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532 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/23(火) 07:45:08 ID:3Z+11bBP
ほとんど、エロくないです。スマソ

約束の時間はとうに、すぎていた。副会長の部屋の前、私はゆっくりと深呼吸をする。
走って来て、荒れた息を整えるためでもあるが、目的はそれだけではない。
これから、このドアを開けた先に待つ情事を考えると、私の心は体以上に平静さを失っているからだ。
今日は会長が神宮司家に出かける日、つまり自動的に部屋で二人きりになれる唯一の日、それなのに遅刻とは情けない。
周囲を確認して、ドアをノックする。その叩き方でさえも二人だけの秘密の合図。
「どうぞ」
声のトーンで分かる。やはり、少し怒っているようだった。
「失礼します」
いつもなら、私にしか見せない優しい笑顔で迎え入れてくれるのだが、今日迎え入れたのはその笑顔ではなかった。どうしようかと思った・・・向かい合う二人、気まずい沈黙、ドアの閉まる音だけが部屋に広がる。
「琴葉、待ちくたびれましたわよ連絡のひとつもしないで」
来る途中に考えた出来損ないの言い訳を頭の中で組み立てる。だが、まず謝ろう。
「すいま!っんん」
不意に唇がふさがれ、同時に侵入する舌、唾液。そして副会長の想い・・・
その瞬間、私の杞憂は無駄だったのだと分かった。副会長にとって私を待っていた時間はもう過去のこと、私と繋がっている今がすべてなのだと。
心の底から突き上げる私の想いも表現しようと、舌を絡める。
「んっ・・・・・んんっ・・・・・」
廊下にまで聞こえそうなほど、唾液の混ざり合う音が響き渡る。すでに体は服が要らないほど火照り、頭は真っ白だった。廊下・・・そうだった、不意に唇を離す。
「あっ・・・」
副会長が残念そうな声を出すと同時に、その潤ってそれ以上の何かを求める瞳と目が合う。
「鍵を閉めてきます」
以前二人きりだった時に聖菜さんが、部屋に入ってきた事があった。その場は任務の報告をしていたと言って上手くごまかしたが、今の状況では言い訳も出来ない。
鍵を閉めたのを確認すると。私は今一度うつむいて深呼吸した、そして振り返ると艶やかで美しい妖艶な笑みが、私を捕らえていた。それも、私にしか見せない顔。
「さあ琴葉・・・・・続きを始めましょう」
永遠とも一瞬とも言える二人の時間があのベッドの上で始まるのだった・・・。


533 名前: 琴銀です一応 2005/08/23(火) 07:47:09 ID:3Z+11bBP
続き
りの「せっかく和泉さんの焼いた、おいしいケーキなのに余っちゃったね。」
ぷっちゃん「まったくだぜりの、甘いものは別腹とかはしゃいでたくせに。あの威勢はどこにいったんだ、他のやつらもよ」
れいん「えーあっしも一生懸命食べたよー」
小百合「私もだ」
シンディ「me to」
香「まあまあ、今日は奏会長も副会長もいないのをうっかり忘れて作りすぎた私がいけないんだから。それよりも、人形のくせに人一倍食べるあんたが今日に限ってお腹痛いとか言ってあまり食べないのも悪いに、ひとのせいにして最低ね」
ぷっちゃん「ギクッ!それはだな・・・」
聖菜「あら♪おいしそうなケーキね」
まゆら「ほんとだー」
香「ちょうどよかったー。余っちゃった所で、二人共どうぞ」
まゆら「ありがと、うわー美味しい」
りの「そうだ!私、隠密の副会長さんにおすそわけしてくるねー」


聖菜「だめよ♪りのちゃん。さっき部屋に寄ってきたけど、疲れて眠っていたから、独り・・・・・・にさせてあげてね♪んふふっ」



以上です。実をいうとこういう二次創作書くのは初です、エロパロスレなので前半力入れてベットイン後まで書こうと思いましたが力尽きました・・・それどころか、後半のほうが時間かかったし・・スマソ
初めてなので、誤字脱字や間違った言葉ずかいが多いかもしれませんが見逃して下さい・・・。
スルーされたら、最初で最後のSSになるかもしれないので、スルーされるのがめっちゃ怖い。
もしよければ、感想お願いします。