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将棋上達学校 どうやったら勝ちなの?・・・将棋は王様を詰ますゲーム
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よく「将棋は王様をとったら勝ち」と書いてあるのですが、少し違います。
正式なルールでは王様を取られると「反則負け」なんです。

ではどうやったら勝ちなんでしょう?

それは王様を「詰ましたら勝ち」なんです。
詰みっていうのは王様が動けない状態なんです。

玉が次に必ず取られる状態=「詰み」ということです。
玉が詰んだら「投了」(負けを宣言すること)するのがルールです。
取られるのがわかっていて逃げるのは見っとも無いですよ。(^○^)
素直に「m(_ _)m負けました。。。」と言える事も強くなるには大切です。

 【A図】
左の図で水色は玉が動ける部分を表しています。
赤い点は金が利いている部分を表しています。
玉が助かるには金を取るか、逃げるかしかありません。
金を取ると歩に取られますからだめです。
逃げられるところはすべて金が利いているからやはり取られてしまいます。

これは「 頭金 」と言われる手筋です。

 【B図】
B図は詰みではありません。逃げるところはありませんが、金を取れば詰みません。

A図の場合は金を歩が守っていましたが、B図はただで取ることができます。

このように、詰ます場合には王手をかける駒が取られないようにすることが大切です。

 【C図】
C図も詰みではありません。C図はA図とよく似ていますが少し違います。
今度は銀なので△1二玉、あるいは△3二玉と逃げることができます。
ここなら銀が利いていないからです。

詰ます場合には玉に逃げられないようにしないといけません。
ただ、「王手!」「王手!」と王手ばかりかけていても勝てないのです。

 【D図】
D図は詰みです。これは「 尻金 」と言われる手筋です。
動けないことを確かめて下さい。

 【E図】
E図も詰みです。これは「 腹金 」と言われる手筋です。
これも動けないことを確かめて下さい。

このように詰みの形を沢山知っておくことが勝つ秘訣です。

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