remove
powerd by nog twitter
将棋上達学校 棒銀に対する受け方
対振り飛車棒銀戦法をどう迎え撃つか？ ■ ＴＯＰへ戻る

■従来の棒銀定跡
棒銀戦法は古くからある定跡なのですが、振り飛車の対策もずいぶん進んでいます。 ここでは従来の定跡と、振り飛車の最新の対策を２点紹介しましょう。

■従来の棒銀定跡
最終手△４三金が従来の棒銀対策で棒銀について書かれている定跡書は 大部分がこの変化である。しかしながら、この手は玉が薄くなり あまりこの手を好まない振り飛車党も多い。

途中の変化でポイントがある。▲３七銀で先手の作戦が明らかになったわけだが 正しい手順は▲２六銀と出る前に▲４六歩である。しかし、実戦では ▲２六銀と先にでる人が意外に多い。もし▲２六銀が先なら 下の対策を使おう。

■知る人ぞ知る「棒銀対策△４二金」
左の手順は▲４六歩の前に▲２六銀とした手順である。 大切なのは△６四歩を省略して△４二金を間に合わせること。 この△４二金は最近その優秀性が確認された手で、棒銀対策の 決定版と言ってもよいだろう。この手があるので先に▲４六歩と するのが正しい手順なのだ。
最終図では攻めがあるとすれば端攻めぐらいだろうか。

■棒銀対策△６五歩
もう一つ知っておいて頂きたい棒銀対策。それが△６五歩である。 △４二金が間に合わないときはこの対策をとると良いだろう。
この戦型は比較的新しく、私も実戦経験は少ない。（棒銀をされることがあまり ないのです（;´▽｀A``）ただ、棒銀をされた場合は上記の△４二金かこの △６五歩のどちらかの対策をとっており、△４三金は指さなくなりました。

■ ＴＯＰへ戻る