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ファミコン少年団 R E U N I O N : Die TRAX広報室
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□ Die TRAX |
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MODが流行した96年頃、音楽配信は未だRealAudioが主流だった頃…ガバだとか、
ハードコアだとかの破壊的な速度のテクノ?が異様な過熱具合で流行していた。
「わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ?」なんて言うまでもないほどに。
そんなガバの中で、Die TRAX(宮本大輔)提唱のゲームコアテクノを紹介したい。
これはローリング内沢氏がオビ、ライナーを書いていることからも、ファミコン
世代の共感を狙った作品であることが容易に想像できるにしても、ガバミックス
という手法は好みに個人差が大きい事が知られているので購入には勇気がいる。
そこの判断は、早速TAKAHASHI ATTACK!!を聴いた各自に任せるとしよう。
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□ TAKAHASHI ATTACK!! |
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高橋攻撃!!伝説の16連射 -TAKAHASHI ATTACK!!-
作曲:宮本大輔 (DieTRAX) / ALL JAPAN RECORDS 1999
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DOWNLOAD TAKAHASHI ATTACK!!TOTAL TIME=06:41FORMAT=WMA / SIZE=1002K
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8ビットの逆襲/ダイ・トラックス -8BIT STRIKES BACK- DieTRAX
:定価2000ガバス (帯・解説 ローリング内沢fromファミ通WAVE)
1 電気グルーヴのオールナイトニッポン再録 - D.G.A.N.N
2 4回目の竜探し - DRAGON&QUEST IV
3 高橋攻撃!!伝説の16連射 - TAKAHASHI ATTACK!!
4 ジオン軍がんばれ〜シャアがやってきた〜 - SIEG ZION
5 チェンジヅ - CHANGEZ
6 志村とマーシー、DJに挑戦 - DJ S&M
7 悪いパックマン 地獄からの使い - PAC FROM HELL
8 ハイラルの勇者 - THE HYRULE FANTASY
9 いい物(喧嘩リミックス) - GOODS(KENKA REMIX)
発行:全日本レコード
編集人:宮本大輔
デザイン:ケチャップアーツ
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曲の解説 by ファミコン少年団REUNION 2002
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8ビットの逆襲というタイトル、ジャケット隅に刷り込まれたロッチ、
2000ガバスの定価の文字が、結局ガバスを切り取ることもなくチリ紙交換に
出してしまったファミ通との別れ、少年時代との別れを呼び覚ました。
いや、ここで個人的な感傷に浸るのはやめておこう。
この作品のテーマはゲームコアテクノ。要するにハードコア/ガバで、
自分はレポートが得意でない、ノリ重視のスタイルの楽曲ばかり。
そういう時、沈黙するか美辞麗句を並び立てて逃げるという方法が有効と
知らない訳じゃないが、それは逆に作品に対して最も失礼な行為なので、
収録曲のTAKAHASHI ATTACK!!についてのみ、感じたままの事を書いた。
ガバは理解出来なくても、高橋名人ファンの感想なら許されるだろうと。
これは、ダイ・トラックスの志向性がガバというだけで、「16連射
だからガバで表現」した訳では無い。当然ながら、そんな単純な手法
による愛情表現をしたり評価するのは賢くない。などと言ってみたが、
明確な歌詞が無いこのような曲は、サンプリングネタの構成要素から
愛情を判断するしかないが、フレーズの取捨選択は高橋名人を知らない
世代にもウケるように工夫したのだろう。聴衆に媚びているのでは無く、
高橋名人を伝承しようという、野心めいた意気込みが感じられる。
しかし、それと同時に何か一歩手前で踏み止まった感も拭い去れない。
あとは、せっかくの美味フレーズが掻き消されてしまうのと期待した
ポイント(フレーズの切れ目)でリズムパターンが変化しないのが、
せっかくのアイデア・コンセプトを伝えきれていない一因で残念だ。
まあ、あくまでガバに造詣の深くない人間が、高橋名人ファンの
視点で言うことなので、全く気にしないで聴いたほうがいい。
アルバムの中では、SIEG ZION、THE HYRULE FANTASYが気楽で単純に
楽しめた。やはり「シャアは通常の3倍で偉大」ということだろう。
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「TAKAHASHI ATTACK!!」を聴くためにはWindows Media Playerが必要です。
興味がある人は、Microsoftのサイトからダウンロードしてください。
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□ 新着情報 |
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2002年01月12日
TAKAHASHI ATTACK!!は全日本レコード、宮本大輔さんの好意によって公開に至りました。
ずっと前に頂いていた音源で、ここで公開しなくても公式ページで視聴できるように
なっていたので必要ないと考えてきましたが、後発の名人関連の音源を紹介してコチラを
紹介しないというのも、ちょっと考えものということで。
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