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342 名前: 奈々穂×聖奈の作者 2005/08/12(金) 04:54:32 ID:xZVnGhVw
「おっはよー!!,今日も元気でバリバリで絶好調〜〜?」

 大きな声で目の前の少女に挨拶したのは、まるで太陽のように元気たっぷりの少女、
 名前は「角元れいん」。

「あぁ・・おはよう、れいん」

 こちらは、れいんと比べて、落ち着きのある表情と物腰をしている少女、名前は
「飛田小百合」。

 周りの目から見ても、全くもって対極の性格の二人。しかし、そんな二人は、
 自他共に認める、とても仲の良い親友同士であった。

 そんなこんなで、今日の授業が終わり、いつものように、れいんと小百合は、自らの
 第二の家であり、仲間達の待つ、極上寮に向かう。

 極上寮についた二人は、他の生徒会メンバーが集まっている事の多い、生徒会室へと
 足を運んだ。しかし二人がやってきた生徒会室には、珍しいと言って良いほどに
 誰もいなかった。

「誰もいないー、退屈でやることなくてつまんないー!」、そう叫びながら、いつも自分が
 座っている椅子へと乱暴に腰掛けた。

「まぁ、こんな日も良いじゃないか・・」、いつもの様に物静かに、叫ぶれいんを
 たしなめる。

 しかし、黙っていることと、何もしない、ということが大嫌いなれいんは、唐突に
 こんなことを持ちかける。


343 名前: 小さな頃から。 2005/08/12(金) 04:55:33 ID:xZVnGhVw
「ねぇ小百合〜、あっしとポーカーゲームしようか?、今回は罰ゲームありで!」
 
 そう提案を持ちかけたれいんに、小百合は多少冷ややかな言い方で言葉を返す。

「ゲームはかまわないが・・その罰ゲームというのは何だ?」

 罰ゲームの内容を知っていると知っていないとでは、ゲームへの参加意識は変わってくる。
 ならば内容を聞く小百合の行動は、当然のことであろう。
 
「ふふふ・・そういうと思っていたよ、小百合君!」・・そう言葉の後に、れいんが
 持ちかけた罰ゲームとは・・。

「ポーカーと言っても、大人の遊び・・脱衣ポーカーでさぁぁ!!」

「・・・・」、小百合の口が半開きになる。確かに、いきなり脱衣ポーカーなどと言われたら、
 誰でもそうなるかもしれないが・・・。

「降りさせてもらう。」、10秒ほど停止状態だった小百合は、我にかえった途端即答で、
 脱衣ポーカーを否定する。

「なんでー、良いじゃんかよー!」、否定されたれいんは、ぶーぶーと文句を言う。

「どこから突っ込めばよいか分からないが・・とにかくダメだ。普通のポーカーゲームなら
 大歓迎だがな。」

 そういうと、小百合はのんびりと、眼鏡拭きを使って、自分の愛用している眼鏡を
 綺麗に磨き始めた。

344 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 04:56:27 ID:xZVnGhVw
「・・・そっかぁ、小百合はゲームとか、てんで弱いもんねぇ・・」
 突然、れいんが小百合を挑発するように語り始めた。

 当然、自分を脱衣ポーカーに参加させる為の口実にしようとしているのは目に見えているので、
 小百合は無視をして、眼鏡拭きの続きを始める。

 しかし、れいんの悪口攻撃は止まらない。

「遊撃の実力ナンバー1で、飛田活殺流の小百合さんがね〜・・戦う前から逃げるなんて、
 恥ずかしいったらありゃしませんよね〜、にゃはは。」

 そのとき、小百合の表情が変わった。どうやら、れいんが口に出した、飛田活殺流に対する
 侮辱的な発言に対して、結構頭にきたようだった。

「れいん・・後悔するなよ・・・?」、小百合が前置きも無しにれいんに告げる。

「後悔も何も、あっしから持ちかけた勝負ですから〜、後悔なんてするわけないっつーの」
 と、にやつきながら、小百合に挑戦的な発言をする。

「良いだろう・・飛田活殺流継承者、飛田小百合。この勝負、受けて立ってやる!」
 ついに、れいんの挑発に完全に乗ってしまい、小百合が脱衣ポーカーの勝負を受けてしまったの
 であった。

「待ってました〜、ほじゃま、始めましょっかー、にひひひ。」

345 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 04:57:21 ID:xZVnGhVw
この時のれいんは余裕綽々であった。カードの腕に関しては自分の方が断然上、ポーカーなんて
 昔っから腐るほどやってきてるので、駆け引きに関しても場慣れしている。
 後はあの堅物の小百合を脱がしに脱がして、流れに任せて、年頃の女の子が想像する、
 あんなことやこんなことをしてやろう、なんてそんなことを考えていたのであった。

