remove
powerd by nog twitter
939 名前: 百合 2005/09/09(金) 23:15:37 ID:10t1URpJ
わかなは年下の親友であるゆきみが、これ以上にない好条件なお相手とお見合いをするときいて、極上寮に愚痴を言いに来ていた。
その被害にあっているのはシンディである。

「私の気持ちを分かってくれるのはあんただけよ、キャサリン」
「シンディ…」名前を間違われて、自分を指差しながら答える。
しかし、わかなはきいておらず、イスからたちあがりシンディに抱き付いた。
『いや〜ん、パヤパヤ〜』その様子を見ていたみなもたち中学組はうれしそうだ。

いきなり抱き付かれ、困り顔のシンディ。それを見兼ねた奈々穂は二人を引き剥がす。
「なによぉ」
ふてくされた様な顔をしながら顔を近付けてくるわかな。
「お、落ち着いてください」
「これが落ち着いていられると思う?年下のゆきみに──」
シンディに言っていた様なことをまた言い始めるわかなに、小さく溜め息をつき、少し離れた所から見ているメンバーに目で助けを求める。
しかし、皆「私には無理。」と言う様な顔をして目を逸らす。
「ちょっと聞いてるのぉ?」
よそ見する奈々穂の顔を自分の方に向ける。

940 名前: 百合 2005/09/09(金) 23:16:29 ID:10t1URpJ
「聞いてます」
「ゆきみのあのゆるみきった顔!思い出すだけで……」
黙って聞いている奈々穂にわかなは「あんたも飲みなさいよ」と言い出す。
奈々穂が断ろうとすると、わかなは奈々穂に馬乗りになり、酒のビンを取ってそれを口に差し込み、中身を飲ませる。
「んっ…んく、ごくん…」

これはさすがにまずい。ここにいる全員がそう思っただろう。
「シンディさん、角元さん、飛田さん、三人で先生を家まで送ってくださいます?」
久遠はとっさに指示を出す。
三人は指示に従い、わかなを半ば強引に連れて寮を出て行く。
寮に残ったメンバーは、おそるおそる奈々穂に近付く。
「奈々穂さん?」
返事はない。
声をかけても反応しないので、みなもはつんつんと腰の辺りをつつく。
「っ…」
小さく声を上げ、しばらくしてからゆっくり起き上がる。
「あ、おきた」
「奈々穂さん、大丈夫ですの?」
「副会長さん…?」
皆、心配そうな顔をして奈々穂の顔を覗き込む。
「…」
「聞いてるの〜?副会長さん」人が心配してるのに、と頬を膨らませ、怒った様な顔を作るみなも。
しかし、奈々穂は何も言わずにみなもをみつめる。
「みなも…」
やっと口を開いたと思うと、今度はみなもを軽々と抱きかかえると自分の膝の上に乗せ、その成長しきっていない幼い体を触り回す。
「キャーッ!やめてよ!えっち〜っ!」
ジタバタ暴れるが、みなもの力では奈々穂に敵うわけも無く、為すがままだった。

941 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/09(金) 23:18:29 ID:10t1URpJ
「お姉ちゃん、助けてっ」
「みなもちゃん!」
奈々穂の行動に驚いて固まっていた聖奈は、呼ばれて我に返った様にみなもを奈々穂から奪い取り、自分の方へ引き寄せる。
「大丈夫?みなもちゃん」
「ありがと〜お姉ちゃん」
ホッとした笑みをうかべ、聖奈の胸に顔をうずめるみなも。聖奈は妹をなだめる様に、頭をやさしく撫でてやる。


「ちょっと…奈々穂さん?」
「酔ってるんですの?」
「酔ってないぞ〜」
いつもの凛々しい奈々穂からは考えられない様な声を出す。
「うわっ…」
「……」
「りのちゃん、みなもちゃん…二人は先に部屋にもどっててね〜」一瞬、顔を引きつらせ、それからいつもの笑顔を作ると、二人にそう言った。
「「…はい」」
ここにいたらまずいと思ったのか、二人は素直に聖奈の言うことを聞くと、部屋から出て行った。

