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スーパーファミコン レビュー


・Wizardry Ⅴ ~ Heart of the Maelstrom

 ウィズシリーズ第5作目作品。システムに多少の変更があり後列から攻撃ができたり、NPCがいたり、魔法が増えたり、etc. している。リドルがでてきたことで私的にWizらしくなったと思ったが、一方DUMAPICで地図が見れるようになってショック。さらに「せいなるタリスマン」(使用するとDUMAPIC、壊れない)はやり過ぎでは? ・・・でもヌルいゲーマーに成り下がった私は、すぐに「せいなるタリスマン」でDUMAPICしまくり。いやあ、技術の進歩っていいねえ。

 後列からの攻撃というシステムのおかげで敵が手ごわくなった気がする。こっちの後列の攻撃力は弱いが、敵は変わらないし。またAC高いから忍者によくクリティカル喰らうし・・・。おかげで後列がより死に易くなったようなった気がする。まあでも戦闘終了にセーブされないし、途中セーブした所からやり直せばOKなんだけどね。

(2002/11/30)


・COSMOGANG THE PUZZLE

 ナムコが出した落ち物パズルゲーム。確かアーケードでも出ていたはず。L字型したコンテナ&コズモを上手に積み、ボールでコズモを消す。コンテナは横1列並ぶと消える。最上段まで積んで、もう積むところが無くなったならGame Overである。コラムスが出たくらいのゲームで、この時期の落ち物パズルゲームは延々と続けることが可能なことが特徴だ。テトリスやコラムスが好きだった人には、そこそこ楽しめるゲームではあると思う。対戦モードもあるのだが対戦相手がいるはずも無いため、どれだけ面白いかは不明なままである。

(2002/11/30)


・THE KING OF DRAGONS

 アーケードで登場した同名の作品のSFC移植版。なお同じくカプコンから出た作品に「Dungions and Dragons」という非常によく似た作品もあるが、アーケードではこっちの方が先に登場している(注:D&Dそのものはアメリカではかなり古くから登場している)。なおこの時期カプコンでは似たような作品がよく出てるけど、ファイナルファイトとか、マジックソードやナイツオブザラウンドと同じような作品だと思って下さい。

 選択できるキャラクターは5人。遠距離攻撃と素早さに長けるエルフ、攻撃威力だけは凄まじいウィザード、近距離戦に強いファイター、守りに優れるクレリック、と全員のバランスが良く、ドワーフ以外は誰を使っても楽しめるのが良い。なおアーケードではウィザードが最も使えるキャラだったんだけど、SFC版ではやや弱体化している。また盾ガードも発動し易くなった(ような気がする)し、上記4名の強さは平均化されたと思われる。ドワーフはやっぱり使えないままだけど・・・

 なお難易度はアーケードと比べて若干上昇したと思う。その分、機数(薬草の数)やクレジット数があるため、初心者でもそれなりに進める設定である。またこの作品はいわゆるテーブルトーク版RPGを意識して作っている感もあり、それを知っている人なら結構楽しめる作品だと思う。

(2005/01/29)


・ダンジョンマスター

 パソコン版で有名になってスーファミに移植された作品。基本的にはRPGだが、色々な点でリアルさを追求した作品。回復するために寝ていると敵に襲われたり、捨てたりした物がその場に落ちていたりと、実際世界では当たり前のことなんだけど他のゲームでは見られないような様々現象を味わえる。特に空腹度のシステムがこのリアル感に重要な役割を演じていると思う。黙っているとそのうち腹が減り餓死する。腹を満たすためにはモンスターを狩りその肉を喰らう必要がある。何だか生々しい話だが、このシステムのおかげでゲームの中のキャラクターも生きているんだんなあという実感がわいてくる。

 ただ何分昔なゲームなので、弓矢や雷より人間のダッシュの方が早い(光速より早い?)とか、理不尽なところは多々あるかな? それでも当時にしてはかなり頑張っていたので、許してあげることにしましょう。それと人によっては好き嫌いは激しくあるかな? 3DダンジョンタイプのRPGには何の問題もなくでき、全てのボタンを使いアクションゲームの如く激しい操作ができ、飛ばした矢をまた一つ一つ拾う作業に耐えられるだけの精神力があり、ゲーム中の全ての音を聞き逃さない集中力があれば(!!!)、とても楽しめるゲームであると思う。