「くくく・・小百合の、ボインでビックなあのバスト・・どうしてくれようか・・」

 しかし、この後起こる悲劇なんてことを、その時のれいんは全く考えていないのであった・・


「ははは!私の勝ちだね!妥当、確実、スリーカード〜〜!」
 よもや勝ち誇ったように、テーブルに、スリーカードが成立したカードを叩きつける。

 しかし・・

「ストレート、私の勝ちだな、れいん」、そういうと、美しく並んだストレートの成立した
 五枚のカードが、静かにテーブルに置かれた。

「なっ・・・!?」、勝ちを確信していたれいんは愕然とした。

(ま・・まぁ、まだ一回目だし、まぐれよまぐれ!)

 そう自分に言い聞かせながら、渋々と夏服の制服を脱ぎ捨てた。夏服というところが災いしてか、
 れいんは上半身に関しては、下着という形となる。

「なかなか良い眺めだぞ・・れいん。」少しにやつきながら、小百合は軽く挑発する。

「な、なにを〜!まだまだこれからだよ!・・次は絶対勝ーーーっつ!」
 
 そう叫びながら、奮起してカードを切りなおす。しかし・・

346 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 04:57:59 ID:xZVnGhVw
「これでどうだ!、強力、強運、フラーーーッシュ!」

「惜しいな、フルハウスだ。」

「な、なにぃぃぃいぃぃい」、絶叫するれいん。

「さ・・次はスカートだな。」にやにやしながら呟く小百合。

「くぅぅぅぅ・・・」、小さい悲鳴をあげながら、れいんは、自分のスカートに手をかける。
 多少の羞恥を感じながらも、スカートを脱ぎ、下着とソックスだけの姿になった。

「次・・次こそは・・」相当焦りながらも、次の勝負のためにカードを切るれいん。

「ここで止めても良いんだぞ・・?」勝ち誇ったように、そうれいんにつぶやく小百合。

「ヤダ!、勝負は諦めた方が負けだもん!、さ、次行くよー!」

「これでどうだーーー!ストレートフラーーッシュ!これならさすがに小百合も・・!」

 だが・・

「・・・ロイヤルストレートフラッシュ、今日はとことんついてるらしい。」

「・・・・」、もはや言葉も出ないれいん。だが、そんなれいんに、目を覚まさせるように
 小百合は声をかけた。

「さぁ・・次はどっちを脱ぐんだ?上?下?ソックスって選択は無しだからな、好きな方を
 選べ。私はどちらでも構わない。」
 
 小百合は淡々と、どうでも良いかのようにれいんに告げた。

347 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 04:58:30 ID:xZVnGhVw
「くっ・・うぅぅ・・勘弁してよ小百合ぃぃぃぃ・・」

 半泣きになりながら、小百合に許しを乞うれいん。

「私は潔くない奴は嫌いだ。しかし・・・」、そうつぶやくと同時に、小百合は目にもとまらぬ
 速さで、上下下着のれいんの背後に回る。そしてそのまま、れいんの体全体を両手で包み、耳元
 にそっと息を吹きかけた。

「ひゃぅんっ!!ちょ、ちょっと小百合何を・・!?」、小百合の唐突な行動に驚きを隠せない
 れいん。

「なぁに、服を脱がす代わりを頂くだけだ。まぁ、「代価」といった感じかな・・。」

 そう言うと、小百合は、背後を向いている状態のれいんの顔を自分の方へ向けると、れいんの
 発言を奪うように、少し強めに口付ける。

「ん・・ふぅ・・んん・・うぅ・・」、初めての経験に上手く対応ができないれいん。
 対照的に、荒々しくれいんの唇を貪る小百合。完全に手玉にとられている状態であった。

 ようやく唇を離した小百合に、れいんは顔を紅潮させながら、早口で小百合に言葉をまくし
 たてる。
 
「さ・・・小百合!いきなりこんなことしてなんのつもりなの!?私たち女の子同士なんだよ!?
 小百合がやってること、さっぱり全然分かんない!!」

「随分と言ってくれるな。でも私が勝負に負けていたら、れいんも私に何かしようとしようと
 思っていたんだろう?」、小百合は何もかもお見通しです。とでも言ったような表情で、逆に
 れいんに問いかけた。

「う・・・」、自分の計画をあっさりと見破られてしまい、言葉を返せないれいん。

「それにな・・」、小百合が先ほどまでと違った、少し優しい表情で言葉を紡ぐ。

「今日のこれはきっかけに過ぎなかったんだ・・」、と。


348 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 04:59:21 ID:xZVnGhVw
「え・・・?」意味が分からず、れいんは素直に「分からない」と言ったような顔をする。

