FASTHELP DOSBOOKの使いかたの説明 ------------------------------------------------------------------------------- FASTOPEN COM 742 99-01-07 7:03 ファイルアクセスの高速化 DR DOSでははじめからファイルアクセスを高速にするために同様の仕組があるため、不 要です。このプログラムはインストールプログラムのいくつかと互換性を保つために用 意されています。 ------------------------------------------------------------------------------- FC COM 15,614 99-01-07 7:03 ASCII/バイナリファイルの比較 FC [@]oldfile newfile [switches] oldfile 比較する最初のファイル名。'@'が前についていた場合、比較する ファイルのリストが入っているものとして扱います。 newfile もとのファイルとに比較するファイルを指定します。 /A ASCIIファイルの比較結果を簡略化して出力します。 /B バイナリファイルとして比較します。 /C 大文字/小文字を無視して比較します。 /L 行ごとに比較します。 /Mn 許容数を指定します。これを超えで違った場合終了します(デフォ ルトは20で、0のとき無制限です)。 /n 行の不一致検出後、その前に一致している必要がある行数を指定 します(デフォルトは2)。 /N 行番号を表示します(デフォルト)。 /P ページごとにポーズします。 /T タブをそのまま出力します。 /W 連続したスペースとタブをひとつのスペースとして出力します。 ------------------------------------------------------------------------------- FDISK COM 28,150 99-01-07 7:03 ハードディスクのパーティションの設定/ハードディスクのフォーマット FDISK /X /X エクステンドモード(細かい設定をするユーザ専用) ------------------------------------------------------------------------------- FILELINK EXE 99,938 99-01-07 7:03 ファイルの転送 (none) 全画面インターフェースで使用します。 /N EGA/VGA 画面でフォントを書きかえません。 /B 全画面メニューを白黒だけで表示します。 SETUP [COMn:b] 通信ポートと転送レートを設定します。 SETUP [LPTn] プリンタポートを設定します。 DIPLICATE 通信ポートを経由してFILELINKを他のコンピュータに転送します。 SLAVE [/X] 自分をスレーブモードにします。 DIRECTIRY [filespec] スレーブのコンピューターのディレクトリを見ます。 QUIT FILELINK を終了をスレーブに送ります。 TRANSMIT [@]src_spec [dest_spec] [switches] マスターからスレーブへファイルを送信します(@を先頭に付けた場 合、転送するファイルのリストと認識します)。 dist_spec はスレーブにおくパスです。 RECEUVE [@]src_spec [dest_spec] [switches] マスターへスレーブからファイルを受信します(@を先頭に付けた場 合、転送するファイルのリストと認識します)。 dist_spec はマスターにおくパスです。 全ての命令は通信ポートの設定(COMn:b または LPTn)を含み、FILELINK SETUP の標準 のポートの設定をおきかえます。 /A アーカイブ属性のファイルのみ転送します。 /D:yy-mm-dd 指定した日付以後に変更されたファイルのみ転送します。 /H 不可視/システム属性をもつファイルを転送します。 /U すでに存在するか、もしくはそれ以前の日付をもつファイルがあ る場合のみファイルを転送します。 /M アーカイブ属性があるファイルのみ転送し、その後属性をリセッ トします。 /P 転送時、ファイルごとにプロンプトを表示します。 /P ディレクトリを表示する場合、ページごとに表示します。 /R 読み込み専用ファイルを上書きします。 /S サブディレクトリもコピーします。 /X スレーブのファイルを上書きしません。 ------------------------------------------------------------------------------- FIND EXE 13,360 99-01-07 7:03 ファイルから指定文字列の探索 FIND [/Help] [options] "search string" [@][[d:][path]filename[.ext]...] /B 表示フォーマットの変更をします。 /C 指定した文字列を含む行数のみ表示します。 /F 指定した文字列を含むファイル名のみ表示します。 /I 検索する文字列の大文字/小文字を区別しません(デフォルト)。 /N それぞれの行に相対的な行番号を表示します。 /P ページごとにスクロールを止めます。 /S サブディレクトリのファイルも検索します。 /U 厳密に検索します(たとえば、「A」と「a」を区別します)。 /V 指定した文字列を含まない行のみ表示します。 @ 先頭についたファイルをファイル名のリストと認識します。 d: 検索するドライブです。 path 検索開始するパスです。 filename.ext 検索するファイルです(ワイルドカードが使えます)。 コマンドラインから複数のファイルを指定してもかまいません。 ファイル名の指定がない場合、標準入力からの文字列に対して処理されます。 ------------------------------------------------------------------------------- FOR ファイル処理の反復実行(バッチファイルで使用) FOR /H|/? FOR %[%]var IN (fileset|list) DO command /H|/? ヘルプを表示します。 %%var バッチファイルで使用する場合のファイル名の変数です。 %var コマンドラインで使用する場合のファイル名の変数です。 fileset 処理対照となるファイル名を括弧付きで指定します。 list 検索対照となる文字列を括弧付きで指定します(ワイルドカードは 使用できません)。 command 実行するコマンド名またはプログラム名を指定します。 例 FOR %%f IN (myprog.asm acct.bas acct2.bas) DO TYPE %%f FOR %f IN (myprog.asm acct.bas acct2.bas) DO TYPE %f ------------------------------------------------------------------------------- FORMAT COM 23,811 99-01-07 7:03 R2.08 ディスクの初期化 FORMAT drive: [/switches] /A フォーマット完了時に音をならします。 /F[:n] 複写先ディスクを指定サイズにフォーマットします。 (ドライブが対応し、フォーマットできることが条件) ・サイズ 160 5インチ1DD 180 5インチ1DD 320 5インチ2DD 360 5インチ2DD 720 3.5インチ2DD 1200(1.2) 3.5インチ2HC 1440(1.44) 3.5インチ2HD 2880(2.88) 3.5インチ2ED /B システムをコマンドインタプリタなしで転送します。 /N:sectors トラックあたりのセクタ数を指定します(/T が必要)。 /J ディスク圧縮ドライバを追加します(/B または /S が必要)。 /Q クイックフォーマットを行います。アンフォーマット情報も保存 されます(デフォルト)。 /S システムを転送します。 /T:tracks ドライブあたりのトラック数を指定します(/N が必要)。 /U 無条件フォーマットします。この場合アンフォーマット情報は保 存されません。 /V:name ボリュームラベルを指定します。 /X 固定ディスク(ハードディスクなど)をフォーマットします。 /1 ディスクを片面ドライブ用にフォーマットします(ただし 5.25 イ ンチ 1.2M フロッピーディスクドライブ専用で、かつ /F:360 か /F:320 が必要です)。 /4 5.25 インチ 1.2MB フロッピーディスクドライブで両面倍密度の ディスクを 360KB でフォーマットします。 /8 9 セクタ、ただし使用するのは 8 セクタでフォーマットします (5.25 インチ 1.2M フロッピーディスクドライブ専用で、かつ /F:360 か /F:320 が必要です)。 -------------------------------------------------------------------------------