「まゆらさんは、お水をもってきてもらえます?」
「わ、わかりました」
返事をすると、まゆらも部屋を後にした。
残った聖奈と久遠は顔を見合わせる。


数分後。
「こ、困りましたね〜」
水を取りにいっていたまゆらが部屋に着くと、ドア越しに聖奈の声が聞こえてきた。


942 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/09/09(金) 23:21:30 ID:10t1URpJ
ドアを開けると、そこにあったのは上着を脱がされ、奈々穂に胸を揉まれている聖奈の姿。
「な、な、なにを!?」思わず叫んでしまう。
「まゆら…?」
奈々穂はまゆらの姿を見ると、怪しく微笑む。
「えっ…」
「まゆら、こっちに来い」
言われて迷いはしたものの、行かなければ後が怖い。
「な、なんですか?」
しぶしぶ奈々穂に近付く。
「ぅっ…」
手を伸ばしてくるのでビクッと肩を震わすと、聖奈がみなもにしたように髪を優しく撫でる。
「まゆら…」
「奈々穂さん?」
「…」
優しく髪を撫でられて、気持ち良さそうに目を細めるまゆら。
そんな二人を黙って見ていた久遠が口を開く。
「奈々穂さん、私には何もしてくださらないの?」
なにもされなかった―それは良いことのはずだが・・・
「して欲しいのか?」
「…」
「して欲しいなら言ってみたらどうだ、久遠?」
「………」
奈々穂の意地悪い質問に黙り込む久遠。

「まゆらさん、私たちは部屋に戻りましょうか」
「えぇ。」
「というわけで、私たちは戻りますね〜」

「…。」
二人が出て行ったのを確認してから久遠は上着を脱ぐとソファに座る奈々穂に跨がり、自分の体を押しつける。
「…!」
奈々穂は一瞬戸惑った顔をしたが、久遠の腰に手を回し、キスをした。
「な、な…ほさ、ん…」
奈々穂が舌を突き出すと、久遠はそれに自らの舌を絡ませた。
「んっ…はぁっ」

しばらくしてから、どちらからともなく唇を離す。
「久遠…」奈々穂は甘える様な声を出しながら、久遠をソファに押し倒す。
965 名前: 百合 2005/09/10(土) 19:26:21 ID:5WO+gUA4
「奈々穂さん」
制服のボタンを外し、首筋にキスを落とす。
くすぐったそうに身を捩る久遠の上から降りて、ソファに座らせると、胸に手を当てて、そこを優しく揉みほぐす。
「奈、々穂さ…ん」
片手で服をすべて脱がしとると、とても年下とは思えないような美しい体が露になる。

左胸を揉みながら、右胸の先端を口に含み、そこを少しだけ舐めて、吸ったり噛んだりしてみる。
「ぁぁ!はぁ…奈々穂さ、んっ…」

「っ…あぁ…ハァ、ハァ」
さすがの久遠もこういう事はしたことがないらしく、奈々穂が手を動かす度に喘ぎ声を上げる。
「あぁっ…はぁん」
右手で焦らすように、腰から太股までの間をなぞる。
「はぁ…ん…ここは触ってくださいませんの?」
久遠は肩で息をしながら、すでに愛液が溢れ出す秘所を見せる様に足を開く。
「触って欲しいのか?」
「っはぁ…早く…」
恥ずかしそうに俯いて、奈々穂の手を自分の秘所へ持ってくる。
それでも触らないので、上目遣いで奈々穂を見る。
「奈々穂さん、、」
すると、奈々穂は太股まで垂れる愛液を人差し指で拭って、口に含む。
「…久遠、足開いて」

966 名前: 百合 2005/09/10(土) 19:27:10 ID:5WO+gUA4
ソファに座っている久遠の足を自分の肩に乗せて、秘所に顔を埋めると、形を確かめるように舌で全体をなぞる。
舌が突起に当たる度に、ビクッと大きく反応をする久遠。
「んぁぁっ!ななほさんっ…はぁぁっ」
口を離して指を中に差し込み、ゆっくり動かしてみる。
「ふぅぅんっ…あぁっ」
奈々穂の指は久遠の中で蠢き、いやらしい音を部屋中に響かせる。
「はぁ、はぁっ…ななほさっ…私、もう!」
それを聞いて、奈々穂は指を動かしたままにして、またそこに口をつけると、突起を吸い上げた。
それとほぼ同時に叫びに近い声を上げると、そのままソファにもたれかかった。


