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tomiyumi webその他もろもろ ― 弓場への道

弓場への道


どうも、やはり罠のような気がしてきた。
よくわからないが、第六感がそう叫んでいる。
俺の第六感はいつも冴えている。

これまでにも、
行くつもりだった食堂に嫌な予感がして行かなかったら
その日そこで食中毒事件が起こったとか、
道を歩いていて胸騒ぎがして立ち止まったら
目の前に野球のボールが落ちてきたとか、
そういうまんがちっくなことがたびたびあった。

「……やっぱりやめようぜ、
 なんか嫌な予感がする」

「なんだよ、変な奴だな……
 まあいいや、そんなに言うならやめとこう。
 
 ……すいません、ヒッチハイクじゃないんです」

橋野が断ると、お姉さんはむっとした表情で車を走らせ去っていった。

「あーあ、こんなチャンスないべ?」

「すまん、どうも虫が知らせるんだ」

「まあいいや、これからどうしようか。
 なんかお姉さん見て試合行く気失せちゃったよ」

「そうだな」

さて、すっかりダメ人間モードに入った俺達だが、
どうしようか。

→遊びに行こう

→あそこに見える電器屋に行こう


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