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ギャラリー囲い
「gallery囲い」では玉の囲いを紹介します。 「美しい」と感じる人は強い人です。ごゆっくり鑑賞してください。(^ー^)ノ 

「対振り飛車囲い」


「舟囲い」
対振飛車での基本型。船の形に似ていることから「舟囲い」と呼ぶ。 飛車の打ち込みによる横からの攻めに強い。 反面8七や7六が弱い。 急戦を狙うため、奇数筋の歩を突くのが特徴。




「舟囲い5七銀左型」
舟囲いの発展。急戦の基本型。 振り飛車の体制によって4六銀や3七桂の攻めを見せる。 4八の銀を残しておくことにより3七の地点を補強している。



「セメント囲い」
舟囲いから持久戦になったときの囲い。 堅いが発展性がなく、初めから目指す囲いではない。



「左美濃囲い」(天守閣美濃)
攻守両用のバランスの良い囲いである。角筋を止めることなく、堅く囲える。 横からの攻めには非常に強い。逆に玉頭を攻められると非常にもろい。



「4枚左美濃」
玉頭が弱いという左美濃の欠点を克服している。4枚で囲い、非常に堅い。 しかし、最近では振り飛車の対策がすすみ、6六の歩をつけないことが多く 最近では見ることが少なくなった。



「銀冠囲い」
銀冠の居飛車版。非常に堅い。しかし、対振り飛車では桂馬を跳ねられたとき、 角や銀にあたるので、振り飛車が美濃の場合は組みにくい。 必然的に振り飛車側が穴熊のときの有力な対抗手段となる。



「居飛車穴熊」
現代将棋の一大革命を起こした囲い。この囲いの出現によって、 プロ棋界では振り飛車党が激減した。4枚で囲うが、飛車角のさばきが つけやすく、かなり乱暴な攻めも成立するという理想的な囲いだ。



「居飛車穴熊6七金型」
振り飛車の対策により4枚穴熊に組みにくくなった。 現在、対四間飛車では6七金型が圧倒的に多い。



「銀冠穴熊」
銀冠から2手かけると穴熊になる。スキを見せずに穴熊に囲える。



「ビッグ4」(史上最強の囲い)
囲いの中では最強の囲いといわれている。なかなかここまでは囲えない。 銀冠から進展してこの形になることが多い。



「銀冠囲い2」
角筋を通したまま銀冠にした囲い。右四間飛車でよく使われる。



「ミレニアム」
2000年頃に登場し、このような名称がついたが他に「西田スペシャル」「トーチカ」などの名称がある。 藤井システムの登場により玉が角筋に入る居飛車穴熊が苦戦し、玉の位置が角筋を外れた囲いが誕生した。 穴熊に比べると多少堅さは劣るが、スキを見せずに囲うことができる。