「れいん、私は友達としてお前を好きなんて段階はとっくに過ぎてるんだ。
 昔かられいんは私を守ってくれた。私がどんな苦しい時も、悲しい時も、れいんだけはいつも
 私の隣にいてくれた。」

 小百合は一気に話を続けた。まるで・・れいんに言葉をはさまれるのを
 拒むかのように・・いや、恐れているようにも感じられる様にも見えた。

「それはいつしか、恋にも似たようなものなんだと自然に感じ取るようになった。
 私は異性を好いたことがないから、確証はできないが・・でもきっとそんなものなんだと
 思う。」、小百合は笑った。でもそれは、とても悲しそうな笑顔に、れいんには映った。

「おかしな話だろう?女が女を好きになるなんて・・ありえないことだ・・だから・・」

 だんだんと、小百合の言葉数が減っていく、普段感情を表に出さない彼女にとって、今している
 ことは、とても勇気がいることということは、容易に想像できることである。

「私の事・・軽蔑しても・・」と、小百合が次の言葉を出そうとした瞬間、れいんは小百合の体を
 優しく包み込んだ。まるで、大事な人形を扱うように、そっと。

「小百合・・ありがと。正直びっくりしちゃったけどさ、それ以上は・・言わないで。」

 そう小百合に優しく言葉を投げかけた後、れいんは小百合に言葉を続ける。小百合は「告白」とい

 うボールを投げた。ならばそれを、れいんはしっかり投げ返してあげなければいけない。

「軽蔑なんて・・するわけないじゃん。私の事好きだから・・ちょっと力任せだったけど、私に
 キス・・してくれたんだよね?だったら・・」
 
 そういうと、さっきのお返し、とばかりに、今度はれいんから小百合に口付けた。


349 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 05:04:45 ID:xZVnGhVw
「ん・・・れいん・・」

「私も小百合が好きだから・・小百合が私にしてくれたようにキスする。恥ずかしいからこれ以上は
 言わないよ・・・ね?」

「れいん・・ありがとう。」

 三回目のキスは、互いにゆっくりと寄り添いながら口をつける。三回目のキスは、今までで
 一番やさしかった。

「その・・・れいん・・さっきの続き・・して良いか・・?」、唐突に小百合は、れいんに想いを
 打ち明けた。

「え・・さっきのって・・その・・・エッチな事・・?」

 れいんがダイレクトに聞き返すと、小百合は顔を真っ赤にしながら、何も言わずに、ただただ
 顔をぶんぶんと縦に振るばかりである。

「くくく・・」、その姿を見て、れいんは思わず小さく笑ってしまう。これほどまでに、小百合を
 可愛いと思ったことは、今までにもなかったかもしれない。

「れ・・れいん・・笑わないでくれ。」、顔を赤くしたまま、れいんに抗議する小百合。

「あ、ごめんごめん。」そういつもの様な明るさで謝ると、れいんは優しく、小百合に言葉を紡ぐ。

「良いよ。でも優しくしないと怒るぞ〜」、少し照れ隠しを含めながら、れいんは了承した。

350 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 05:05:27 ID:xZVnGhVw
「ありがとう・・れいん」、そう短く言うと小百合は、まだまだ小ぶりなれいんの胸を、下着越し
 に軽く揉みはじめる。

「ん・・ちょっとくすぐったい・・」、恥ずかしさを隠すため、ちょっと茶目っ気を出しながら
 、れいんはそうつぶやいた。

「そうか・・じゃあこうするとどうだ?」、そう言うと、小百合はそっとれいんの下着を上に
 押し上げ、右側の乳房の周りを、優しく舐め上げる」

「ふぅぅぅん・・・!ちょ・・小百合・・」、突然の強い刺激に、ついつい甘い声を出してしまう
 れいん。それに気を良くしてか、小百合は少し上向きの乳首を、そっと口に含み、甘噛みをする。

「ふぁぁぁ・・!?ちょ・・だめ・・そこ・・変な気持ちになる・・」、れいんも年頃なので、
 もちろん自慰の経験もある。しかし、自分の乳房を他人に弄られる感覚は当然初めて味わうもの
 なので、自分でも上手く気持ちをコントロールできないでいた。

「ここが・・気持ち良いんだな・・じゃぁ、こっちも・・」、そういうと小百合は、右側の攻めを
 続けたまま、今度は自分の左手を使って、れいんの秘所を数回擦りあげる。触ってみると、いつ
 頃から感じ始めたのか分からないが、れいんの秘所部分は、程よいくらいに下着を濡らしている
 状態であった。

