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新しい試みが満載 ドラクエきっての意欲作

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タイトル
ドラゴンクエストW
発売元
エニックス
発売日
1990年2月11日
価格
8500円
バシ価格
680円
ジャンル
ロールプレイング
 動きのあるオープニングもこのWから。それにしても価格が前作より2600円も上がってるのが気になる。

ストーリー
 勇者をはじめとする8人の導かれし者たちが、悪に立ち向かう。
レビュー
 現在も人気のドラクエシリーズの第4作目。Vでロトシリーズにくぎりをつけて、ついに新しいシリーズに突入。ストーリーは第1章〜第5章に分けられ、章ごとに主人公が違ったり、主人公以外の戦闘コマンドを任せっぱなしにできる人工知能(A.I)の搭載などといった新しい試みが随所に見られる、ドラクエきっての意欲作。

 1章〜5章に分けられたことについては、賛否両論あるかも知れないが、私は目新しくて良かったんじゃないかと思う。前フリとしてはやや長い感があるが人物設定を知るには良い機会になる。そしてなによりも5章で仲間を見つけるのが楽しくなる。
 ストーリー全体で見ると、これだけしっかりとストーリーを立ててきたのは本作が初めてだと思う。一応ピサロが敵役だが、ピサロは愛する者を人間に殺されたために、人間に復讐をしようと企む。一方、主人公は大切な友人を殺され悪に立ち向かおうとする。立場は違えど境遇は同じと言える。そういう意味ではRPGのお約束とも言える勧善懲悪とは言い切れない。 その辺を意識しながらプレイするとストーリーがより一層味わい深いものになることは間違いない。

 さて人工知能A.Iの搭載についてだが、大々的に宣伝していたわりにはやや難アリ。特に魔法を使えるキャラクターがパーティーにいるときがやっかいで、ここぞという時に魔法を使ってくれないし、使わなくても良い時に魔法を使われてしまうのでMPをムダに消費してしまう。これをなくそうとするとどうしても肉弾戦を得意とするキャラクターばかりのパーティー編成になってしまうため、ダンジョンに入るとレベルが上がるのがかたよってしまう。私がドラクエ4でケチをつけるとするならば、ここぐらいなものだろう。

 管理人はドラクエ4といえば「A.I搭載」を前面に出したCM、そして今や当たり前となった発売延期が頭に浮かぶ。その他にもドラクエの4コマ漫画が出回ったりしたが結構面白かったような記憶がある。しかし漫画の方はこの頃が全盛期だったようだ。

中古市場でのドラゴンクエストW
 わりとそこらで見かけることができるし、値段もレゲーとしてはそんな高くないのでオススメ。裸の状態で680円。完全品で1480円ほどである。


 クリ○ンにクリソツですね。
 ほとんど押しかけ女房状態。ずいぶん勝手な人だ…。


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