ウイルス対策をはじめるにあたって、まずは、コンピューターウイルスがどんなものであるかを簡単に お話しますね。
コンピューターウイルスとは何か?
とにかく簡単に言ってしまえば、”パソコンがかかる伝染性の病気のようなもの”、それがコンピューターウイルスです。
とはいえ、実際の病気ではありませんし、私たちの身近で流行するウイルス、たとえばインフルエンザのように、自然発生するものでもありません。
人の手によって意図的に作られ、ばら撒かれた悪質なプログラム、それがコンピューターウイルスなのです。
たとえば、一般的に普及しているプログラムな どは、すべて使用用途がありますよね。
ワードならワープロ、エクセルなら表計算。
では、家計簿ソフトなら?
当然、家計簿をつけるために使いますよね。
実は、ウイルスの基本はこれらと同じプログラムなのです。
でも、ワードやエクセルのように使用用途のあるプログラムではありません。
ウイルスの目的は貴方のパソコンを壊したり、勝手に貴方のパソコンを使って、他の誰かのパソコンを壊させたり・・・と、とにかく悪質な嫌がらせや、面白いからと言うだけ の興味本位から作られているのです。
このウイルス、とにかくとても小さく、貴方が知らないうちに貴方のパソコンに入ってきます。
そしてある日突然、持ち主であるあなたの意思に関係なく、あなたのパソコンや他人のパソコンに攻撃をはじめます。
あんまりメールもこないし、インターネットもほとんど使わないから自分だけは大丈夫と思っている方、それは間違いですよ。
ウイルスの攻撃は無差別ですし、自分だけの問題ではないのですから。
ウイルス対策は、インターネットやメールをする人間すべての義務であり、最低限のマナーだということを知っていてくださいね。
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