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このゲームの宣伝文句にだまされたゲーマーは数え切れない…。 |
ストーリー |
*** |
レビュー |
時代の流れに逆らった野球ゲーム、「燃えろ!!プロ野球」。かつて野球ゲーム同士がしのぎを削りあう、いわば「野球ゲー戦国時代」みたいな時代があった。究極ハリキリスタジアム、スーパーウルトラベースボール、ファミスタなどなど…。この時代に生き残った野球ゲームは現在でも野球ゲームの最前線に君臨している。この燃えプロはどちらかと言うと消えていった部類に入れてもいいだろう。しかし燃えプロはインパクトという点では、どの野球ゲームにも勝っていた。常にピッチャーからの視点というのは当時としては明らかに常識からハズれている。130試合のペナントレース、ゲーム中の音声、各選手の動き、そしてホームランを打ったときの選手のリアクション。とにかくリアルさをとことん追求した野球ゲームだ。それを宣伝文句にして発売された燃えプロはまたたく間に世に広がっていったのである。 ところがこのゲームにはさまざまな難点があった。あまりにリアルさを追求していったせいか、いたるところでバグが発生。有名どころでは、バントでホームランを打ててしまうところ。各チームに一人は強力な打力のバッターがいて、なんとバントで場外ホームランが打ててしまうのである。これはどう見ても製品に問題があるとしか思えない。他にはファールのあとのストライク判定。最近日本でも高めがどうこう言われているストライクゾーンだが、そんなものは相手にならない。ファウルのあとのボールがすべてストライクになってしまうのだから。 なんだかんだでクソゲー扱いしてしまったが、それにすっかり愛着を覚えてしまい、燃えプロ収集を始めて、HPまで開いてしまったゲーマーもいる。そう、あまりにも有名な閑人氏の「悶えろ!!モエプロゲッターズ」 である。彼の燃えプロに対する愛着心、いや執着心はスゴイ。本当にスゴイ。尊敬に値する。まだ見たことがない人は是非見に行ってほしい。彼は本当にスゴイ。 中古市場での燃えプロ どこでも見つけることができる。というか、ゴミ扱いされている。もう叩き売り状態。管理人は180円で見つけたが、探せば98円ぐらいで売っているかも知れない。 |
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ピッチャーはキーオ。うまく特徴をとらえている。この点はすごい。 |
プロ野球史上最強の助っ人、バースの2ランバントホームラン。そりゃピッチャーもヘコむっての。 |