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- 2007年10月 -

 

・10月 4日(木)

4位決定

 野村監督はAクラスになれなきゃ引退とか言ってたが、楽天は今年は4位に収まったようで。ここ最近は序盤から大量失点で負けるゲームも少なくなり、ピッチャー陣もようやくまともになってきた。後半戦はヒルマン監督をもって、楽天が一番強いと言わせるほど。若い選手も台頭してきて、田中以外にも、嶋、渡辺、朝井とかがレギュラーを獲得してきた。岩隈がケガとか言って休まなければ、来年はAクラスは狙えるかも?

 なお今年で関川は引退するそうです。今日はその引退セレモニーが行なわれていた。中日時代からの同期の山崎は今年本塁打王の活躍であったが、関川は殆ど活躍できなかったからなあ。楽天の初期から影でも支えていたようで、ピッチャーの投球練習ではキャッチャーとして球を受けていたという(関川は今は外野手だが、阪神に入団当時は捕手であった)。その話を聞いて少し感動していた。17年間お疲れさまでした。

 

・10月 6日(土)

クルスク(1)

 世の中では3連休というものらしい・・・(以下略)。なお今日はさらにチャリがパンクしていて、パンク修理までしなくてはならない。しかもパンクの状態を見てみると、またタイヤが磨り減っている。前輪はそれほど減っていないのに、また後輪の交換とは・・・。後輪だけ磨り減っているので泥除けにでも擦れているかと思っていたら、そうでもない。ナゼに後輪だけ減るのかが分からない。後輪の交換は面倒臭いから、また半年後に交換となるとイヤだなあ。しかもチャリのタイヤは廃棄方法が分からないし。

 さて話題を変えて、今日ケーブルテレビで映画のスターリングラードをやっていた。今回で見るのは2回目なんだけど、色々と歴史を知ってから見ると細部にこだわりがあって、思わずニヤリとできるところが結構あったかなと。ただ最後のケーニッヒ少佐がなぜかフラフラ出てゆく場面が意味不明で、そこをうまく描写できていればもっと良い作品になったものを・・・。なおこの映画を見ていたら、無償にアドバンスド大戦略をやってみたくなってきた。という訳で、またまた誰もが分からないアドバンスド大戦略の話題をしよう。

 場面はスターリングラード市街戦から1年半後のクルスク。クルスクと言えば沈没した潜水艦の方を思い出す人もいるが、我々が思い出すのは1943年の戦車戦が行なわれた方である。ハリコフでスターリングラードの劣勢から挽回したドイツ軍は、ソ連軍の戦線が突出したクスルクへと攻め込む。しかしクルスク戦ではヒトラーが新型戦車パンターの出現を待ったがために、ソ連軍に準備の期間を与えてしまい、準備万端の陣地に向けてドイツ軍は攻め込み、結果として大敗を喫する。しかもパンター戦車は整備不良で役にたたなかったのである。この大敗の後、ドイツ軍は体制を立て直すこともなく、そのまま敗北への道程を辿るのである。

 さてこのマップでは最初からパンターは出現しない。確か8月にならないと出てこなかったりする。それでも経験値を積んだティーガーや4号戦車がいればT-34には負けないので、普通に戦う分には問題はない。ただしこのマップでは開始地点がトーチカや対空砲、野砲に囲まれていて、なかなか突撃できない。とりあえず目の前の対空砲と野砲は、173mmカノン砲で地道に潰してゆく必要がある。

 またこのマップではスツーカを出すと何故か雨が降り易くなる。爆撃機を出しても比較的天候が悪くなり易い。おそらくスツーカを出してしまうとクルスクの大戦車戦らしくなくなることからの配慮なのだろう。対策としては、地上攻撃のできる航空機は戦闘攻撃機までにしておくか、晴れる合間を待つしかないが、このおかげもあって序盤の対空砲・野砲退治には時間がかかる。

クルスク(1)
敵陣地に囲まれ、飛び出すと狙い撃ちされる。
クルスク(2)
Ju87Dを出したら、なぜか嵐になった・・・

 さて今回はスツーカを出さずに戦闘攻撃機のみを出して対応したところ、15ターンくらいかけてようやく目の前の首都を陥落させることができた。だが・・・・・あれ、もしかしてヴォロネジ方面軍って首都が2つあったの? ・・・しまった、てっきり首都が1つしかないものと考えて攻略してしまった。もっともここまで来れば2つ目の首都を陥落させるのは簡単であるが、時間がかかるんだよなあ・・・。さてどうしよう? 次のマップのこと考えて大勝利を収めるつもりは無いのだが、このまま進めるのも、何か気分が悪い。パンターの経験値稼ぎをしたいのであれば、このまま進めるのが良いのだが? さてどうするか・・・

