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将棋上達学校 対地下鉄飛車りきシステムとは?
▲5九角で端攻めを緩和する TOPへ戻る

四間穴熊にとって地下鉄飛車は天敵といえよう。 なんの工夫もせずに戦うとあっという間に粉砕され、 無残な屍を残すことになる。地下鉄飛車とはそんな戦法なのだ。 ここで解説する「りきシステム」は苦心の末、最もこれが うまくいったといえる布陣である。ただ、正直なところ 「この人は地下鉄を使ってくる」と分かっている場合は 穴熊を避けるのが無難かもしれない(笑)。しかし、 不運にも地下鉄飛車に出会ってしまったら、こう指そう!

■りきシステムの理想形
左の局面がりきシステムの理想形である。
地下鉄飛車は狙いが端攻めと分かっているだけに 対策も立てやすいという面はある。
■2筋交換型もある
実は△2四歩〜△2五歩〜△2六歩と2筋を交換する 指し方の方が本格的で手ごわいのであるが、同じ指し方でよい と思う。ここでは2筋を交換しない普通の地下鉄飛車を紹介する。

■ポイント
▲5九角と引き△2五桂には▲2六歩を見せる。 この角筋を通しておけば、簡単には端をつぶされない。 角筋で端攻めをけん制しながら左銀を▲6七から▲5八〜▲4九〜▲3八とうまく 固める。 端をガッチリと守って、反撃を狙う。
■地下鉄飛車に対する指し方はこれ以外にも いろいろある。▲5六銀型もかなり指されていて 弱い角頭や桂頭を狙った指し方もかなり試したのだが 勝率はかなり悪かった。「りきシステム」の布陣を 指してからは、対地下鉄飛車の勝率はグンと上がったので かなり優秀な陣形だと思う。

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