「くぅぅぅぅ・・あ・・ん・・!あっ・・!」、上半身と下半身の同時攻めを受けて、れいんは
 開放されたように、甘い嗅ぎを発し始める。そこには、まだ年齢的にも、肉体的にも幼いれいん
 からは想像できないような、艶かしい姿を描き出していた。


351 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 05:06:03 ID:xZVnGhVw
「下も脱がすな・・」、そういうと小百合は、れいんのショーツを脱がしてしまう。

「あ・・・恥ずかしいぃ・・」、いくら女性であり、好きな相手とはいえ、人に見られた事の無い
 部分をさらけ出す事は、やはりれいんであっても、相当恥ずかしいようだ。

「これが・・れいんの・・・」そう小百合が言うと、我慢できなくなったのか、小百合はれいんの
 秘所に顔を近づけ、そっと舌を出して舐め上げた。

「・・・・はあぅっ!」、今まで以上の刺激に、れいんは思わず悲鳴をあげてしまう。その言葉を
 聞いて、思い切りがついた小百合は、強弱をつけて、れいんの秘所を味わい始める。

「んん・・・!あ・・・だ・・・め・・ぇ・・さゆ・・り・・ぃ・・・!」、もはや言葉にならない
 れいんは、小百合のなすがままとなってしまっている。

「れいん・・一回イってしまって良いぞ・・」、そうつぶやくと、小百合は舌を細く丸め、れいんの
 秘所の少し奥まで軽く付き入れたり、溢れ出始めた愛液を、れいんにも聞こえるように大きな音で
 吸い上げる。

「あぁぁ・・!なんか・・・飛ぶ・・・ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!・・ダメ・・あぁ!!
 なんか・・・つれてかれちゃう・・・・・あぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ・・・!!」

 一際大きな音で吸い上げた後、れいんは初めての絶頂を感じてしまう。秘所からは、まるで小百合
 の愛の形のように、愛液が止まることを知らないように溢れ続けている。


352 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 05:06:35 ID:xZVnGhVw

「はぁ・・は・・ぁ・・・う・・うぅん・・」、れいんが絶頂の余韻に浸っていると、そこには、
 いつの間にか全ての衣類を脱ぎ終えた小百合が、物欲しそうにれいんを眺めていた。

「れいん・・れいんのをしてたら・・私も・・」、小百合を見ると、小百合の秘所も、目に見える
 くらいの液が、太ももを伝っていた。

「ん・・・良いよ・・きて・・・」、れいんは少し疲れた表情をみせながらも、笑顔で小百合を
 受け入れた。その言葉に甘えるように、小百合は、れいんの上に覆いかぶさる。
 
「じゃあ・・・いくぞ・・・れいん・・・」、小百合はゆっくりと、自分の秘所をれいんの秘所に
 導いた。秘所同士が触れると、周りについた愛液が、二人に不思議な感触を与える。

「ふぁ・・・小百合のが・・私のに・・くっついてるよ?」

「あぁ・・私もれいんを感じてる・・動くぞ・・。」、そういうと、小百合はゆっくりと、
 しかし徐々にペースを上げて、れいんの秘所と自分のを擦り合わせる。

「ああぁぁ!・・イったばっかで・・刺激・・きつ・・い・・くぅん・・!」

「れいん・・・・愛してる・・」、そうつぶやくと、更に擦りあわすペースを上げる。

「ふぁあぁう・・・だめぇ・・また・・きちゃ・・・う・・・あ・・あ・・!」

「私もだ・・・!一緒にイこう・・れいん・・・!」

「あぁあ・・あ・・だ・・だめ・・小百合・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「んふぅ・・!れ・・れいん・・・!・・くぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

 二人は同時に絶頂に達する。そして二人の手は繋がれていた。そう、二人は繋がっている。
 今も昔も何も変わらず、これからもずっと。

353 名前: 小さな頃から 2005/08/12(金) 05:07:07 ID:xZVnGhVw
 翌日・・

「小百合〜〜っ!ゲームやろ!ゲーム。昨日と同じ罰ゲームで!」、昨日と変わらず、全く懲りてな

 い、といった感じで、れいんは小百合にゲームを提案する。

「・・昨日負けたのにまたやろうと言うのか?」、まるで昨日の事は無かったかのように、
 いつものようにクールに、小百合はれいんに言葉を返す。

「ははは!良いんだもんね〜」、と不敵に笑うれいん。

「・・何が良いんだ?」、不敵に笑うれいんに不思議がる小百合。

「ん〜?だってさ」、れいんは小百合に聞こえないくらいの、少し恥ずかしそうな表情で、
 小さな声でつぶやく。

「・・小百合となら勝っても負けても・・全然良いもんね。」

 れいんは、不意に小百合の唇にそっと口付けた。四度目のキスは、なんだか温かい気持ちが
 した。

                                    end