こんにちは、KAZです。今回はセフィロートの樹の紹介です。
カバラという言葉やセフィロートの樹の図は目にした人も多いと思いますが、ここでまとめてみたいと思います。
調べてみると面白い発見もあり、アレフベートやタロットカードとの繋がりも見えてきてなかなか興味深いものでもあります。
■生命の樹(セフィロートの樹)
ユダヤ神秘主義のカバラに「生命の樹」と呼ばれる図があり、その図は10のセフィロトと22本のパス(道)で表され、
カバラではこの図ひとつで世界が表されると考えられています。
世界の想像を語る書『セーフェル・イェツィーラー』の冒頭にはこう記されています。
『ヤー、エホバ、サバス、イスラエルの神、生けるものすべての神、
古の王、慈悲深く恵み深き神、至高の第一人、神聖にして永遠の存在は、
三十二のありがたき知恵の道に、数と文字と音により自らの名を刻んだ。』
「三十二のありがたき知恵の道」とは、10のセフィロートと22本のパスを指します。
22本のパスはヘブライ語のアルファベットであるアレフベートを指し、
22のアレフベートは1つのセフィラー(セフィロートの単数形)から別のセフィラーに至る22の道を結びつけているとされ、
それらの文字と道は『創世記』の中の神による22の御業と結びつき、
神と宇宙のあらゆる知恵、真実、知識を説明しているとされています。
また、この22本のパスはタロットカードの大アルカナと結び付き、解釈はより複雑で奥深いものとなります。
以下に、セフィロートの樹とタロットカード、アレフベートについて、図表にまとめてみました。
/ KAZ
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