 

・10月10日(水)

相撲部屋の不祥事を見て

 最近、相撲部屋での不祥事について、ニュースで騒いでいる。なんか「今の時代に合っていない」とか偉そうに言ってる奴がいるが、実際にはそうでは無いと思うところ。もっとも「かわいがり」で殺してしまうのもどうかと思うのだが、皆が思う以上にこの日本には「かわいがり」の儀式は至るところに残っていたりする。ところで、この相撲での話を聞いてまた過去の事を思い出してしまったのだが、今日はこの話でもしようと思う。この話は10年も前の話ではあるが、「かわいがり」は相撲界だけではなく極通常にありふれたことであった。これが今の世の中には既になくなったものと願いたい。

 この話はかなり昔の日記にも書いた記憶がある。過去の日誌を見てみたら、丁度5年前の日記に書いていたりした。その日記では私が米沢の学生寮に来た話が書いてあるが、その時代でもかなり信じにくいくらい寮ではバンカラな気風があった。1日でも早く入った者は「先輩風」を吹かせてよく、かなり偉そうにしていたのである。今思えば、たかだか20歳になったばかりの若造。せいぜい修士の学生がいたが、修士学生とはいえ大学では面倒みてあげないと研究の一つもできなかったりする。にも関わらず、もう自分は神のように偉いというような傲慢ぶりを示していた者は多かった。大吹雪の中でもパシリさせた程度なんて、生ぬるいと思うくらいである。さすがに暴力だけは無かったが・・・

 暴力は無いとは言え、ちょっとソレはどうかと思うことはかなりあった。まず春先には「顔合わせ」なる儀式があり、ここで先輩方の名前を覚える。そして次の新歓コンパの際に先輩方の名前を知らないと、一杯飲まされるのだ。酒はもちろん日本酒で、コップで1杯ずつ一気飲みさせられる。人数が数人程度なら、ただの顔を覚えてもらうためのゲームと言えるだろう。だがその人数が述べ50人以上にも渡るのである。しかも人によっては出身高校まで覚えろと言うアホウもいて、もちろん出身高校を覚えていないと飲まされる。もはや「死のゲーム」と化していた。それでも彼らは「伝統だ」とか言い出して、「覚えていないのが悪い」とも言う。あいにくそれまでに死人は出なかったが、いつ出てもおかしくはない状況であった。なおこの他にも飲み会には絶対参加する必要があり、出ないとその後はかなり居づらい状況となる。金の無い人を優先的に入れるのが学生寮のはずなのに、酒をよく飲める、ある意味贅沢な人達しか居れない場所となっていたりした。

 この他にもアホな伝統は幾つもあったが、余りにもバカバカしくて、私は行事があると何かと理由をつけてサボっていた。もう何もかも参加せず、寮の掃除にも、結構重要な仕事もしないでいた。顔も合わせるのも嫌だったので、できれば会わないように部屋からも出ず、さらには部屋に帰らない日もしばしば。いまに思えば、若かったなあって思う。今ならば、アホな伝統も仕事もきちんとこなした後に、先輩方に反撃に出ただろう。実際には後に反撃しちゃったんだけど、もう2年は早くできたかなと思った。

 さてと話を戻して、なおこうした変な儀式は「規律を守るのに必要なこと」と先輩方は口々に言う。軍隊じゃあるまいし・・・・と思ったのだが、確かに後のCH寮の無法っぷりを見ると、厳しい上下関係は規律を守る意味はあったらしい。とは言っても上下関係の強制力を使わなくとも統制の取れていたところも幾つもあったけどね。実際のところ、統制を取るためには、上の者が厳しく接することじゃなくて、1日でも早く居た人が自らの態度で示すことが必要だったりする。その辺のことを分かっていない、連中が多くてねえ。とりあえず統制が取れなくなったら「上下関係」と称して偉そうに振舞えば万事解決、と勘違いしていたりする。まあ、まず自分の規律を正した方がもっと効果的なんだけどね。

 さてとまた話が長くなってしまった・・・。本当はもっと書きたいことがあるんだけど、とりあえず何だか相撲の話から別の話になり、しかもオチも無いままにこれにて終了。ここまで真面目に読んでくれた方は、どうもありがとう!

