DC接続方法による画質比較
DCをPC用CRT・PC用液晶・ブラウン管TVに、各種方法で接続した際の画質を比較してみました。 比較に使用したモニタは ・PC用CRT:EIZO T761(19inch) ・PC用液晶:EIZO S2000(20.1inch) ・TV用CRT:なんか古い東芝の21inch(平面ブラウン管になるちょと前くらい?) それぞれのプレイ画面を一時停止して、似たようなシーンになるようにして、デジカメで1600×1200で撮影。それを25%縮小した画像を載せています。ちなみに画像の色合いは実際に見えている感じとはかなり違いますのであしからず。 では、まず、一番スタンダードな、コンポジット接続(DC標準でついてくるケーブル)で、TV用CRT(縦)でCHK。
さすがコンポジット、色合いもなんだか違うし、ボケボケです。「眠い」画面というやつでしょうか。自機中心の緑マークの中にある白線丸なんて、存在すら分かりません。 S端子ケーブル接続で、TV用CRT(縦)でCHK。 色合いはかなりよくなりました。画質もシャープとはいえないものの、コンポジットと比べるとずっと綺麗です。自機中心の緑マークの中に、なにかある、程度には見えています。 では、ここから本命VGA接続です。 まずは、PC用液晶(縦)。S2000は現在(07年2月現在)UXGA機種の中では、結構上位クラスの機種です。カラーモード、スムージング等、デフォルト設定です。 色合いは画面拡大に際してちょといまいちになってます。調整はきくのでしょうが。画質は、自機中心の緑マークの中の白丸もしっかりみえるのですが、画面拡大のために、シャープさに欠けます。細かいところまで描写できてるけど、シャープじゃない、という、ちょと変な感じ。ちなみに、画像では分かりませんが、動いてるシーンでは、敵弾のギザギザがかなり目立ちます。はっきりくっきりした液晶のために逆効果になっている感じ。もしかすると、このへんはある程度安物の液晶の方が、うまくボケていいのかもしれません。 次に、PC用CRT(横)です。 どうしても画面が小さくなってしまうのですが、めちゃくちゃ綺麗です。色合いも画質もさすが。ただ、画面が縦モードに比べて縮小されている関係か、自機中心の緑マークの中の白丸はよくみえません。TV用CRT(縦):S接続よりはずっとみえますが。何より、実際に動いているときの敵弾のくっきりはっきり度が、他とは別世界です。初めてDCでこれを見たときは本家アーケードとのあまりの違いにびっくりしました。 そして、最後に、PC用CRT(縦)。実際は壊れるのがこわいので、縦モードにして撮影しているだけで、実際には縦にしてません^^ もう何も言うことはありません。とんでもなく綺麗です。この縮小した小さな画像でも分かるように、自機中心の緑マークの中の白丸も完璧に見えます。こんな完璧な見え方は、本家アーケードではどんな状態の筐体でも見たことありません。というか、ずっと白線は三角だと思っていました^^;。これを見てしまうと、壊れる危険性を承知で、今や貴重なEIZOのCRTを縦に置いてしまおうかと悩んでしまいます……。 個人的な画質感想としては、 PC用CRT(縦)>>PC用CRT(横)>>状態のいいブラストシティモニタ>PC用液晶(縦)>状態の悪いブラストシティモニタ>TV用CRT(縦):S接続>TV用CRT(縦):コンポジット>TV用CRT(横):S接続>>TV用CRT(横):コンポジット というところでしょうか。(横画面によるプレイ感の変化などは考慮していません) はぅ……EIZOのCRT縦にしたいよぉ…… |