資料室
●EXTRA(001-029)●
古代ローマの火の神。ムルキベルとも呼ばれて崇拝されていた。金細工の職人芸のギリシアの神ヘパイストストと同一視される。
ギリシア神話において天空を支えるプレアデス7姉妹の長女。大神ゼウスにとの間にヘルメス神をもうけた。ちなみに彼女は女神ではなく、精霊(ニンフ)である。
ローマ神話におけるかまどの女神。この女神を国の守護神としていたローマでは、常に聖なる火を灯し、ヴェスタの乙女と呼ばれる巫女たちがその火を守っていたと言う。
ギリシア神話に登場する死者の裁判官。ゼウスとエウロペの子供で、死者の国の裁判官であるとともに、祝福された人々の魂が幸せに過ごす冥界の一地域(エリュシオン)の王であったとも言われている。
ギリシアの両性具有の神。ローマ名ではキューピッドとして知られる。愛を司り、手にした弓矢をもって人を射ればたちまち激しい恋の虜にすると言う。
ギリシア神話のオリュンポスの12神のひとりで、ゼウスの息子にあたる神。牧畜、窃盗、発明、音楽、商売といった人間活動の守護神でもあり、霊魂の導者でもある。
ローマの女神。愛と美と豊穣の女神として称えられた。自由奔放な性格で、鍛治の神ヴォルカヌスの妻でありながらも、多くの恋人を持っていたと言う。
ギリシアの神で、神話に伝わるティターン神族長。息子であるゼウスとの戦いに破れ、王位を譲り渡した。
ギリシアの代表的な神。ゼウスと女神レトのあいだに生まれ、月の女神アルテミスとは双子の兄妹にあたる。英雄的な華々しい活躍が数多く語られている。
ギリシア神話ではオリンポス12神のひとりで、月や狩を司る。ローマ神話の月の女神セレネと同一視される。潔癖で残忍な性格を裏付ける数々の逸話を持つ。
ギリシア神話に登場する冥界の王。かつて世界の覇者だったクロノスが退治された際に、ゼウスは地上、そしてハーデスは地下の支配者として定められた。
ホメロスの小説「オデュッセイア」の主人公。知力と武力を兼ね備えた将で、トロイア戦争では有名な"木馬の計"を考案し、ギリシア軍を勝利に導いた。
愛染明王。インドが発祥の地で、人間の愛欲と情念を司り、それらの愛欲を浄化してくれる明王といわれる。
ギリシア神話における勝利の女神。主神ゼウスと敵対するティターン神族の血をひいている女神だが、両者の戦いの際にはゼウスの側に味方し、彼らを勝利に導いた。
ギリシア神話の太陽神。毎日燃えさかる光の馬車を駆り、東から西へ天空を横断する。地中海に浮かぶロードス島ではヘリオスの信仰が盛んである。
ギリシア神話に登場する女神アルテミスの従者。ゼウスの子を成した事に嫉妬したゼウスの妻へらに熊の姿に変えられ、その後おおぐま座となったと伝えられる。
ギリシア神話の火の神。主神ゼウスの意に反して、人間に火種を与えたため、その罪により永遠に岩につながれることになった。
イスラエルにおいて、天軍の総帥であるミカエルと並び称される重要な天使。エデンの園の統括者。神の意思を伝えるメッセンジャーとしての役割も担っている。
ギリシア神話におけるティターン神族のひとり。大地神ガイアと天空神ウラノスの息子で、太陽神ヘリオス、月の女神セレネ、曙の女神エオスたちの父でもある。
ギリシア神話における、オリンポス12神のひとり。純潔を何より尊ぶ誇り高い処女神。自分を崇拝する者には男女を問わず純潔であることを求めたといわれる。
インド神話における殺戮の女神。シヴァの神妃で、温厚なパールヴァティの別の顔であるとも言われる。非常に美しい女神だが、性格は冷徹で残酷である。
ヒンドゥ神話の黒い殺戮の女神。シヴァの妃として知られ、カルカッタを聖地とする。
日本記紀神話に登場する気性の荒い男神。イザナギ命より生まれた三貴子の一柱。
ゾロアスター教の7天使アムシャ・スプンタのひとり。動物界の統治者であり、最高神アフラ・マズダの言葉を人間に伝える役目を持つ。
北欧における運命の女神ノルン3姉妹の末っ子で、未来を司る。あらゆる生命の糸を断ち切る存在であり、ラグナロクのときには、全世界に死の呪いをかけるとされた。
ヒンドゥー神話の創造神。世界を救うために化身して地上に降り立つとされる。
ヒンドゥー教の三大主神の一柱である破壊神。世界を破壊した後に再生させると言われている。
ヘブライ語で"敵対者"を意味するサタンは、神々の敵であり、天に刃向かう堕天使た
ちの指揮官である。一般的にはルシファーと同一視され、天にある姿をルシファー、
地に落ちた姿をサタンとすることが多い。
ユダヤ、キリスト教の最初の堕天使であり、サタンと同一視される地獄の魔王。もとは神の右側に座ることを許された大天使であったが、傲慢さから神の座を求めて反逆を起こしたために、双子の兄弟にあたる天使ミカエルによって地に堕とされた。