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MML基本編 第3回「音の強弱を指定しよう!」


さて第3回では、音の強弱についてと、第1回で説明しそこねた音域について説明しようと思います。

おそらく第1回と第2回で作った「かえるのうた」を演奏してみて、音が小さすぎるんじゃないかと思う人がいると思います。
もちろんMMLでも、音の強弱を指定することができます。

音を指定する言語は、音の強弱=音量=ボリュームなので、

をつかいます。

「V」のあとに数値をいれてボリュームを指定し、数値が小さいほど音が小さく、大きいほど音が大きいです。
ただし、マビノギのMMLでは1〜15の範囲でしか指定できません。
Vを指定しない場合の初期状態では、v8〜9あたりの音量です。

つまり「V1」だと一番小さい音でさっぱり音が聞こえませんが、「V15」だと音は馬鹿でかく耳を壊す・・とまではいきませんが、楽器と音環境によってはスピーカーがびりびりいってうるさく耳障りに聞こえ、あまり好ましくないことになります。

↓は2分音符のドでv1〜v15の音をだしたものです。

音の強弱

これも音の長さ(第2回)で説明した L と同じように、楽譜の途中で変更していくことができます。

音の強弱が加わるだけで、音楽に表情がつくものなのです。
上のMidiでもわかりますが、音が大きくなってくると、足音のように迫ってくるかんじがわかります。
ちなみにおいらは一番苦手な分野でもあります(笑)

ここまで理解できば簡単な曲であれば大抵はMMLを書くことができますが、ついでに音域を覚えましょう。

音の高さの説明にもどりますが、

と永遠の螺旋階段で音の高さが変化していきます。
もちろん上の左側にあるドと右側のドの高さはさっぱり違います。
MMLでも、その違いを伝える指令をださないといけません。

そのためには、

を使うことで指定することができます。
英語のオーですよ?

これもVやLのように、Oの後に数値をいれることで変化します。
マビノギでは1〜8だったかな?
そして初期の何も書かないときは「o4」ではじまっています。

ただし!
マビノギの楽器にはそれぞれ適切な音域があるので、それ以外の音域をだそうとすると音はずれの原因になるので注意してください。

それぞれの楽器の音域は以下の通りです。

それから、 o1 から o2 の音域に上げたいときは次の指令でもできます。 逆に下げたいときは です。


ここまで読めた人おつかれさまでした!!
あとはみなさんオリジナルでいろいろ試すことです!

著:kunkun 編集:勇吹