 

・10月14日(日)

クルスク(2)

 もう話題としては数日前の話になるんだけど、ボクシングの亀田三兄弟のうち一人が負けたようで。しかも最後にボクシングとは思えない反則をしちゃって、大問題になっているとか? で、負けたら切腹とか言いいながら、切腹していないらしい。まあ本当に切腹されても困るけど、あれだけの大口を叩いたクセに負けて何もしないのはどうかと。いや彼の口調を聞いていると、とあるアホウ達を思い出してね。よく大口叩いていて、ダメだったら煮るなり焼くなり好きにしろとか言って、実際ダメだったら調子が悪かったとか一生懸命言い訳する。そういえば彼等はみな関西人なんだけど、関西はそういう口だけ人間を産みやすい環境にあるのだろうか??

 さてと話題を変えて、今回もまたアドバンスド大戦略の話題を。前回ヴォロネジFtの首都を一つ落としはしたんだけど、2つめの首都を落とさなかったので遷都されて終了した。このままでは全ての首都を落とすのに時間がかかるので、また最初から始めていた。今回はスツーカ+Fw190Gと爆撃機の別働隊を飛ばして、左側にあるヴォロネジFtのもう一つ首都を爆撃。なお首都にはよく対空戦車が置かれていて爆撃するにも大変だったりするのだが、このマップではT-34しか置かれてなく、爆撃は楽であった。

 なお前回の日記でスツーカを出すと雨が降りやすいと言ったが、雨が降らないようにする方法があった。どうもこの作品、敵か味方かの対空・対地兵器が増えすぎて一方が不利になる場合、天候を悪くして均衡を保とうするようだ。余計なことを・・・。というか後半の米英軍の航空ユニットが雲霞の如く来る際には、思っていたほど天候が悪くならないのに・・・

クルスク(3)
ヴォロネジFtの後方の首都を爆撃!
クルスク(4)
ついにパンターD型が登場。もう時期は遅いのだが・・・

 この爆撃の後は難なく敵を撃破してゆき、ヴォロネジFtはもちろnセンターFtもついでに撃破。あとはもう楽勝ムードでステップFtで経験値稼ぎして最終ターンで撃破。ついでに(?)味方のクルーゲAGも撃破した。なおこのマップの7/20辺りでパンターD型が登場。もう勝敗は決したあたりであったが、ステップFt相手に経験値稼ぎ。最終ターンまで粘って経験値をほぼMaxできた。とりあえず次のマップで活躍できることを祈りたいのだが・・・・・次のイタリア戦で活躍できる機会はあるのだろうか?

 とりあえず今回は全ての首都を陥落させて終了。さてと次からのマップが大変で、英米の大群を相手に勝ち目のかなり薄い戦いを強いられる。守ることで精一杯であり、はやく時間(ターン数)が過ぎてくれないかと思うほど。そんな勝負はかなり面白くもなく、かなりやる気が起きない。なお以前は頑張ってノルマンディーまで行ったことは記憶しているのだが、育てたユニットの半分を捨てることになったからなあ・・・。次のマップを攻略するのはやめて、別のゲームでもしてみるかなあ。

 

・10月16日(火)

資格

 なんかボクシングの亀田親子の事が結構問題になったらしい。正直もうどうでもいい問題なんだけど、前の日記に書いた以上、面倒臭いと思いつつちょっとはコメントしておこうと思う。今回の騒動で親父がセコンドライセンスの剥奪、大興選手の1年間出場停止処分が出たが、まあこの辺は妥協でしょう。彼等が反省して1年間で猛特訓して、それなりの実力をつけてくれれば良いと思う。彼も若いんだし、若気の至りがあったと、拡大解釈してあげましょう。切腹コメントは聞かなかったということで。個人的に問題としたいのは、担ぎ上げるだけ担ぎ上げといて悪者は亀田親子だけだと報じる、マスコミである。

 こういう事を言うと相手の内藤選手に申し訳ないと思うが、ある意味亀田親子はマスコミによる扇動の被害者だったと思う。なお今回の騒動で父親は全ての処分を認めていて、それでいて息子の行く末を庇うように、息子の処分は厳しいとコメントしている。煽るだけ煽ったマスコミは何事も無かったのようにしていたりする。ボクシングの世界はチャンピオン以外は生活保障を受けている人以下の貧しい生活をしていることを考えると、亀田親子がマスコミに乗り、暴言を吐きまくってTV受け良いようにしてしまっても、ある意味仕方がなかった点もあるとも思う。にも関わらず、生活保障を絶対に受けることのないくらいの給与をもらっているマスコミが、何事も無かったかのように済ませようとするのが非常に許せない。彼らも亀田兄弟のように切腹コールを受けるべきである!