(2002/11/30)


・ドラゴンクエストⅥ 幻の大地

 ドラゴンクエストシリーズ6作目。もうこの作品が出る頃にはFFに大きく人気が引き離されてしまいっている上に、Ⅴがいまいちだったので長い間やる気が起きなかったが、ある日なんとなくやってみたら結構ハマってしまった。

 この作品から「特技」が導入され、職につくことで魔法や特技を覚えていく。 職にさえつけば誰でも多くの魔法や特技を覚えられるシステムが出来た作品。夢の世界と現実の世界があり、2つの世界を行き来するストーリー展開がなかなか面白かった。

 Ⅴでいまいち感があったためⅥは長い間やる気が起きなかったが、ある時なんとなく気が向いてやってみたら思わずハマってしまった。気が付くとキャラクター達は強くなり過ぎていた。特に仲間になったLV99・職業ALLマスターの「ランプのまおう」は、一人でラスボスおよびドレアム(しかも20ターン以内!)を倒すつわものになりました・・・


・ファイアーエムブレム 紋章の謎

 ファイアーエムブレムはファミコン版で暗黒竜がでているけど、その暗黒竜のシナリオ20章分に加えて、その後の話を20章(+2)分追加した作品。一応スーファミで出ているだけあって、CGや音楽は良くなっているし、システムも一部改善されている。特に顔CGは格段に良くなっており、FC版の顔を今更見ると・・・「ええっ!」と驚いてしまうことだろう。

 この作品では暗黒竜の話を1部、その後の英雄戦争の話を2部としている。1部ではFC版のストーリーであるが、容量の問題か一部割愛されているものもある。登場するキャラクターまで居なくなっている者もいる。リフは傷薬に変わってしまったし、それならまだしもダロスやロジャーなんて完全に消えて無くなってしまった・・・

 2部は暗黒戦争の1年後のストーリーであり、またもやマルスが主人公。ハーディンがアカネイアの皇帝となり、そのハーディンの命を受けてグルニアで反乱を静めるために軍を派遣するところから始まる。2部は全体的に難しくなっており、マップ毎に出場するキャラクターを変更するきめ細かな采配が必要とされるだろう。ところで1部で凶悪なまでに鍛えても、そのデータは残念ながら2部では継承されない。なんとLVはかなりdownしてる。というかこんな能力ではメディウス倒せない。果たして彼等は1年の間に何があったのだろうか?

 システムもほとんど一緒だけど、一部変わってしまった点もある。まず追撃は前作までは武器の重さの修正をした素早さ(攻速)が相手より1でも上回っていれば2回攻撃できたが、攻速が3上回って居ないと2回攻撃出来なくなった。この修正は結構大きく、アーチャーが2回攻撃出来るまでにかなり素早さが必要となった。また暗黒竜で転職出来なかったAナイト・ハンターがクラスチェンジ可能となり、Aナイトの利用価値が上がっている。ドーガやカシムがかなり使えるようになっている。また馬やペガサスから乗り降りできるようになったもの大きい。特に飛行系は弓兵が近くに居ても降りて戦えばよくなったという反面、建物の中では馬から降りねばならない。なんとパラディンとかは馬から降りると力や守備が下がるし、移動力は当然激減。特に最終面では必ず下馬。地竜とかは普通に建物の中にいるというのに、馬が入れないのはとても納得がいかない。

 まあ変更点は他にも幾つかあるけど、全体的な難易度とかバランスは大体変わって無いし、FC版で暗黒竜やりまくった私でも十分楽しめる内容である。というかこのレビュー書いている時分にはまたハマってしまい、攻略記事まで書いてしまった。もし興味があって、かつヒマのある方は読んで見て下さい。あまり面白くないかも知れませんが・・・

(2003/10/25)

◆Uji作成 ファイアーエムブレム 紋章の謎 攻略記

ファイアーエムブレム 紋章の謎 - 攻略記 -


・ファイナルファンタジーⅣ

 FFシリーズで初めてアクティブバトルシステムが出てきた作品。当時は長い間考えていると殴られるというだけで凄い! と思った。しかし最近やってみると、5人の並びを入れ替えると回ってくる順が変化したり、敵によって回ってくる順が変わったりする変なアクティブバトルである事が判明した。

