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講座6 終盤力をアップするには...
私の勉強法
速度計算などの高等な力は別として寄せの力をつけるには非常に効果のある方法です。 ぜひ試してみてください。

@ 実戦形の詰め将棋の本を決める。

実戦形であることが重要。詰め将棋はともすると実戦の感覚と相反する要素をもっている。 実戦に役立つためにも、実戦形が望ましい。
<お勧め>
「勝つための詰め将棋」(桑原辰雄著)毎日コミュニケーションズ
「実戦 詰みの急所」(日浦市郎著)毎日コミュニケーションズ


A 詰め将棋を解く。

さて、解いていくわけだが、私の場合1分ぐらい考えて分からなければすぐ答えを見てしまう。 詰め将棋の本で挫折するのは「解けない」と「だめだー」と思ってしまうところにあると思うが、 実は全然だめではない。読みの力をつけるためには頭脳に手順を焼き付けることの方が 重要である。いくつものパターンが頭に焼き付いていて初めてひらめく。 ひらめくのは多くのINPUTがあればこそである。

B チェックをする。

次が重要であるが、本にチェックをする。私の場合、問題番号に印をつけるが、解けたら「/」(スラッシュ) で番号を消す。解けなければ「チェック印」(字がでない....(+_+))をする。このチェックによって 解ける問題と解けない問題を識別するのが1回目である。一通り解くのは時間を要するが、2回目以降が本当に役に立つ練習なので 1回目を解くのにはできるだけ時間をかけない。すぐ答えを見るのはそういった理由からである。この時点で解答を見て 頭の中で読めない問題はとばすこと。

C 2回目を解く。

ここからが本当の練習である。2回目は間違えた問題だけをやっていく。「/」をつけた問題はとばし、 チェック印をした問題だけやっていく。2回目も1回目と同様に正解・不正解の印をしていく。 つまり、間違えた問題はチェックの印が2個ついていることになる。

D 間違いを正解するまで3・4回…と同じことを繰り返していく。

3回目はチェックの印が2個ついている問題だけをやっていく。3・4回…とやっていくうちに解く問題の数はドンドン減っていく。 最後には全部の問題に「/」の印がつく。

E あとはあなたの工夫次第!

ここまで終了すれば必ず終盤の力はアップしているはず。・。・\
あとはタイムトライアルで全問を解くのに何日でできたとか何時間でできたとか何回解いたとか 自分のやりたいようにやってみよう。 とにかく解く時間がドンドン早くなっていくはずです。

さあ、あなたもやってみよう!必ず力がつきますよ♪