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408:続かなくてくだらない。 :2005/10/03(月) 16:59:32 ID:+NGLz4JU
シンディは寝巻きに着替え、珍しく寮の自室で睡眠をとろうとすると、
突然ものすごい勢いでとびらが開いた。
「ここで会ったが100年目!せーのっ!シンディ!シンディ!」
久遠が腕を振りながら掛け声を上げると、それに続いて廊下からも生徒会メンバーの声が響いてくる。
「「シンディ!シンディ!」」
「「シンディ!シンディ!」」
今入ってきたかと思いきや、それを叫び終えれば久遠は部屋を出ていてしまった。
同時に、メンバーの謎の掛け声も止む。
シンディもシンディで何事もなかったかのように、部屋に鍵をかけてから電気を落とし、ベッドに入った。

しかし、どうやらあれからメンバー全員廊下に張り付いていたらしく、
もう夜中だというのに掛け声が鳴り響きだす。
「シンディ!シンディ!」
「シンディ!シンディ!シンディ!!」
「シンディ!シンディ!(れいん、回数が1回多いぞ)」

あまりの騒々しさで、さすがに腹を立てたシンディは布団を出て鍵をかけていたドアを開けた。
「・・・シャラップ!!!!」
しかしそう言い終えるとほぼ同時に、シンディは特攻してきたメンバーに押し倒されてしまう。
各メンバーの手には鞭や蝋燭など、いわゆる「大人の玩具」の数々が握り締められていた。
「シンディ、お前は前に遊撃に入りたいと言っていたそうだが・・・
これから遊撃の任務の厳しさをたっぷりとおしえてやる!」
怯えきった目をしているシンディに、奈々穂が乱暴に言い放つ。

シンディの長くて痛い夜が始まった。