・・・・・永遠に」
それは琴葉が、二度と日の目を見れないことを示していた。
残った時間をこの地下室で過ごしていくという、聖奈の審判だった。
「もうこんな時間。残念だけど今日はここまで」
瞳に涙を溜めたまま震える琴葉をそのままに立ち上がる。
「それじゃあ、また明日ね、琴葉ちゃん」
部屋をあとにする聖奈。
琴葉のほうにはもう振り返らなかった。
「・・・やだ・・・いやぁ・・・・・・」
つぶやくような哀願も、閉じる扉の音にかき消されていった。
おわり