行為を終え、息が整ったところで二人が顔を上げると、そこにはわかなを家に送っていた、れいん、小百合が顔を赤くしながらドアの隙間からこちらを見ていた。
「……」
目が合って、逃げようとする二人を得意のヨーヨーを使って捕まえる。
「奈々穂さん、どうなさるつもり?」
「ふふ…どうしてやろうか」いやらしい笑みを浮かべる奈々穂。

「小百合まずいよ!どうしよう」
小百合にしか聞こえない大きさの声でいう。
「どうって、逃げるしか」
しかし、逃げようにもヨーヨーの糸が体に絡まり、二人は動けない。
「いや―っ!副会長!ストップ!タイム!」
叫びながら首を横に振るれいん。
小百合は黙ったまま動かない。

967 名前: 百合 2005/09/10(土) 19:30:22 ID:5WO+gUA4
奈々穂はそんな二人を楽しげに見ていたが、ふと何か思い付いた様な顔をする。
「久遠、私たちでこの二人に色々教えてやろうか」
「あら、楽しそうですわね」
乱れた髪を整えながら、いつもの様に微笑む。
「ふふ、じゃあ、まずれいんからだ」
「角元さん、胸は揉むと大きくなるんですのよ?」
「えっ…本当ですか!?副会長!てことは…」
久遠の一言に反応するれいん。
「つまり、副会長は副会長に揉まれて…」
れいんの言葉に続けるように小百合が言った。

奈々穂は手をいやらしく動かしながら、れいんに近付く。
「いやぁぁぁあっ!」

れいんの声を聞き付けてりの、まゆら、みなもがかけつける。
「「あ…」」
「あら、随分たくさん集まりましたわね…」「ふふ、、」

「キャ───ッ!」
三人はその光景を目の当たりにして、叫び声を上げる。
三人も逃げようとするが、後から遅れて来た聖奈にぶつかり、呆気なく奈々穂に捕まる。
「あら〜、おもしろそうね〜。私もまぜてくれるかしら〜?」

「もちろんですわ。」
「丁度、人手が欲しかったところです。」
「ふふ、楽しみね〜」りの達を縄で縛り付けながら楽しげに答える。


968 名前: 百合 2005/09/10(土) 19:31:40 ID:5WO+gUA4

「それから、琴葉…あなたもいらっしゃい?」久遠は窓を開けながら、木に向かって話しかける。
「!」
「琴葉」
観念したのか、そこからは気まずそうな顔をする琴葉が出てきた。
「琴葉ちゃん」
「琴葉」
奈々穂は琴葉の腕をひっぱり、強引に部屋の中へ連れ込む。
「するのとされるのどっちがいい?」
「は…?」
「やっぱり琴葉ちゃんは久遠さんに…」
「せ、聖奈さん!何を…私はそんなんじゃ…」
否定しようとする琴葉を後ろから抱き締め、わざと胸を押しつける久遠。
「本当に…?」
「いえ…あの…副会長…」


「ちょっと妬けちゃうかも〜。もう一人の隠密さんでも呼ぼうかなぁ?」
二人を微笑ましそうに見つめながら、独り言のように呟く。




次の日。
「ん…」
奈々穂が目を覚ますとそこには裸で縛り付けられたまま寝ている仲間の姿。
「…一体何が!?というか、私はなぜこんなところに…?」
「あら、覚えていませんの?」
突然後ろから返事が返ってくる。
「ああ…何があったんだ?」
裸の久遠から目を逸らしながら聞き返す。
「自分が何をしたか知りたくて?」
「私がなにを?」
「ふふ、こういうことですわ」
そういうと久遠は奈々穂の上にのしかかる。
「な、何を!」
「知りたいんでしょう?」
「きゃあぁぁぁ〜〜〜っ!!」



その日、生徒会メンバーは、前日の疲れから学校を休むのであった・・・