 ホリエモンの時もそうだが、個人がたまたまポッと出の訳分からん輩を英雄視するのは構わんが、マスコミが煽るのはどうかと思う。できればその時煽ったマスコミもTVの前に出てきて糾弾されて欲しいと思う。彼らは影で何らかの処分は受けていると思うが、負けたボクサーほどのキツい生活は送ることは絶対無いので、せめて同じくらいの厳しい処分は受けて然るべきだ。こんな事言うと奴らは得てして、「俺は命をかけて報道してたんだ」とか言うアホウがいるが、丁度この前犠牲になった長井健司氏のように、本気で命をかけて報道して欲しい。そう私は思う。

 

・10月17日(火)

病原菌

 あの産総研でP3クラスの微生物に対するズサン管理が見つかってしまったという。なおこの事件、マスコミでは妙に騒ぎ過ぎている感も否めないが、管理がズサン過ぎたのも否めないところである。ところでニュースで「生物危険度レベル3」とか語っているのは、どうやら「P3クラス」のことと同意義だったらしい。知っている人は知っていると思われるが、P2とP3には実験操作上ではかなりの壁があり、P3を扱うのは色んな意味で大変である。逆にP2クラスは以外と簡単に扱えたりする。かなり簡単に言えば、セーフティーキャビネット(安全キャビネット)が部屋にあれば良い。その中で実験操作を行なえば、特に文句を言われることも無い。なおこのP2クラスには、サルモネラ菌とかもいて実際にはそこら辺に普遍的に居る菌だったりする。ヒトの皮膚にも普通に付いていたりする。

 こんな事を聞くと何が危険なのかが分からなくなってくるが、要するにちょっとでも「病原性のある菌をそこら辺で増やしてしまう」ことがダメなのである。だから「培養や生存確認の作業」を行ったということは、菌をそこら辺で増やしてしまったことを意味していて、かなりやってはいけない行為であったりする。というか受け入れる時点で、P2クラスはそこら辺にいる菌であるため「うっかり」で済まされる可能性もあるが、P3はまず「うっかり」で済まされない。万が一、ウチにP3クラスが「うっかり」持ち込まれたら・・・・・会社ごと無くなっても何も文句は言えない、いや誰もが言わない。その位、扱いには気を使う必要がある。

 ところで実際にこれらの微生物がどの程度危険かというと、P2クラスは抵抗がかなり弱くなっている場合に感染する場合がある程度。P3クラスはちょっと吸った場合に死ぬ可能性もある。そのためP3クラスは厳重に隔離された部屋で操作する必要がある。この上にP4があって、あの宇宙服みたいな服を着て操作をする必要があるという。日本にはP4クラスの部屋が無いらしく、どこまで厳重な管理をする必要があるかも、余り知らなかったりするのだが・・・

 さてこれらの菌の安全管理について、他ではおおよそ厳重に扱っている。まずどんなクラスの菌でもオートクレーブで菌を死滅させることができる。また通常は菌を触ることの無いように実験を行なう。というか、雑菌が入ったら実験にならないという話もあるが・・・。そして菌が付着した器具も全てオートクレーブするように、徹底した指示をさせられる。これらはたとえP1クラスの無害の菌しか扱ってなくても、徹底するように言われる。P1クラスの中には、むしろそこら辺に居過ぎて、完全に居ない方がありえないのもあるのだが・・・。そして下水すらも細菌を流さないようにも出来ているし、さらに危険な菌を流さないようなチェック機構もある。完全に安全な菌なのに大量にいた場合には、かなり文句を言われる。そうした規制の中で行なっていることなので、一応は安心してね。

 

・10月20日(土)

