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マニアクス LIVEレポート 47

●かつての友との決別●



●孤独なる漂流神 ノア

329Fにはムスビ創世を目指す勇…、邪神ノアの姿が。


ハッハッハ。 わざわざ、やられに来るなんて オマエは頭が悪いなぁ。
ムスビの世界が出来るまで待てば、 もしかしたら、オマエも死にこそすれ
生まれ変われたかもしれないのに。
いくら友達だったからといっても…… オレの創世を邪魔するヤツは許さないよ。
残念だけどオマエもサヨナラさ。 永遠にね……

まだ受胎が起こる前のことを思い返してみる…。
ファッションに人一倍気を遣っていたオシャレな勇に、少し嫉妬したこともあった…。
お互い祐子先生の大ファンということもあって、色々と男の会話もしたっけ…。
「もし、船が難破して無人島に祐子先生と二人流れ着いたら…」とか、
「もし、大地震が起こったら…」、「もし、最終戦争が起こったら…」
マントラ軍本営で見掛けた時の勇は本気で祐子先生を心配していた。
好きな人を守りたくて、でもどうしようもなくて…。もし逆の立場だったらどうだっただろう…。

夜のオーロラで耐性を変化させてくるノア。
使用する魔法と逆の属性が弱点になるのでよく見極めつつ攻撃。
耐性変化は「火炎→氷結→電撃→衝撃」という法則があるのでこれさえ押さえておけばOK。

ノア
なんで… なんでオマエはいつも、 オレの邪魔ばかり…

いつも…? いつもって、何だよ…。
いつもどこか祐子先生が気に掛けてくれているのを、そんな風に思っていた…?
お姫様を探し当てるのは王子様の役目なんだろ? 祐子先生は… 祐子先生は… もう…。
幾度目かの攻撃で、ついに崩れ落ちるノア…。その目からは血の涙が…(>_<。)

ノア
…おまえの……勝ちだ…… ……好きにするが…いいさ………

ムスビのコトワリも潰え、残るは…ヨスガの千晶。
ヨミノタカラを手に、再びカグツチ塔を登り始める…。


●至高の魔神 バアル・アバター

巡り巡ってヨスガについたトールとの再会&再戦にも勝利し退け、
いよいよ千晶…、いや、バアル・アバターとの決戦。

バアル・アバター
よくぞ来た。 汝もまた、戦う運命にある者なれば
礼は尽くそうぞ…… ………………

……わたしたちは、もう友ではない。
コトワリを違え、創世を争う、 出会えば戦うしかない敵同士だ。
幸いなるか、 互いに涙も流れぬ体になった。
戦を交えることなど、 何のためらいも無かろう……
さあ、真に優れたるは汝か我か。 全ての力をもってかかってくるがいい!

勝気なお嬢様で、自己中心的な言葉が多かった千晶…。
だけど幼馴染の僕には気を許してくれていた…。
人からはしっかり者で確かに強いイメージを持たれがちだけど、
弱い部分を他人に見せるのが少し苦手なだけ…。自分に厳しいのかな…。
自分に負けたくないし、その弱さを他人の中に見つけると、それも許せなくなってしまう。

サカハギに痛め付けられて片腕を無くしてしまった時、どれだけ無力感に襲われたのだろう…。
普通の女の子なら耐えられない、それこそ泣きついてきてもおかしくなかったはずなのに…。
自分はこんなもんじゃない、と思わなきゃこの世界で生きていけないから…。
ミフナシロでマネカタ達を潰したのは…、彼らに自分の弱さを見たからだよね?
「鏡の間」って言うんだよね、あそこって…。

魔神バアル
我は問う。 汝が創世者たる資格を持つのか。
我が呪い、我が魔力で、 汝らの姿を写すとしよう。

バエルの呪い!

魔力耐性を持たない仲魔がハエに…(>_<) でもそれさえ防げれば案外楽勝かも?

魔神バアル
…我、見定めたり。 我が真の力を礼とし 汝との運命に身を委ねよう。

魔王の号令!

召喚される、「熾天使フラロウス・ハレル」と「熾天使オセ・ハレル」。
やっぱり隠されていたのか(>_<) 全回復するバアル・アバター。HPは13000か…φ(。。;)
とにかく龍の眼光を使うオセ・ハレルが厄介なので真っ先に殲滅。
続いてフラロウス・ハレルを倒し、再びバアル・アバターを一気に畳み掛けると…!

千晶
……あなたの…ほうが…… …優れて……いたのね………
…それだけの…力を……持っていて……
……どうして……ヨスガに……… ………………

「こんなはずはない」と、いつも勝気な千晶がついに負けを認めた瞬間…。
確かにヨスガなら、今のこの僕の力があれば…。
でも、マネカタ達のように弱い者を排除するのは僕の考え方とは違うんだ。
彼らには彼らの世界があるし、彼らだからこそ創り出せるものもある。

苦しい時や不安な時、誰しも「自分だけが特別な存在」って信じたい気持ちはわかるけど…
この世に生を受けた時点で、みんな選ばれてたんだよ…。

シジマ、ムスビ、ヨスガと、全てのコトワリを潰え、悪魔はその先へと進む…。



つづく


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