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日本語入力 FEP 「MS-IME」設定例集

泊何水
Japanese DR DOS User's Group(JDUG)
http://drdos.at.infoseek.co.jp/

MS-IME(マイクロソフト)

 KKCFUNC.SYS が必要。
 ライセンス的にこれを使える場合は、純正のドライバを使うのがベストです。
 MS-DOS/V,MS-Windows9x/Me に入っているので、ライセンスを余らせている場合はそれを利用することができます。
 インストールは MS-DOS 6.2/V のものをデュアルブートで使用しました。
 場所を下に記述。
MS-DOS 6.2/V:
\DOS の MSIME.SYS,MSIMEK.SYS,MSIMED.DIC,MSIMER.DIC,MSIME.DIC
MS-Windows95 CD-ROM:
\WIN95 の WIN95_23.CAB,WIN95_24.CAB 内
MSIME.SYS,MSIMEK.SYS,MSIMED.DOS,MSIMER.DOS,MSIME.DOS
*.DOS を *.DIC にリネーム
MS-Windows95 OSR2 CD-ROM:
\WIN95 の WIN95_04.CAB,WIN95_05.CAB 内
MSIME.SYS,MSIMEK.SYS,MSIMED.DOS,MSIMER.DOS,MSIME.DOS
*.DOS を *.DIC にリネーム
MS-Windows9x インストール済:
C:\WINDOWS\COMMAND の MSIME.SYS,MSIMEK.SYS,MSIMED.DIC,MSIMER.DIC,MSIME.DIC

設定例

;KKCFUNC.SYS
DEVICE=C:\FEP\LPKKC.SYS
DEVICE=C:\FEP\KKCFUNC.SYS
;MS-IME
DEVICE=C:\FEP\MSIME\MSIMEK.SYS /A1
DEVICE=C:\FEP\MSIME\MSIME.SYS /D*C:\FEP\MSIME\MSIMER.DIC /C1 /N /A1 /DC:\FEP\MSIME\MSIME.DIC

MSIMEK.SYS オプション

オプション 機能 デフォルト
/A{n} 拡張メモリ指定
n に入る数は、
1:
EMS
2:
XMS(HMA)
3:
上の両方
使用しない
/EZ ALT + 英字キーの入力をしない する
/HT 自動変換で全変換後に文節カーソルを先頭にする 最終文節
/SB{n} 展開バッファサイズ(n=5 〜 32KB) 10KB
/SD{n} 辞書バッファサイズ(n=5 〜 32KB) 7KB
/SP スペースキーを空白入力にする(101 では無効) 変換キーと同じ

MSIME.SYS のオプション

オプション 機能 デフォルト
/A{n} 拡張メモリ指定
n に入る数は、
1:
EMS
2:
XMS(HMA)
3:
上の両方
使用しない
/C{n} コード体系指定
n に入る数は
1:
JIS
2:
Shift-JIS
3:
区点
Shift-JIS
/D*{Path} システム辞書パス
/D{Path} ユーザ辞書パス
/E エラー表示禁止 表示する
/EB 警告音禁止 あり
/F 不定語登録 しない
/G グラフィックデータの保存 しない
/H{n}{m} 変換方式指定
n は変換方式
0:
連文節変換
1:
複合語優先変換
2:
自動変換
3:
無変換
m は確定関係
0:
自動確定する
1:
自動確定しない
連文節変換/自動確定
/IF 候補一覧選択テンキー固定 フルキー可
/J{n} 候補一覧表示までの次候補キーの回数(n=1 〜 255) 2 回
/K{n}{m} 句読点/記号指定 n=
0:
、。
1:
,.
2:
、.
3:
,。
m=
0:
[]/
1:
「」.
2:
「」/
3:
[]・
、。「」・
/L 学習しない する
/LS 接頭語学習しない する
/LB 文節学習しない する
/M 自動辞書拡張しない する
/N エコーモード指定 システムライン
/O{n} 送り仮名基準
n=
0:
本則に従う
1:
送る
2:
省く
全部
/R かな入力指定 ローマ字入力
/RI ローマ字入力半角カナでは変換しない する
/T 対象文節確定 しない
/VF ファンクションガイド表示しない する
/VI 候補一覧表示しない する
/UF{環境ファイル} 環境ファイルによるインターフェースで起動 システムファイルで起動
/UM モード表示はキーボード状態 入力モード
/X{n} 最大入力文字指定(n=1 〜 100) 100 文字
/Y ゆらぎ処理をする しない
/Z 半角カナ入力指定 全角かな入力

参考書藉

「Microsoft MS-DOS 6.2/V 日本語入力ガイド(MS IME)」マイクロソフト

Bok=Hohsui,2002