祝・日本シリーズ進出

 2年連続の日本シリーズ進出おめでとう! 今日、中日が3連勝で巨人を下し、日本シリーズ進出を決めました。リーグ戦の最後では巨人に負けていたし福留もいなかったので不利ではないかと思ったけど、前の戦いで阪神に勝った勢いもあって一気に勝ちあがったようですね。個人的には「中日が勝っても盛り上がらないし、経済効果に影響しない」とか言われたりしたので、そんな中で勝ち上がってくれたことが嬉しい。なにより派手でマスコミに取り上げられるチームに対して、地味だけど実力をもったチームが勝ちあがってくれたのも嬉しい。この前ボクシングであの騒ぎがあった後もあって、人気があるからといっても勝てないという事が証明されたのでもあると、私は考える。

 さてこの巨人敗北を見て、またナベツネが五月蝿く言い出すんだろうなあとも思う。なお優勝チームに対してのアドバンテージは、ホームでゲームができるという点があるが、巨人に関してのみこのアドバンテージは無きに等しいと思う。というのも「地元ファン」が最も少ないのが、巨人だと思うし。これを受けて、去年のパリーグのように1勝のアドバンテージもつけてくれないかなあとも思う。昨月の日記にも書いたように、やっぱり何のためにリーグ戦をしたのか意味を持たせるためにも、アドバンテージが必要であると思う。もし今年アドバンテージがあれば、中日の心理状況も変わり、巨人が勝てた・・・・・かも知れない。

 

・10月26日(金)

報奨金

 今年の8月くらいに奨学金を全額返金していたのだが、その返事がこの前ようやく帰ってきた。ここ木更津にいると、物価が安いし、遊ぶ場所もない。金が貯まる一方である。とりあえず当面は全く使い道の無い金が貯まったところで、奨学金の返金を行なうことにした。なおこの返事が結構長い間返ってこなかったので、何かの詐欺に遭ったのではないか? とも思ってしまった。まあ我々には分からない面倒臭い手続きがあって、それに手間取ったのだろと考えることにしよう。

 ところで奨学金の種類によっては早期に返却すると報奨金を貰える。それが結構いい金額であったりする。さてたまには色々と金を使ってみることにするかな。とりあえずバッテリーが切れ掛かかり10分も会話できない携帯、シャッターを押しても写真の撮れないデジカメ、唸る音が大きくなってきたPCを買い換えることにしようか。いずれも、もういい加減交換しろよと言われているものばかり、全く役割を果たしていないものもあるか・・・。とりあえずこの辺を買い換えてみることにしよう。

 

・10月29日(月)

回収不能

 上で奨学金のことを書いたら、奨学金が回収不能になっているというニュースが出ていた。奨学金の滞納どころか不払いが増え続け、今や総額2000億円にもなったという。いやこれは、やり過ぎだろう。というか上の日記で報奨金を使ってデジカメやらPCやら買おうと書いたのが、後ろ髪引かれる気分になってしまうじゃないか・・・。またまた使い道に困る金ができてしまったなあ。

 ここ数年、奨学金の予算は増え続け、手に取れる人は利子つきの「きぼう21プラン」を含めて1/3にもなるという。ただ私もそうだったんだけど、その奨学金は多くの場合遊ぶ金に消えてしまうんだよね・・・。学ぶことを奨めるお金が、遊ぶことを奨めるお金になっていたりする。いちおう本当にお金が無くて、奨学金を受け取って勉強している人もいない訳ではない。親の年収が200万ちょっとだったり、親がリストラされてたりと、かなり苦しい状況に立たされている人も、結構いた。そういう人に対してかなり申し訳が無いので、返せる人は返すのが筋だと思う。とりあえず、真っ当な職について返却能力のあるのに返さない人は何らかの法的処置を講じるのはどうだろうか?

 ところでもう一つ気になる事がある。ここ数年前から回収不能になっていると言われているにも関わらず、奨学金の予算が増えていることだ。回収不能な問題が発生していて、しかも誰でも奨学金が手に入るような状況で、予算を増やして手に入れられる人を増やしたら、余計に回収不能な金が増えるんじゃないか? まだバブル期のつもりでいるのだろうか?? そもそも事務局に連絡しても返事が遅いし、何かお役所仕事の匂いがプンプン漂ってくる。さらに言うと、奨学金の予算が増えることで得する役人がいるんじゃないだろうか・・・? 奨学金は返す方にも問題があるが、受け渡す側にも問題があるのでは、と思う。

 


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