 あとクリアまでの所要時間が前作と比較して短い。大体15時間位で確実にクリアは出来る。FF4が出た当時友達から借りてプレイしたらすぐクリアして拍子抜けした記憶がある。でもこの当時は「ゲームは1日1時間」という親も多くて、このくらいでクリア出来るのが丁度良かった時期でもあったんだよね。最近では親もTVゲームする時代にもなり、1日1時間もリミットブレイクしたため、クリアするのに数十時間もかかるゲームなんて普通にあるからなあ。

 Ⅳではレアアイテム(ひりゅうのやり、ガラスのマスク、アダマンアーマー)が結構多い。しかもかなり入手しづらい。レアアイテム及びレア召還魔法欲しさにかなりの時間オート戦闘させ続けた。プレイ時間は約1100時間。とりあえずアイテムはコンプリート、ついでにHP全員9500以上、ベヒーモスにも1しかくらわない強者になりました。しかし強さと引き換えにACアダプターが昇天。究極の強さとは何かの犠牲のうえに成り立っているのだと教えてもらったような気がした(?)。

(2002/11/30)

◆裏技

・オート戦闘
このオート戦闘は敵がかなり弱くないと出来ないので注意。ダンジョン内で1Pパッドの上2Pパッドの下(1P、2Pは逆でも可)及び1PパッドのAボタンを押したまま固定する。召還魔法(ゴブリン・ボム・コカトリス・マインドF)を覚えたい時などに使えます。

・武器・盾を2個に増やす
戦闘中にアイテム欄を開き、カーソルを空欄に移動させ決定ボタンを押す。次にカーソルを武器欄に移動させて装備している武器を外す。戦闘終了後、外しておいた武器を装備すると「伝説の剣 2」のように表示される。再び武器を外してもう一度、装備すれば増殖している。

・アイテムを255個に増やす
まず、増やしたいアイテムを2つの場所に用意しておく。そのとき2つのアイテムを合計して99以下になるようにしておく。そして、敵と戦ったときに「おたから」が出たら、まず「こうかん」にして、おたから欄にあるアイテムと増やしたいアイテムの片方とを交換する。次に、アイテム欄に残っている増やしたいアイテムにおたから欄にある増やしたいアイテムどうしを重ねる。そのあと、おたから欄にほかの適当なアイテムを置き、「すべてもっていく」にしてアイテムを取り終了する。そして、また敵との戦闘に入り「アイテム」を選んで、個数が0のアイテムを使うか装備する。戦闘を終了してアイテム欄を見ると、アイテムの個数が「た5」となって、アイテムが255個に増えている。ただし、この技はテントなどの戦闘中に使えないアイテムや1個しかないアイテムは増やせない。また、戦闘中に使えない防具は、戦闘のときにアイテムとして使わず、「そうび」のコマンドでアイテム欄の空欄を装備すれば増える。


・ファイナルファンタジーⅤ

 FFシリーズで「アビリティー」が始めて出てきた作品。現在はプレステでも出ている。ストーリーはともかく、ゲームシステムだけで判断するのなら、かなり面白い作品であった。今やってみても結構熱中してしまうのではないだろうか?

 。某誌によると低レベル0 ABPクリア・オプション画面開かずクリア・表示「白」ノーセーブクリア等(しかもオメガ、神竜倒してる!)数々の「なんじゃこりゃ」と思わせるやり込みもあった。一応参考までに低レベル低ABPのサイトを発見しました。プレイしたことのある人ならば必ず参考になはず!!

◆裏技

・アイテムを99個に
まずアイテム欄に投げられる武器・アイテムを1個準備する(簡略のためここでは「ダガー」とする)。99個にしたいアイテムは1個も持っていないことを確認して下さい。また四人のうち手に何も持っていない人(つまり素手)と、「!なげる」「!ぬすむ」をつけた人(誰でもよい)をつくって下さい。戦闘になったらダガーを投げる。ダガーを投げて空欄になったところのアイテムを素手の人が装備する。すると空欄の謎のアイテムを投げられるようになるので、それを投げる(その後その空欄の部分のアイテム数が「キ5」という表示になる)。もう一度空欄の謎のアイテムを投げる。その後敵のアイテムを盗む。その盗んだアイテムが99個になります。これを利用して本来少ししか出てこないアイテム(「源氏」シリーズ、きんのかみかざり、とうぞくのこて、etc.)をも99個に出来ます。


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